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Introducing ブルーダイヤルのスティール製ノーチラス! トラベルタイム クロノグラフ 5990/1A が帰ってきた! その他パテックの新情報を紹介

ローズゴールドの5712とバゲットベゼルのサプライズも登場。


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我々が知っていること

今わかっていることの前に、我々が知っていることについてお話しよう。パテック フィリップ ノーチラス5711が製造中止となり、それに伴い5990/1A、別名スティール製のトラベルタイム・クロノグラフが製造されたことを知っていた。この時計は、5711や5712のブルーの色合いとは異なる、独特のグレーの文字盤を備えるモデルだ(この点については、また後日詳しく説明する)。そして、映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』でアース・エンジェルを演奏中のマーティ・マクフライの手のように消えていったのだ。しかし、どんな映画にもハッピーエンドがある。パテックは、5990/1Aの復活を発表したのだ。

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 これは、同じくブルーダイヤルの新しいリファレンス、41mmのノーチラス5811のニュースと同時に発表されたものだ。こちらはホワイトゴールド製だ。このように、パテックは「ソレイユ仕上げと外周に向かって濃くなるブラック・グラデーション」を特徴とすると説明するダイヤルカラーを除けば、すべてにおいて、現行のスティール5990と新作モデルのあいだに多くの違いは存在しない。

 パテック フィリップの自動巻きCal. CH 28-520 C FUSは、フライバック・クロノグラフ、トラベルタイム(スケルトンの時針がホームタイムを示すふたつの別々の時針で異なるタイムゾーンを表示可能)、アナログ日付機能(12時位置、ローカルタイムと同期)を通じて、この41.5mmのスティール作品の中心であり続けている。このスティールブルーの魅力的なピースは、購入希望者に921万8000円(税込)で提供される。

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 次の新作は、大きな塊のような40mmの一体型ブレスレットとローズゴールドケースを備えたノーチラスRef. 5712/1R-001だ。この新しいローズゴールドのバリエーションは、ブラウンのサンバーストダイヤルとブラックのグラデーションで構成されている。本機もまた、誰もが知っているモデルを新しい貴金属のフォルムと文字盤のカラーリングで表現したもので、1113万2000円(税込)で販売される予定だ。

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 バゲットなくして、ごちそうは完成しない。ノーチラスのジュエリーモデルRef. 7118/1300R-001は、68個のバゲットカットダイヤモンドがローズゴールドの時計にたっぷりと敷き詰められている(かなりの数だ)。ベゼルには、12時と6時位置にコニャックカラーの貴石、9時と3時位置にシャンパンカラーの貴石を配し、2色のグラデーションを表現している。しかし、それだけでは終わらない。文字盤上にはアワーマーカーとして、11個のオジーヴ型 コニャックカラーのスペサルタイトが配され、サファイアケースバックから見えるパテック自動巻きCal324S Cムーブメントが鼓動している。そして、これだけのダイヤモンドを使用しても、この7118のプライスタグはRef.5712/1R-001と同様に1113万2000円(税込)となっている。

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我々が思うこと

パテックは、映画『アベンジャーズ インフィニティ・ウォー』後のマーベルによく似た動きをしている。我々のお気に入りのキャラクターが、その存在から切り離されたと思いきや、1年近く経ってからまた瞬時に戻ってきた。そんなところだろうか。もちろん、今年初めに別れを告げた時計と同じものではない。スティール製のノーチラスはまだないのだ。しかし、それこそが、この新しいスティール、ブルーダイヤル5990の魅力なのだ。デュアルタイム、クロノグラフ、アナログデイトという3つのコンプリケーションを搭載し、パワーアップしたモデルである。多くの意味で、これはスティール製のノーチラスの目玉であり、真の機能的なツールウォッチなのだ(小売価格が900万円超えではあるが)。

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 このトリオのなかで、この時計は私にとって傑出した時計だ。実際、5811よりも目立っていると思う。この時計には何か特別なもの、より実用的なものがあり、高価でないパッケージがその事実を際立たせているのだ。また、5711の後塵を拝する形で生産中止となったこともあり、現在では最も注目されているモデルだと思う。でも、それは私の意見だ。繰り返しになるが、このモデルについて報告することは、これ以上多くはない。ムーブメントはそのままに、複雑機構とケース9時側のプッシュボタンでふたつのタイムゾーンを表示する機能を搭載した。ただ、文字盤の色がブルーになったことで、よりノーチラスに見えるようになっただけだ。

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 5712/1R-001に話を移すと、「ローズゴールド!」としか言いようがない。ケース、ブレスレット、ダイヤルのトーンオントーンのデザイン選択に、私は実のところ非常に気に入っている。ブラウンのサンバーストダイヤルは、赤や青のアクセントカラーと好対照をなしている。5712のローズゴールドモデルは、ブラウンレザーストラップとダークブラウンダイヤルの組み合わせしかなかったが、このモデルで初めてブラウンレザーストラップとダークブラウンダイヤルが採用された。私は、フルゴールドと明るいブラウンのサンバーストのまとまりを気に入っている。そして、今、あるいはこれからも、この時計のために大金を払うことはないだろうが、遠くからこの時計を鑑賞することはできる。

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 7118/1300R-001にセットされた68個のバゲットダイヤモンドには、ちょっと涎が出そうだ。だって、ほら、見て。7118のリファレンスレンジは、何かと派手なものが多いのでけれど、これはローズゴールドを引き立てるカラーグラデーションで、実にセンスよく仕上げられた時計だと思う。パテックはこの時計をレディスコレクションに位置づけているが、私は35.2mmのノーチラスをいつでも手に入れたいと言わざるを得ない。それをやってのけるほど自分が十分にファッショナブルではないと思うが、私がこの作品を身につけたって何の問題もないだろう。しかし、多分この7118は私のために物事を好転させるノーチラスなのだ。まず、1113万2000円を見つけるところからはじめなくては。ちょっと行ってくる。

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基本情報

ブランド: パテック フィリップ(Patek Philippe)
モデル名: ノーチラス(Nautilus)
型番: 5990/1A、5712/1R-001、7118/1300R-001

直径: 40.5mm (5990/1A)、40mm (5712/1R-001)、35.2mm (7118/1300R-001)
厚さ: 12.53mm (5990/1A)、8.52mm (5712/1R-001)、8.62mm (7118/1300R-001)
ケース素材: スティール (5990/1A)、ローズゴールド (5712/1R-001と7118/1300R-001)
文字盤色: ブルー(5990/1A)、ブラウン(5712/1R-001)、シャンパン(7118/1300R-001)
インデックス: アプライド(5990/1Aと5712/1R-001)、オジーヴ型コニャック・カラー・スペサルタイト (7118/1300R-001)
夜光: あり
防水性能: 120m (5990/1A)、60m (5712/1R-001と7118/1300R-001)
ストラップ/ブレスレット: 一体型ブレスレット

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Ref. 5990/1Aに搭載されたCal.CH 28‑520 C FUS。


ムーブメント情報

キャリバー: CH 28‑520 C FUS (5990/1A), 240 PS IRM C LU (5712/1R-001), 324 S C (7118/1300R-001)
機構: フライバッククロノグラフ。中央にクロノグラフ針。60分積算計。ふたつのタイムゾーン:ローカルタイムとホームタイム表示。ローカルタイムとホームタイムのデイ/ナイト表示を小窓で表示。ローカルタイムと連動した日付表示(5990/1A)、時・分・秒(7118/1300R-001)、時、分、スモールセコンド、ムーンフェイズ、日付、パワーリザーブ表示(5712/1R-001)
巻き上げ方式: 自動巻き
クロノメーター認定: なし

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価格 & 発売時期

価格: 921万8000円(5990/1A)、1113万2000円(5712/1R-001と7118/1300R-001)、すべて税込価格
発売時期: 今すぐ
限定: なし

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