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最も重要なアカデミー賞授賞式が終わったことで、2023年の映画シーズンが正式に終了した。今は前を向き、『デューン 砂の惑星 PART2(原題:Dune Part Two)』を劇場で何度も見て、2024年、2025年の公開スケジュールを心待ちにする時期だ(ウェス・アンダーソン、ヨルゴス・ランティモス、ポール・トーマス・アンダーソンが監督する作品をIMAXで)。奇妙なことに、ビル・マーレイ(Bill Murray)は今後1年以上のあいだに公開される、いくつかの新作に関わっている。直近の新作は『ゴーストバスターズ/フローズン・サマー(原題:Ghostbusters: Frozen Empire)』であり、最近ザ・トゥナイト・ショーにカルティエ タンクをつけて出演した。彼はまたCOVIDの影響により、ウェス・アンダーソン監督の『アステロイド・シティ(原題:Asteroid City)』降板を余儀なくされたが、彼の次回作である『The Phoenician Scheme』への出演が決定している。
しかしそれは、伝説的なコメディアンであり、ドラマティックなスターであるビル・マーレイにとって、製作中のいくつかの映画のうちのひとつに過ぎない。そして今日、我々はビル・マーレイが『ザ・フレンド』という映画を撮影している現場写真を発見した。この写真は、彼がニューヨークで巨大なグレート・デーン犬の横に立って両手を膝の上に置いている場面だ。
それはそれでいいのだが、今回の記事はタブロイド誌ではないので、映画スターと彼らのペットの撮影中のおふざけに興味を持つわけではない。彼の手首を見ると意外な、しかしとてもクールな時計が目に入るだろう。そう、オリス ビッグクラウン キャリバー473である。
この時計は2023年1月に発売され、過去9年間のうち10個目に開発した自社製ムーブメントを搭載している。オリスは、約120時間という驚異的なパワーリザーブを誇るこの新しいムーブメントを、完璧な38mm径のビッグクラウンケースに収め、さらにアップグレードした(そしてヴィンテージにインスパイアされた)ダイヤルフォーマットに採用した。
見た目の美しさを際立たせているのは、真っ白なアラビア数字が刻まれたパウダーブルーの文字盤、スモールセコンドのインダイヤル、そして日付を示す、パンチの効いた赤いアロー針である。これはあまり見かけない時計のひとつだ(70万円以下で買えるため当然だが)。オリスはここ数年、MLBとのコラボレーション(それぞれに慈善事業できる要素が含まれている)や環境保護活動、映画やテレビへの出演などで好調を博している。時計業界のこうした側面と密接に関わる者として、これこそがブランドが新たな顧客層を獲得する(そして獲得しつつある)方法なのだ。
しかしよりシンプルなレベルの話でいうと、近日公開予定の映画で、オリスを着用したビル・マーレイが見れるのは単純に素晴らしいことだ。この映画では、作家役であるマーレイがかつての恩師であり元作家だった人物が飼っていたグレート・デーンを引き取るまでを描いている。正式なリリースについての詳細はほとんどないが、この作品を鑑賞するのが楽しみだ。きちんと公開されたら、次のWatching Movies記事で取り上げることになるだろう。
Lead image: Getty Images/Hodinkee composite
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