Introducing ブライトリング　トップタイム クロノグラフでデウスエクスマキナとトライアンフ・モーターサイクル、ふたつのコラボレートモデルを発表

　ブライトリングのマニュファクチュールCal.01を搭載したこの2本の新作ウォッチは、どちらもブライトリングが以前コラボした2ブランドとの限定モデルをベースにしている。そして今回、3作目となるコアコレクションがリリースされたのだ。両モデルともにステンレス製で、トライアンフはアイスブルーに映えるブラッククロノグラフカウンターが、デウスにはブラックダイヤルをベースにホワイトカウンターを合わせている。ストラップはブラックカーフレザー、またはストラップメッシュブレスレットから選択可能だ。

　デウスモデルの外側のトラック（スピードを出しすぎたときの警告だ）と、稲妻のような形をしたクロノグラフ秒針、そしてふたつのクロノグラフカウンターには赤が使われている。そしてトライアンフモデルは、ふたつのレジスターとタキメータースケール、レトロなブライトリングのロゴ、マッシュルームプッシャー、 “ゾロ”（快傑ゾロを彷彿とさせるマスクのように見えることから）デザインの文字盤など、独自の特別なテイストが特徴。1960年代にトップタイムで採用された、蝶ネクタイのようなゾロモチーフは、特定の角度からしか見えないメタルブラシ技術を用いているため、普段は文字盤から隠されている。どちらもCal.01のムーブメントが鑑賞できる、サファイア製シースルーバックを備えている。

　過去のコラボモデルを手に入れることは叶わなかったが、ブライトリングとデウス、またはトライアンフの両方が好きだという人は今なら少し時間があるため、すぐにお金を貯めて準備ができたら時計を購入しよう。サイズはどちらも直径41mm、厚さ13.3mm、100mの防水性を確保しており、価格は各99万円～（税込）で提供される。

　トライアンフから始めよう。最初に画像を見たとき青い色にピンとこなかったが、だんだんいいと思えてきた。2レジスタークロノグラフとしては手堅い選択のように見える。その点デウスのモデルは多くの点でより伝統的だ。シンプルな逆パンダクロノグラフでありながら、素晴らしい色使いと、タキメータースケール上にはデウスの格言である“In Benzin Veritas”（真実は燃料のなかにあり）という文字があしらわれている。

　クルマにインスパイアされたクロノグラフやモータースポーツ用のクロノグラフに関しては競争が激しい市場であり、特にクラシックを愛する人々にとってはシンプルなほうが好まれる場合が多い。しかしブライトリングはオートバイというニッチな市場で、ふたつの堅実なブランドと協力して、2本の超魅力的な時計を製造するという、素晴らしい仕事を成し遂げたのである。

ブランド: ブライトリング（Breitling）
モデル名: トップタイム B01 デウス（Top Time B01 Deus）、トップタイム B01 トライアンフ（Top Time B01 Triumph）
型番: AB01765A1B1X1（デウスカーフストラップ）、AB01765A1B1A1（デウスメッシュブレス）、AB01764A1C1X1（トライアンフカーフストラップ）、AB01764A1C1A1（トライアンフメッシュブレス）

直径: 41mm
厚さ: 13.3mm
ケース素材: ステンレススティール
文字盤: ブラックにコントラストカラーのホワイトのクロノグラフカウンター（デウス）、アイスブルーにコントラストカラーのブラックのクロノグラフカウンター（トライアンフ）
インデックス: バータイプ、タキメータースケール
夜光: スーパールミノバ®
防水性能: 100m
ストラップ/ブレスレット: フォールディングバックル付きブラックカーフスキンレザーストラップ（20/18mm）
またはバタフライクラスプ付きSS製メッシュブレスレット

キャリバー: ブライトリング01
機能: 時・分・スモールセコンド、4分の1秒クロノグラフ秒針、クロノグラフ（12時間積算計/デウスのみ、30分積算計）
直径: 30mm
厚み: 7.2mm
パワーリザーブ: 約70時間
巻き上げ方式: 自動巻き（ボールベアリングによる両方向回転式）
振動数: 2万8800振動/時
石数: 40（デウス）、34（トライアンフ）
クロノメーター: あり
追加情報: 垂直クラッチ付きのコラムホイール仕様

価格: カーフストラップは各99万円、メッシュブレスは104万5000円（すべて税込）
発売時期: 発売中
限定: なし