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クイック解説
2019年、IWCは初の“サンドカラー”モデルとしてパイロット・ウォッチ・クロノグラフ・トップガン “モハーヴェ・デザート”を発表した。この時計のインスピレーションは、モハーヴェ砂漠にある海軍航空兵器基地・チャイナレイクのドラマチックな風景から得られたものだ。ここでは、海軍が次世代の兵器システムや兵器のテストを行い、その使用方法や運用についてパイロットを訓練している。
このたび、IWCは、ビッグ・パイロット・ウォッチ・トップガン “モハーヴェ・デザート”とビッグ・パイロット・ウォッチ・パーペチュアル・カレンダー・トップガン “モハーヴェ・デザート”という、2つのサンドカラーモデルを新たにラインナップに加えた。前者は250本、後者は150本が限定生産される。
ファースト・インプレッション
90年代初頭の砂漠の嵐作戦から今日に至るまで、軍の装備は砂地に適応してきた。“デザート・タン”は“オリーブドラブ・グリーン”と同様に象徴的な存在となっている。これらサンドカラーのIWCウォッチは、現在も多くの軍事作戦が行われている環境を正しく反映した外観となっている。
これらのモデルに搭載されているムーブメント(IWC製Cal.52615はパーペチュアル・カレンダー用、Cal.52110はビッグ・パイロット・ウォッチ・トップガン用)は、SS製モデルと共通だが、そのケースと砂をテーマにしたダイヤルがこのモデルを特別なものにしている。セラミックは多結晶体の粉末に数種類の副材料を混ぜて形成されており、その独特の色は酸化ジルコニウムと他の金属酸化物を組み合わせたものだ。このケースに合わせて、この時計はダークブラウンのダイヤルとサンドカラーの針を備えている。IWCによると、これらのケースは“ダイヤモンドに次ぐ”ビッカース硬度を誇るという。
IWCは、30年代後半からコックピットで使用されてきたパイロット・ウォッチを製造してきた。第二次世界大戦以降、艶消しのスティールやマットなブラックがこれらの時計を特徴づけてきたが、21世紀の現代的な軍事作戦にインスパイアされたサンドカラーをテーマにしたハイテクケースは、テーマと完全に適合した正確なものだ。
基本情報
ブランド: IWC
ビッグ・パイロット・ウォッチ・トップガン “モハーヴェ・デザート”
型番: IW506003
直径: 46mm
厚さ: 14.6mm
ビッグ・パイロット・ウォッチ・パーペチュアル・カレンダー・トップガン “モハーヴェ・デザート”
型番:IW503004
直径: 46.5mm
厚さ: 15.6mm
以下、共通SPEC
ケース素材: セラミック
文字盤色: サンド
インデックス: 夜光
夜光: スーパールミノバ
防水性能: 60m(両モデルとも)
ストラップ/ブレスレット: サンドカラーのストラップ
ムーブメント情報
ビッグ・パイロット・ウォッチ・トップガン “モハーヴェ・デザート”
キャリバー: Cal.52110
機構: 時、分、秒、日付
石数: 31
ビッグ・パイロット・ウォッチ・パーペチュアル・カレンダー・トップガン “モハーヴェ・デザート”
キャリバー: Cal.52615(ビッグ・パイロット・ウォッチ・パーペチュアル・カレンダー・トップガン “モハーヴェ・デザート”)
機構:時、分、スモールセコンド、永久カレンダー(曜日、日付、月、両半球のムーンフェイズ、年表示)、7日間のパワーリザーブ表示
石数: 54
以下、共通SPEC
パワーリザーブ: 7日間
巻き上げ方式: 自動巻き
振動数: 2万8800振動/時
価格 & 発売時期
価格: 183万1500円(ビッグ・パイロット・ウォッチ・トップガン “モハーヴェ・デザート”)/ 402万6000円(ビッグ・パイロット・ウォッチ・パーペチュアル・カレンダー・トップガン “モハーヴェ・デザート”) 全て税込
発売: IWCブティックと正規取り扱い店
限定: 世界限定250本(ビッグ・パイロット・ウォッチ・トップガン “モハーヴェ・デザート”)/ 世界限定150本(ビッグ・パイロット・ウォッチ・パーペチュアル・カレンダー・トップガン “モハーヴェ・デザート”)
詳細は、IWC公式サイトへ。
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