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Introducing ウブロ クラシック・フュージョン オリジナルは、すべての始まりへと回帰する

カルロ・クロッコ手掛けるクラシック・フュージョン オリジナル。その意匠が、グレードアップを果たした。

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我々が知っていること

もし今日、あなたが35年間の低温冬眠から目覚め、久しく過ぎ去った1980年代の流麗で煌びやかな雰囲気を思い起こさせるような腕時計が欲しいと思ったならば。そのときにウブロほどふさわしい存在は思い浮かばない。特に、今回発表されたクラシック・フュージョン オリジナルのような腕時計は最適といえる。1980年に創業者カルロ・クロッコが製作したオリジナルに直接敬意を表して作られた新しいクラシック・フュージョン オリジナルは、3種類の素材と3種類のサイズから選ぶことができ、そのすべてが同モデルのルーツである革新的なラグジュアリーウォッチを思わせる。

Hublot Classic Fusion Original

 次の購入計画を立てる際にもぴったりなクラシック・フュージョン オリジナルにおいて、ウブロは33mm、38mm、42mmのサイズ展開に加え、それぞれにチタニウム、ブラックセラミック、イエローゴールドの3素材を用意した。これらにはサイズやケースの素材に関わらず、9種類あるバージョンすべてにポリッシュ仕上げのブラックダイヤル、最小限のインデックス、3時位置の黒地に白の日付表示、そしてケースにマッチするブラックラバーストラップが付属している。80年代初頭、ウブロはラバーストラップを装着した貴金属製ウォッチを発表して注目を浴びた。ウブロは今作を持ってその幅を拡げ、ゴールドモデルは今なお特異な選択肢としての印象を残している。

 38mmと42mmのサイズに搭載されているのは、ウブロMHUB1110。これはスイス製の自動巻きムーブメントで、毎秒4Hz(2万8800振動/時)で時を刻み、約42時間のパワーリザーブを備えている。一方、33mmのクラシック・フュージョン オリジナルはHUB2913クォーツムーブメントを採用しており、電池寿命は3~5年となっている。いずれのモデルもムーブメントありきではなく、デザインの様式美と個性、そしてラグジュアリーウォッチにおけるラバーストラップの常識に挑戦したウブロの系譜を意識していることがよくわかる。 

Hublot Classic Fusion Original

 クォーツムーブメントを搭載した33mmのチタニウム製のクラシック・フュージョン オリジナルの83万6000円から、42mmのイエローゴールド製オートマチックモデルの309万1000円までと、プライスレンジは幅広い。中間の38mmモデルは、チタニウム製が101万2000円、セラミック製が110万円、イエローゴールド製が262万9000円となっている。 ※すべて税込価格。

我々が思うこと

 3つのサイズのうち、自分が38mmを気に入っているのはちょっとした驚きだった。また、金無垢のオプションを好むのと同様に、低コストで汎用性の高いチタニウムを選ぶだろうことも想像に難くない。また、クラシック・フュージョン オリジナルのどれもが安価とまではいわないが、チタニウムとブラックセラミックのバージョンが4桁ドルの価格帯であることには驚かされた。

Hublot Classic Fusion Original

 結果として、ウブロはオリジナルモデルで築き上げたものを忠実に踏襲しつつ、素晴らしいプロダクトを完成させたと思う。一見したところ、新モデルはオリジナルに非常によく似ている。しかしウブロファンは、より厚い針、大きなリューズ、ややスクエアなラグ形状、厚いベゼル、前述した黒地に白の日付ホイール、そして小さな12個のネジではなく6個のネジを持つ最新のベゼルデザインに気づくはずだ。確かにオリジナルにとてもよく似ているのだが、完全に同じものを再現しているわけではない。

 つまるところ今作は、オリジナルデザインにアニバーサリー、リバイバルにこだわる時計業界にあって、クラシック・フュージョンを論理的に進化させたものだと捉えている。 むしろ僕たちの予想より数年遅れての発表であり、ミニッツマーカーが省略され、ダイヤルの装飾が控えめになっていることを除けば、これらの新モデルは、42mm、38mm、33mmのサイズを含む既存のクラシック・フュージョン ラインに酷似している。

Hublot Classic Fusion Original

 僕はそれを、悪いことだとはまったく思っていない。それどころか、これらいくつかの小さな変化によって、自分の腕で試して、この目で見てみたい時計が誕生したことを確信している(おそらく、数カ月後のWatches & Wondersで見られるだろう)。LVMHウォッチウィークで披露された、ウブロによる他の大胆な製品群と比べると、クラシック・フュージョン オリジナルはともすればいささかシンプルにも感じられる。しかし、さまざまな手首のサイズに対応するプロダクションモデルとして、新しいウブロファン、特に自称“80年代男子”を夢中にする存在となってくれるかもしれない。 


基本情報

ブランド: ウブロ(Hublot)
モデル: クラシック・フュージョン オリジナル(Classic Fusion Original)
型番:
チタニウム: 581.NX.1270.RX.MDM(33mm)、565.NX.1270.RX.MDM(38mm)、542.NX.1270.RX.MDM(42mm)
ブラックマジック: 581.CX.1270.RX.MDM(33mm)、565.CX.1270.RX.MDM(38mm)、542.CX.1270.RX.MDM(42mm)
イエローゴールド: 581.VX.1230.RX.MDM(33mm)、565.VX.1230.RX.MDM(38mm)、542.VX.1230.RX.MDM(42mm)

直径: 42mm、38mm、33mm
厚さ: それぞれ10mm、9.85mm、8.5mm (42, 38, 33mm)
ケース素材: チタン、ブラックセラミック、イエローゴールド
文字盤色: ブラック
インデックス: アプライド
防水性能: 50m
ストラップ/ブレスレット: ブラックラバーストラップ

Hublot Classic Fusion Original

ムーブメント情報

キャリバー: MHUB1110自動巻き(42mm、38mm)、HUB2913クォーツ(33mm)
機能: 時、分、秒、日付表示
直径: 25.6mm(HUB1110)
パワーリザーブ: 42時間(HUB1110)
巻き上げ方式: 自動巻き (HUB1110)
振動数: 2万8800振動/時(HUB1110)
石数: 25(HUB1110)

Hublot Classic Fusion Original

価格&発売時期

価格:
チタニウム: 83万6000円(33mm)、101万2000円(38mm)、105万6000円(42mm)
ブラックマジック: 93万5000円(33mm)、110万円(38mm)、128万7000円(42mm)
イエローゴールド: 228万8000円(33mm)、262万9000円(38mm)、309万1000円(42mm) ※すべて税込価格
限定: なし

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