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クイック解説
30年以上も前に登場して以来、IWCの製品の中でも根強い人気を誇ってきたポルトギーゼ・クロノグラフに、今回初めてブレスレットが登場した。IWCの自社製キャリバー 69355を搭載したポルトギーゼ・クロノグラフは、ダニーがこの時計を手にして感じたように、その汎用性が高く評価されている。ポリッシュとサテン仕上げが施されたステンレススティール製ブレスレットを採用したことで、用途が広がり、レザーストラップでは合わない状況でも着けられるようになった。プレスリリースで、IWCの最高経営責任者(CEO)であるクリストフ・グランジェ・ヘア氏は、「ステンレススティールは、日常的な使用に適し、堅牢で実用的なだけでなく、耐腐食性があり、湿気、汗、海水の飛沫の影響も受けません」と述べている。
そしてもちろん、ストラップは従来のものと、いつでも交換可能だ。
ファースト・インプレッション
IWCが、ポルトギーゼ・クロノグラフにブレスレットを加えたことで、疑問が浮かぶ。なぜこれをもっと早く実現しなかったのか? この時計は素晴らしく洗練されているのと同時に、スポーティさも兼ね備えている。機は熟していたのだ。最近この時計は、古典的なコラムホイールを用いて、Cal.69355にアップグレードされた。それに合わせるブレスレットは、30年以上も続くこのモデルの進化を仕上げるものだったのだろう。良いものを作るには時間がかかる。このモデルの今日ある姿を作り上げた小さな変更の数々について、語るべき何かが確かにあるのだ ― ブレスレットを含む全てについてだ。
どんなブレスレットも時計のスポーティさを強く打ち出せる。しかし、IWCが本作に採用したものは、もともと航海用にデザインされたこの時計に特に無骨な美しさを与えている。ポルトギーゼ・クロノグラフは、これまでも優れた時計製造技術に裏打ちされた有能な腕時計であり続けてきたが、今回、ブレスレットが加わったことで、これまでにない形で、スポーティさを打ち出すことができるようになった。
基本情報
ブランド: IWC
モデル名: ポルトギーゼ・クロノグラフ(Portugieser Chronograph With Stainless Steel Bracelet)
型番: IW371617
直径: 41mm
厚さ: 13.1mm
ケース素材: ステンレススティール(SS)
文字盤色: シルバー
インデックス: アプライドアラビア数字インデックス
夜光: なし
防水性能: 30m
ストラップ/ブレスレット: SSブレスレット
ムーブメント情報
キャリバー: 69355(自社製)
機能: 時・分表示、スモールセコンド、クロノグラフ(12時に位置に30分積算計、センターにクロノグラフ秒針)
直径: 30mm
パワーリザーブ: 46時間
巻き上げ方式: 自動巻き
振動数: 2万8800振動/時
石数: 27
価格・発売時期
価格: 89万2000円(税抜)
販売時期: 2020年11月予定
限定: 通常ライン
詳細は、IWC公式サイトをクリック。
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