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「パテックのような素晴らしいブランドを所有しているとき、1つの製品だけではなく、ブランド自体を守らなければならないのです」 - ティエリー・スターン

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先日、我々はパテック フィリップであることそのものが簡単ではない理由をご説明した(記事「パテック フィリップ Twenty~4に2021年新作として3モデルが登場」参照)。ほんの少しの実験でも時計の専門家たちに大論争を引き起こす可能性がある。コレクター、ディーラー、そしてインターネットでコメントする人々は、このブランドがヒットを飛ばすことを必死に望んでいる。

 残念なことだ。

 インタビューでは、世界で最も人気のあるステンレススティール製スポーツウォッチの生産を中止することが判明して以来(記事「パテック フィリップ ノーチラス Ref.5711がディスコンに」参照)、我々が抱いてきた疑問に対して、社長のティエリー・スターン氏が回答している。

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 スターン氏は、ニューヨーク・タイムズのナザニン・ランカラニ氏に、なぜ彼がノーチラス Ref.5711を生産終了にしたのか、なぜ我々が公式発表ではなく生産終了品一覧からそれを知ることになったのか、次に何が起こるのか(彼はこれについては、手の内を明かさなかったが)、そしてどの店舗が最初にRef.5711に代わるモデルを受け取ることになるのかを語った。

 そして、彼は非常に驚くべき発表をした。Ref.5711が最後にもう一度だけ生産されるというのだ。「...5711には、最後のウイニングランが行われます。最終品番となるRef.5711。そしてそれは、予定ではありません」とスターン氏は語っている。

 もしあなたがスターン氏のこれまでのインタビューを読んだことがあるなら(我々の記事「なぜパテック フィリップのティエリー・スターンはステンレススティールにこだわり続けるのか?」を含む)、彼の回答の特徴である率直さに間違いなくお気づきになるだろう。彼は、たとえ直観的ではないように見えても、自分がしたことには理由があるのだ。最終的には、1つのSKUよりもブランドとしてのパテック フィリップを優先させることになった。彼は、ファンに愛されているプロダクトを潰すという決断に甘んじているわけではないわけだ。

The replacement to the Ref. 5711 will be quite major. It will be better than the Ref. 5711.

But I will not say today in what metal or if it will be in steel. It will be something else, very close, and logical.

– ニューヨーク・タイムズ、2021/2/10号より引用

編注:ティエリー・スターンはニューヨーク・タイムズでのインタビュー記事内で、ノーチラス Ref.5711の最終品番とリプレイスされる新作について触れている。明確にどんな時計が新たに発表されるかは明らかになっていないが、世界で3ヵ所のパテック フィリップ直営サロンで最初に見られるようだ。なぜ彼にこの決断をさせたかなど、多くのことが記事内で語られている。

その他、記事の全文は、ニューヨーク・タイムズの記事をご覧ください。