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Introducing ジン U50、U50.SDR、U50.S 500m防水を誇るダイバーズウォッチ 2020年新作

堅牢なドイツ製ツールウォッチが普段使いに最適なサイズに。

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クイック解説

 春になると、気が早いけれどダイバーズウォッチを熱くさせる夏の到来を予感させる。 既にいくつか非常に楽しい新ダイバーズウォッチが発表されているが、ジンは新たにミドルサイズのUシリーズと呼ばれるダイバーズウォッチを発表した。バリエーションがいくつかあるが、新しいU50は、直径41mm、厚さ11.2mmのテギメント加工を施したステンレスケースをもつモデルである。

ファースト・インプレッション

 ジンのUシリーズは、彼らの最新かつ最先端のダイバーズウォッチである。非常に高い視認性と堅牢ながらもモダンなスタイリングが特徴の同シリーズは、多くの愛好家の心を掴んで離さない。僕が10年以上前、時計の世界に足を踏み入れたときには既に、本機は文句のつけようがないほどの本格ダイバーズウォッチだった。しかし、困ったことに主力製品であるU1のケース径は44mmなのだ。大型の時計にしては装着感は良いが、やはり大きな時計であることに変わりはない。

 過去数年にわたり、顧客はジンに対してよりクラシックなサイズのスポーツウォッチを求めてきた。そうして待っていると、このU50が登場したというわけだ。これは、U1で非常に愛されてきた要素を定番の41mmのケースに持ち込んだものだ。僕を含め特定の愛好家にとって、これは大きなリリースである。

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 41mm x 11.2mmにピンと来なかった方には、別のスペックをお伝えしよう。50気圧防水、両面無反射コーティングのサファイア風防、ねじ込み式リューズ、ソリッドケースバック、負圧耐性、そして2つのダイバーズウォッチ規格であるDIN8310とDIN8306を満たしている(ヨーロッパの潜水器具規格EN250/EN14143とDNV GLに準拠し検査・認定が行われている)。
 一切妥協のないモダン・ダイバーズウォッチにおいて、典型的なドイツらしさを取り入れながら製造しているジンあり、というわけだ。内部には、3時位置に日付表示を備え、4Hzのハイビートで駆動するスイスのセリタ製自動巻きムーブメントSW 300-1が搭載されている。

 ストラップなしで74gの重さを誇るU50は、3つのモデルをベースにいくつかのバリエーションが用意されている(上)。まず、ビーズブラスト仕上げを施されたステンレス製のU50だ。テギメント加工を施したSS製ベゼルを持ち、同様にテギメント加工をケースに施すオプションも存在する(この場合U50-Tと呼ばれる)。
 お次のU50.SDRは、テギメント加工ベゼルにブラック・ハード・コーティングを施したモデルだ(テギメンド加工を施したSSケースモデルのU50-T.SDRもある)。そして最後に、ケースとベゼルの全てにブラックのテギメント加工+PVDを施したU50.Sだ。全モデルともマッチしたSSブレスレットか、いくつかのラバーストラップ(赤、白、または黒)が選択可能だ。

 ラバーストラップのU50は35万円から、ブラックブレスレットのU50.Sは51万円からとなっている(テギメント加工も施されているモデルだ)。"フォティーナ"(ヴィンテージ風加工)やヴィンテージからのインスピレーションはゼロで、優れた(そして薄い)ケースサイズ、真のツール・ダイバーズウォッチとしてのスペックを備えた時計であり、試着するのを待ちきれない一本だ。長い間U1を愛用してきたが、悲しいことに僕の手首はU1に相応しくなかった。しかし今では、そういう悲しみは全てなくなるのだ(全て税抜予価)。


基本情報

ブランド:ジン(Sinn)
モデル名:U50、U50.SDR、U50.S

直径:41mm
厚さ:11.2mm
ケース素材:Uボート・スチール(特殊結合方式の逆回転防止ベゼル、テギメント加工1500ビッカース)
文字盤色:ブラック
インデックス:印字
夜光:あり
防水性能:500m防水
ストラップ/ブレスレット:スティールブレスレット、もしくはラバーストラップ

左から新作41mmのジン U50とオリジナル44mmのU1。


ムーブメント情報

キャリバー:セリタ SW300-1
機構:時、分、秒、デイト表示
パワーリザーブ:38時間
巻き上げ方式:自動巻き
振動数: 4Hz(2万8800振動/時)
石数:25
追加情報:DIN 8309規格の耐磁気性能


価格・発売時期

価格:U50 35万円、U50.SDR 36万円、U50.S 41万円(全て税抜予価)
発売時期:今夏発売予定

詳細についてはジン公式サイトへ。