Introducing タイメックス　Q TIMEXに3種のカラーバリエーションが登場 2021年新作

　レッドとブルーの特徴的な“ペプシ”ベゼルのファーストエディションは抽選販売でたちまちsold out、昨年発売されたニューカラーバージョンもオンラインショップで30分で完売となるなど、大注目を集めるQ TIMEXに新しいカラーバリエーションが登場する。

　Q TIMEXは、1979年に発売されていたクォーツウォッチを忠実に復刻したモデルだ。レッドとブルーに塗り分けられたアルマイト加工の回転ベゼル、コインを使ってユーザー自身で電池を交換できるハッチ・ケースバック構造、織り込みによるステンレススティールブレスレット、そしてクォーツの頭文字“Q”をブランドロゴの上に配したダイアルなど、オリジナルのもつディテールをそのままに再現している。

　これまでは2色に塗り分けられたツートーンカラーベゼルを採用していたが、この度発表となった新作ではブラック、そしてネイビーと、初めて単色カラーベゼルを採用。ベゼルからケース、ブレスレットまで全てブラックでまとめた精悍なモノクロームモデル、ブラックダイヤルにブラックベゼルを組み合わせたモデル、そしてイエローゴールドカラーのケースとブレスレットにネイビーのダイヤルとベゼルを組み合わせた3つがコレクションに加わる。
　なお、時計のスペックは従来モデルと変わらず。3時位置にデイデイト表示（英語・スペイン語併記）を備えている。

　価格は3モデルとも全て2万4200円（税込）。5月14日（金）から公式オンラインストアにて先行予約を開始し、5月21日（金）から一般発売をスタートする。なお、モノクロームモデルのTW2U61600は、BARNEYS NEW YORK各店（銀座本店、六本木本店、横浜店、福岡店）にて先行発売中だ。

　2019年5月に先行してアメリカで1000本のみ発売された“ペプシ”ベゼルのQ TIMEXは、即完売となった話題作だった。ロレックスのGMTマスターにそっくりなカラーリングということも注目を後押し、人気を呼んだことは記憶に新しい。日本では2019年6月に販売を開始したが、以降はバリエーションモデルを定期的に投入しており、充実したコレクションを展開している。

　ちなみに、2020年5月にはブラックダイヤルにグリーン×ブラックベゼル、ブルーダイヤルにオレンジ×ブルーベゼルの2モデルを追加。2020年6月には、ホワイトダイヤルにレッドとブルーベゼル仕様を1モデル、2020年9月にはブラックダイヤルにレッド×ブラックベゼル、イエローゴールドカラーのケースとブレスレットにネイビーダイヤルとネイビー×ブラックベゼル、そしてローズゴールドカラーのケースとブレスレットにブラックダイヤルとブラウン×ブラックベゼルを合わせた3モデルが追加された。

　公式にはこれで全7モデルの展開となるが、これに加えて、実はもう一つのバリエーションが存在している。HODINKEE限定となる、Q Timex HODINKEEリミテッドエディションだ。この1本では、カレンダー機能を外したほか、アルマイト加工を施したカラーベゼルではなく、スティールカラーをそのまま生かしたベアメタルのSSベゼルを採用した（リミテッドエディションの詳細については、上記のリンクを確認して欲しい）。

　厳密にいうと仕様は異なるのだが、この度登場した新作はQ TIMEX HODINKEEリミテッドエディション以来初となる単色カラーベゼルを採用したモデルとなっている。

　かつてロレックスのGMTマスターでは、ツートーンカラーベゼルよりも単色カラーベゼルの方が人気だった（現行では製造されていないのが残念）。その理由の多くは、単色カラーの方が派手さが抑えられて着けやすいから、というものだったが、確かに単色カラーベゼルの方が色味が少なくスッキリしているように見える。

　筆者個人としても、さらっと着けやすそうなため、単色カラーベゼルの方が好みだ。気になっているのは全てブラックでまとめられた精悍なモノクロームモデル。下の写真のようなクールな雰囲気が魅力的である。Q TIMEXは過去いずれのモデルも入手が困難だったため、今回も購入には骨が折れそうだ。気になる人は、公式オンラインストアで先行予約をすることをオススメする。

ブランド： タイメックス（Timex）
モデル名： Q TIMEX
型番： TW2U61600（モノクローム）、TW2U61600（ブラックベゼル）、TW2U61600（イエローゴールドカラーにネイビーベゼル）

直径： 38mm
ケース素材： SS
文字盤色：  ブラック（TW2U61600、TW2U61600）、ネイビー（ブラックベゼル）
インデックス： プリントドット
夜光： 時・分針、インデックスに蓄光
防水性能： 5気圧
ストラップ/ブレスレット： 織り込みSSブレスレット（アジャスター付き）
追加情報： 電池交換用ハッチバックケースバック

キャリバー： PC33（Seiko）
機構： 時・分表示、センターセコンド、デイデイト表示（英語・スペイン語併記）
外径： 22.6 × 22 × 23.7mm
厚さ： 4.15 mm（バッテリーを含む）

価格： 各2万4200円（税込）
発売時期： 5月21日（金）から。5月14日（金）より公式オンラインストアにて先行予約を開始
限定： なし

詳細は、タイメックス公式サイトをクリック。