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Watch It バン・ナイスタット、機械式時計の世界に深く潜航した彼が辿り着いたのはマラソンだった

大切な人からの贈り物がきっかけで、時計の世界にどっぷり。まさに“時を超えて”語り継がれる、王道のストーリーだ。

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2000年代初頭にHBOで放送されたシリーズ『ザ・ナイスタット・ブラザーズ(原題:The Neistat Brothers)』で、一躍その名を知られることになったケイシーとバンのナイスタット兄弟。その後ふたりはそれぞれ別の道を歩みながら、最終的にはYouTubeを主戦場にキャリアを築いていくことになる。兄のケイシーは、毎日投稿のバイラルビデオを通じてネット界のアイコンとなった。そして近年では弟のバンもYouTubeで活動を本格化。飾らないリアルな語り口で注目を集めており、最新の動画では初めての機械式時計購入にまつわるストーリーを披露している。彼が選んだのは、マラソンのGSAR Type II 41mmだ。

 バンは自らの手で直すことをよしとする“アナログ主義”で知られており、それはヴィンテージのランドクルーザーに代表される彼のライフスタイルからも明らかだ。そんな彼だが、これまで時計を身につけたことは1度もなかった、……少なくとも最近までは。時計の世界への第1歩は、兄ケイシーから贈られたタイメックスのアイアンマン トライアスロンだった。大切な人からの贈り物が情熱の火を灯す。時計の世界では、そんな話は決して珍しくない。

 バンの長年の視聴者でありファンでもある私が感じているのは、彼の原動力のひとつが“好奇心”であるということだ。この初めての時計を身につけて間もなく、ヴァンは「気に入ってはいる」としつつも、いくつかの点で自分のニーズを満たせていないと語り、次に選んだのがカシオ スタンダードのMRW-200HJだった。だがこれもまた、完全には彼の期待に応えるものではなかったと気づくことになる。

41MM ARCTIC OSAR-D

マラソンによる直近のリリースのひとつ、アークティック OSAR-D 41mm。

 調べを重ねた末に、バンがこれぞ理想とたどり着いたのがマラソン GSAR Type II ダイバーズ オートマティック 41mmだった。その喜びは画面越しにも伝わってくるほどで、視聴者としても強く共感できる。自分のニーズにぴったり合った1本を見つける瞬間に勝るものはない。ヴァンはその興奮を、彼らしいユニークな方法で表現した。なんと動画内の短いカットを説明するためだけに、この時計の文字盤を3フィート(約90cm)サイズで再現してしまったのだ。

 最初の1本を手に入れてからというもの、バンはマラソンにどっぷりとハマり、ついにはブランドに直接コンタクトをとる。その結果、2本目となる46mmのCSAR Type II ダイバーズ オートマティックを贈られることになった。こうした経緯から、この動画は実質的にはマラソンとWorn & Woundの仲間たちが関わるワインドアップ ウォッチ フェアのプロモーションでもあるわけだが、正直に言って、これほど本物を感じるものはそうそうない。この動画には、私たちが時計に引かれる理由のすべてが詰まっている。特定の用途に応じた1本が欲しいという動機、他人のすすめをきっかけに始まる試行錯誤、いくつかの候補を経て最終的にこれだと思える1本に出会うまで。その一連の旅路が、たった8分で美しく記録されている。この動画は心からおすすめしたい作品だ。視聴はこちらのリンクから。

腕時計について詳しくは、マラソンの公式サイトをチェック。