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Introducing ブライトリング スーパーオーシャン ヘリテージに新世代モデルが登場

ケースサイズの縮小に加えて、デザインもさりげなく進化しているって? これは見逃せない。

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我々が知っていること

ブライトリングのスーパーオーシャン ヘリテージがコレクション全体を刷新し、2017年以来の大幅なアップデートを行うと発表された。従来のダイバーズモデルを“少し大きすぎる”と感じていた人……、たとえば最小モデルでも42mmというサイズ感にためらっていたような人にとっては、まさに朗報といえるだろう。今回の新世代機では多くのファンが喜ぶであろう新サイズ、40mm径のスーパーオーシャン ヘリテージがラインナップに加わったのだ。

 ケースはスリムになり、40mm径のモデルではラグ・トゥ・ラグで48.2mm、厚さは11.73mmと、非常にバランスの取れたプロポーションに仕上がっている。ケースの全面ポリッシュ仕上げやラグのデザインは従来のままだが、新たにマッシュルーム型のリューズが採用され、シルエット全体がより柔らかな印象に仕上がっている。

Breitling Superocean Heritage black 40mm

 今回のアップデートでは、すべてのサイズにおいてさらに洗練されたダイヤルデザインが採用されており、スーパーオーシャン ヘリテージ ’57で見られた要素がいくつか取り入れられている。サンレイ仕上げのダイヤル上には、くさび型のアプライドインデックスと、特徴的な形状のマーカーが12時位置に配されている。また、これまでゴールドであしらわれていた筆記体“B”のアプライドロゴがゴールドではなくなったことで、ダイヤル全体が落ち着いた印象となっている。ダイヤル上のテキストは簡素化され、フォントも調整されており、“BREITLING”ロゴのカーニング(文字間隔)にもゆとりが持たされている。

Caseback of new Superocean B31 movement

 遠目からでも“スーパーオーシャン”だとわかる要素のひとつだったストレートエンドリンクのメッシュブレスレットもアップデートされ、ケースに沿う立体的なエンドリンクを採用。より一体感のあるデザインへと進化している。また、メッシュ調のパターンがエンボス加工されたラバーストラップも用意されている。

 ケースを裏返すと、新たに採用されたサファイアクリスタルのケースバックから自社製のCal.B31を鑑賞できる。今年、38mm径のトップタイムシリーズで初登場したこの自動巻きムーブメントは、2万8800振動/時で駆動し、約78時間のパワーリザーブを誇る。クロノメーター規格(COSC)認定を受けており、-4〜+6秒/日以内に収まる高精度を実現している。

new Superocean Heritage collection

 刷新されたスーパーオーシャン ヘリテージには新たに加わった40mm径モデルに加え、ひと回り小振りな36mm径、従来どおりの42mm径および44mm径のラージサイズもラインナップされている。また、同コレクションのクロノグラフモデルもアップデートされ、ケース径42mmで登場。こちらには自社製クロノグラフムーブメントであるCal.01が搭載されている。40mm径モデルの価格は90万2000円(税込)から(ブレスレット仕様のモデルは95万1500円)。スペックや詳細は以下に掲載されている。


我々の考え

スーパーオーシャン ヘリテージの新世代モデルは、待望されながらも長らくお預けとなっていた。しかし、その待ち時間に十分見合う価値があったと言える。今回のブライトリングによるアップデートは、まさに的確。デザインの改良はもちろんだが、ライン全体として小径化に舵を切った点も、近年のトレンドに非常にマッチしている(もはや46mm径のスーパーオーシャン ヘリテージは存在しないのだ)。これまで40mm径のスーパーオーシャン ヘリテージがなかったことを思うと、むしろ不思議にすら感じられる。今回登場した36mm径モデル(ブルーと、注目のミントグリーン)は、非常にコンパクトなダイバーズとして新たな選択肢となっており、ユニセックスで汎用性の高いデザインに仕上がっている。一方で、ラージサイズのバリエーションも引き続き用意されており、まさに“すべての手首にフィットするライン”となった印象だ。

Breitling Superocean Heritage Black Dial

 なかでも個人的にもっとも心を引かれたのは、ダイヤルデザインの変更だ。ブライトリングにはこれまで大胆なデザインが多かったが、全体をわずかにトーンダウンさせたことで、この新作たちは驚くほど多くの場面に使えるものとなった。これらの変化が既存のファンを遠ざけるような要素になることはないだろう。特にダイヤルのタイポグラフィに関しては、非常に繊細で控えめな調整にとどまっている。しかしこの洗練された新しいルックは、これまでとは異なる層のユーザーをブランドに引き寄せる可能性がある。今回の変化は、今年のほかの新作モデルにも共通するブライトリングの方向性をよく表しており、このトレンドが今後も続くことを願いたい。


基本情報

ブランド: ブライトリング(Breitling)
モデル名: スーパーオーシャン ヘリテージ(Superocean Heritage)

直径: 40mm
厚さ: 11.73mm
ケース素材: ステンレススティール
文字盤色: ブラック、もしくはグリーン
インデックス: アプライド
夜光: あり
防水性能: 200m
ストラップ/ブレスレット: SS製メッシュブレスレットまたはラバーストラップ


ムーブメント情報

キャリバー: ブライトリング自社製 B31
機能: 時・分表示、センターセコンド表示、デイト表示
直径: 28.4mm
厚さ: 4.8mm
パワーリザーブ: 78時間
巻き上げ方式: 自動巻き
振動数: 2万8800振動/時
石数: 26
クロノメーター認定: COSC認定


価格&発売時期

価格: ブレスレット仕様は95万1500円、ラバーストラップ仕様は90万2000円(SS製40mm、42mm、44mmモデル)/36mmモデルは81万4000円/B01クロノグラフ 42mmは126万5000円〜。以上すべて税込
発売時期: 発売中
限定: なし

詳細は公式サイトをチェック