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我々が知っていること
セントルイスに拠点を置くブランド、モンタから最新作となるノーブル ボイジャーが登場した。これは既存のコレクションにGMT機能を追加したものだ。GMTを追加しながらも、同社のコレクションでは定番となっているノーブルのエレガントな外観とコンパクトなサイズを維持している。
ノーブル ボイジャーは、単独で調整可能な24時間針を持つ“コーラー”GMTを採用。スケルトナイズされたGMT針の先端にはスーパールミノバを塗布し、それがダイヤル外周の24時間スケールとともにタイムゾーンを示す。またポリッシュ仕上げのインデックスと針にもスーパールミノバを塗布しており、6時位置には日付窓を配している。モンタ ノーブル ボイジャーはサンレイグラデーション仕上げのブルーまたはグリーンダイヤルをラインナップし、サイズは38.5mm径×10.7mm厚(ラグからラグまで47mm)で、150mの防水性能を確保。これは3針のノーブルコレクションよりもわずか1mm厚いだけである。ブレスレットにはサテン仕上げのスティールブレスをセットする。
モンタ ノーブル ボイジャーの予約販売価格は2150ドル(日本円で約34万8000円)で、8月の納品を予定している。予約注文せず、後日購入する場合の定価は2395ドル(日本円で約38万7000円)だ。
我々の考え
モンタはノーブル ボイジャーのコーラーGMTにセリタ製SW330-2を選んだ。最近のHODINKEE Radioでも話したように、過去数年でGMTの需要は急増しており、ノーブル ボイジャーもこの賑やかな市場に参入を果たした。より多くのブランドが手ごろな価格、あるいは手に入れやすいフライヤーGMTを提供するなかで、モンタの新しいGMTは少し厳しい競争に直面するかもしれない。しかし時計の見た目がよく、完成度の高い時計であることに変わりはない。
モンタのフィット感と仕上げの品質にはいつも感心していて、特にこのブランドの価格帯でそれが実現しているのは本当にすごいと思う。新しいノーブル ボイジャーにも同じことを期待している。既存のモデルラインナップにぴったり合うし、モンタによるとさらにフィット感が高まったと言っているからだ。GMT針はスケルトン加工をしているため控えめで、これはダイヤルに焦点を当てるためだと考えられる。24時間目盛りの数字がダイヤルの中央寄りに配置されている点にはまだ完全に納得していないが、今週末開催されるワインドアップシカゴ(Windup Chicago)で実物を手に取るのが楽しみだ。
基本情報
ブランド: モンタ(Monta)
モデル名: ノーブル ボイジャー GMT(Noble Voyager GMT)
型番: 71DB00SP(ブルー)、71GN00SP(グリーン)
直径: 38.5mm
厚さ: 10.7mm
ラグからラグまで: 47mm
ケース素材: 316Lステンレススティール
文字盤: ブルーまたはグリーンのサンレイ
インデックス: アプライド
夜光: あり、スーパールミノバ(BGW9)
防水性能: 150m
ストラップ/ブレスレット: ステンレススティールブレスレット、クイックアジャスト機能付きデプロワイヤントクラスプ
ムーブメント情報
キャリバー: モンタキャリバーM-23(セリタSW-330-2ベース)
機能: 時・分表示、センターセコンド、日付表示、コーラーGMT
直径: 26.2mm
厚さ: 4.1mm
パワーリザーブ: 約56時間
巻き上げ方式: 自動巻き
振動数: 2万8800振動/時
石数: 25
価格 & 発売時期
価格: 予約注文時は2150ドル(日本円で約34万8000円)、定価は2395ドル(日本円で約38万7000円)
発売時期: 予約注文分は2024年8月納品予定
限定: なし
詳しくはモンタ公式ウェブサイトをご覧ください。
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