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今朝、日本時間の午後6時30分(東部時間は午前4時30分)、スウォッチは48時間前から予告していたイベントを開始し、東京にあるKABUTO ONEオフィスのドアを開けた。同イベントには予想どおり長蛇の列ができており、HODINKEE Japanのスタッフたちはいまなお続くムーンスウォッチの最新ストーリー、ムーンシャインゴールドを撮影するべく現地に駆け付けた。
思い出してほしいのだがこれは黄金の手(針)を持つもので、スウォッチによると1日しか手に入らないという。そして3月7日がその日だった。
カメラを構えたHODINKEE Japanの仲間たちは、その様子をただレポートしてきたのではなく、さらにムーンスウォッチの新型ムーンシャインゴールド本体のハンズオン撮影も収めてきている。
さらに、世界で最初のミッション・トゥ・ムーンシャインゴールドがレジを打つ瞬間も記録している。この最初の1本は、カリフォルニア出身で日本在住のコレクター、マット・クライン氏の手にわたった。昨日、我々の投稿を見て(お役に立てて光栄だ!)、最新のムーンスウォッチを手に入れるべくノートパソコンを持ち込み、リモートワークで作業していたという。
500人以上のファンが並ぶ列のなか一番手をゲットした彼は12時間以上待ったそうだ。
東京で行われた今朝のイベントの様子を、以下の写真とともにお伝えしよう。そしてムーンシャイン™ゴールドでコーティングされたクロノグラフ秒針が実際にどのように見えたのか、その背景もお届けしよう。
またそれだけではない。
そんなムーンスウォッチでは飽き足らない人たち(特に私とか)は、昨年、皆が夢中になって大ブームを巻き起こしたロンドンにカメラマンを派遣して、現地の様子をチェックしている。
ネット上で、新型はファーストモデルをわずかに改良しただけであると揶揄する声も聞かれたが、現実世界のファンはそんなことお構いなし。なぜなら今回、ロンドンには2000人以上ものファンがロケット船に乗ろうと現れたというレポートが上がっているからだ。
日本・東京
Photos by Masaharu Wada
ミッション・トゥ・ムーンシャインゴールド
イギリス・ロンドン
Photos by Olajide Smith
ロンドンにはおよそ2000人もの列(私は地元イギリスの専門用語がわかる)ができており、見ていて飽きることはなかった。昨日の午後4時半からひと晩寝泊まりして一番乗りだったダック・キム氏。彼が一番最初に手にすることができた。その理由を聞いてみるとキム氏は“ほかの11本も持っているから”と、ある種のコンプリート主義的な意味を持って答えてくれた。そして“ムーンシャインはブレスレットタイプを期待していたんだけどね”とも言っていた。ダック、我々もとても共感する。
実際、並んでいる人たちの多くは、想像以上に期待を持っていたようで、並んでいる最中にスウォッチがネット上に時計の画像を掲載したところ、それにがっかりして列を離れた人もいたようだ。現地を取材したカメラマン(昨年も参加したカメラマン)によると、スウォッチは、ロンドンのロイヤル・エクスチェンジのコンコースで、1度に4つの時計を販売することができたという。その全貌は、以下の写真でご覧いただきたい。
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