G-SHOCKの2021年最新作を実機写真で紹介

今回は、G-SHOCK好きの方にはたまらない、ちょっと変わった記事をお届けする。根っからのG-SHOCKファンはもちろん、ちょっと興味があるという方にも特別な内容だ。HODINKEEの才能あるフォトグラファーのひとり、ティファニーが、G-SHOCKの最新モデルたちをさまざまな角度から撮影してくれた。本当は5000字以上の大作記事としてご紹介したいところだが、バランスを考えて厳選した。ティファニーの写真を独り占めするのはもったいないので、ここにまとめた写真の数々をぜひご覧いただきたい。

　価値の高いストリートスタイルから、最先端の素材、さらにはローズゴールドまで、まさにビュッフェ形式で楽しむG-SHOCKの数々だ。

G-STEEL GSTB100GC-1A（日本発売未定）

　G-STEELのミッドレンジモデルであるG-STEEL GSTB100GC-1Aのブラック/ゴールドの新色（420ドル）をご紹介しよう。直径53.8mmのG-STEELは、Bluetoothを搭載したタフソーラームーブメントを内蔵し、200m防水、LEDバックライト、そしてベゼルは耐傷性に優れたIPが施されている。フルブラックに　ゴールドを少し取り入れたいという方にはおすすめで、夏にもぴったりのモデルだ。日本で購入可能なG-STEEL GSTB100シリーズ一覧はこちら。

MRG-B2000BS-3AJR 華婆娑羅（はなばさら）

　今回発表されたMRG-B200BS-3AJR 華婆娑羅は、武将の甲冑からインスピレーションを得たモデルで、MR-Gシリーズの中でもフラッグシップに相当する。甲冑を作るために熱せられた鉄をイメージしたカラフルなDLCを大胆に使用し、ベゼルとブレスレットには、耐久性に優れた特殊合金であるコバリオンとDAT55Gを採用している。

　さらに、ベゼルはすべて特別な訓練を受けた職人によってカット・研磨され、ファセットに鏡面仕上げが施されているが、これは素材の硬さを考えると至難の業である。価格と納期は現時点では未定だが、ご興味のある方はこちらからお申し込みを。

G-SHOCK GA110SKE-8AJF

　G-SHOCKのスケールの反対側に位置する新作のGA110SKE-8AJFは、G-SHOCKが展開するスケルトンシリーズの一部だ。税込1万7600円のGA110SKE-8AJFは、ダークな色合いのグレーの樹脂製ケースとブレスレットをベースに、アナログとデジタルの要素を共存させ、200m防水、耐磁性、オートライトなど、映画『ブレードランナー2049』のような雰囲気を醸し出している。

G-SHOCK GMW-B5000TR-9JR

　もっと楽しいものを求めているって？　このGMW-B5000TR-9JRは、B5000シリーズの成功を受けて、ゴールドトーンのIPケースと、ひとつずつ異なる色を備えたコマのブレスレットを採用した、コレクション性の高いモデルだ。しかし、G-SHOCKらしく、このモデルは単なる新色というわけではない。

　ケースとブレスレットには、従来のチタンの約2倍の硬度をもつTranTixxii®（トランティクシー）と呼ばれるチタンを使用している。そのため、スティールと同様の鏡面仕上げを施すことができ、19万2500円（税込）のGMW-B5000TR-9はチタン製G-SHOCKとしては初の鏡面仕上げとなっている。

　GMW-B5000TR-9JRは、内面反射防止コーティングサファイアガラス、200m防水、Bluetooth接続、ソーラーパワー、電波修正など、このシリーズの成功を支えてきたすべての機能を備えている。決して安くはないが、素晴らしくクールでとてもG-SHOCKらしい時計だと思う。

G-SHOCK GMW-B5000GD-4JF

　TR-9JRよりもクラシックで手頃な価格のB5000が欲しいと思っている？　IPが施されたフルローズゴールド仕上げのGMB-B5000が登場した。イエローゴールドに続き、税込7万4800円のGMW-B5000GD-4は、ディスプレイにポジティブ液晶（イエローゴールドはネガティブ液晶）を採用し、優れた視認性を実現。