trophy slideshow-left slideshow-right chevron-right chevron-light chevron-light play play-outline external-arrow pointer hodinkee-shop hodinkee-shop share-arrow share show-more-arrow watch101-hotspot instagram nav dropdown-arrow full-article-view read-more-arrow close close email facebook h image-centric-view newletter-icon pinterest search-light search thumbnail-view twitter view-image checkmark triangle-down chevron-right-circle chevron-right-circle-white lock shop live events conversation watch plus plus-circle camera comments download x heart comment default-watch-avatar overflow check-circle right-white right-black comment-bubble instagram speech-bubble shopping-bag

Introducing オーデマ ピゲ CODE 11.59に38mmモデルが新登場

CODE 11.59にとって、3~4mmのダウンサイジングは大きな前進だ。

ADVERTISEMENT

我々が知っていること

CODE 11.59が小振りになったことで、ラインナップの幅が広まった。これまでCODE 11.59のラインナップは41mmか42 mmのケースだけで展開していたが、オーデマ ピゲは本日、18Kピンクゴールドをまとう新しい38mm径のモデルを2本発表し、この状況を変えた。これらのダウンサイジングされたケースは新しい顧客を獲得するだけでなく、CODE 11.59コレクションの拡張への道筋を示す可能性も秘めている。

オーデマ ピゲ CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲオートマティックのパープルダイヤル

 アイボリーカラーとパープルの文字盤からなるふたつの新作ウォッチは、最近のほかの自動巻きCODE(スティール製41mm)とは異なるムーブメントを採用し、今回は2022年に発表された、26.18mm径×3.9mm厚のCal.5900を搭載する。この時計のパワーリザーブは約60時間へと減り、ケースは30m防水となった。しかし全体のサイズを小さくし、ケースの厚さを9.6mmにすることで、41mmは大きすぎると感じた人のために、よりユニセックスな選択肢が用意されたのである。

オーデマ ピゲ CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲオートマティックに搭載されたCal.5900
オーデマ ピゲ CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲオートマティックのアイボリーダイヤル
オーデマ ピゲ CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲオートマティックのパープルダイヤル

 そのほか更新されたCODE 11.59のデザインコードの部分はそのまま残っている。デザインは“好きか嫌いか”という命題であることが多いが、八角形のミドルケース、極薄のベゼル、そして丸いケースバックなどはそのままに、人々の心をつかんでいるようだ。スタイリッシュなラグの上部をベゼルに溶接し、下部はケースバックに対して微妙に傾いている。そしてケースはサテン仕上げとポリッシュ仕上げをミックスしている。最後にリューズとダイヤルの両方に、新鮮なコレクションのためのアップデートされたデザインコードがある。つまりグラデーションの視覚効果を与えるエンボス加工されたダイヤルと、より浅いくぼみを持つリューズが採用されたということだ。

 両モデルとも現在、440万円(税込)で発売中だ。


我々の考え

オーデマ ピゲが今年初めに発表した、新しいSS製のCODE 11.59は、このコレクションがブランドの将来の柱となる可能性を秘めた、確固たる地位を築き始めた瞬間のように感じられた。オーデマ ピゲに勤める誰もがロイヤル オークを唯一需要のある時計とし、長期的なビジネスモデル(ましてやブランドの深遠な遺産を、複雑な方法で継承することはおろか)を維持できると考えていないだろう 。

Code 11.59

Photo by Mark Kauzlarich

Code 11.59

Photo by Mark Kauzlarich

Code 11.59

Photo by Mark Kauzlarich

 SSがリリースされて試着してみたとき、ブランドが製品ラインを完全に作り上げるには時間がかかることを思い知らされた。初期のデザインの多くは、その驚くべきデザインだけでなく、日付窓の配置や文字盤の素材といった点でも、的外れであったという議論は確かにあった。第1世代のパーペチュアルカレンダーのような時計や、トゥールビヨン オープンワークといった極端なデザインの時計は、ある程度の潜在的な力を持っている。ただCODE 11.59のデザインコードに一体感があるのは、この世代になってからである。

オーデマ ピゲ CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲオートマティック、パープルダイヤルのリストショット

 しかし、それでもコレクションが苦しんだのはサイズだった。だから今回のリリースで足場を固めたと感じている。“アイボリー”やパープルのダイヤルは私には向いていないが、CODE 11.59の新たな可能性にはわくわくしている。37mmサイズのロイヤル オークは多くのファンを獲得し、主力製品となっているから、このCODEコレクションもすぐに成功するのではないか。あるいはどのCODEも、ロイヤル オークに対して商業的に成功しているのと同じくらいになると、私は考えている。いつか自分がSSでできた38mmのCODEを身につけている姿を目にするかもしれないとさえ思っているし、オーデマ ピゲが34mmまたは35mmの自動巻きCODEをリリースしても驚かない。CODEのあるべき姿が本当に発信された今、未来はより明るいものになりそうだ。

オーデマ ピゲ CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲオートマティックのアイボリーダイヤル

基本情報

ブランド: オーデマ ピゲ(Audemars Piguet)
モデル名: CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲ オートマティック(CODE 11.59 By Audemars Piguet Selfwinding)
型番: 77410OR.OO.A825CR.01(アイボリー)、77410OR.OO.A623CR.01(パープル)

直径: 38mm
厚さ: 9.6mm
ケース素材: 18Kピンクゴールド
文字盤: アイボリーまたはパープル(エンボス装飾入り)
インデックス: ピンクゴールドのアプライドインデックス
夜光: あり、針
防水性能: 30m
ストラップ/ブレスレット: パーリーベージュまたはパールパープルの“大きな竹班入り”アリゲーターストラップ、“AUDEMARS PIGUET”の刻印が入った18Kピンクゴールド製ピンバックル

オーデマ ピゲ CODE 11.59の組み立て

ムーブメント情報

キャリバー: 5900
機能: 時・分・センターセコンド、日付表示
直径: 26.18mm
厚さ: 3.9mm
パワーリザーブ: 約60時間
巻き上げ方式: 自動巻き
振動数: 2万8800振動/時
石数: 29


価格 & 発売時期

価格: ともに440万円(税込)
発売時期: すぐに
限定: なし

詳しくはオーデマ ピゲの公式サイトをご覧ください。