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Introducing ピアジェが自社のクラシックであるポロに超薄型の永久カレンダーを搭載してアップデート

ピアジェは薄型を熟知し、スタイルを知る。QP(パーペチュアルカレンダー)でもそれは実現されるのか?

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我々が知っていること

 ピアジェ ポロ パーペチュアルカレンダーは、同社の超薄型時計製造のノウハウとポロコレクションの進化が合わさったモデルである。

 まずはごく簡単な歴史の勉強を。1979年にピアジェがポロを発表したとき、それは一部の人々には好まれた。ゴドロンと呼ばれる水平方向の隆起と溝が交互に配されたとの時計は、ブレスレットやベゼルに至るまですべてに同様の加工が施されていた。ケースと文字盤、ブレスレットの完璧な一体化を実現した時計だと、ポロマニアの人々は口にした。

 なかにはこの時計を気に入らないという人もいた。 ジェラルド・ジェンタの時計に似ているが、彼が作ったものではない、と。そして、このポロはクォーツ製であった。

 その後30年間、ポロには数多くのバリエーションが存在し、それを追いかけるのは少し難しいほどだ。2009年に発表されたピアジェ ポロ 45は、同社がこの時計のために一貫したデザイン戦略を取り戻した瞬間でもあった。 チタン製のケース(ピアジェはそれ以前はイエローゴールド派だった)と自社製ムーブメントを備えていた。ピアジェはその後ポロ 45をコレクションとして展開し、クロノグラフ、永久カレンダー、トゥールビヨンなどを開発。自動巻きCal.880P(厚さ5.6mm)を搭載した、同社初の自社製クロノグラフもそのひとつである。

 2016年、ピアジェは再びアップデートしたポロSを発表したが、この時計はステンレススティール製で、クッションケースを採用していた。

 ポロの歴史とともに歩んできたのが、ピアジェの超薄型の歴史であり、それはこのメゾンが常に重要視してきた時計製造の分野でもある。1957年には早くも画期的な薄型手巻きムーブメント9Pを作り、1960年にはマイクロローターを採用した世界最薄の自動巻きムーブメントである12Pを発表。2020年、ピアジェはアルティプラノ・アルティメート・コンセプトを発表し、ブルガリに引き継がれるまでの数週間、それは世界最薄の時計となった。

 さて、この新作QPは42mm径で厚さ8.65mm。カラーはグリーンのみで、ポロ初期のゴドロンのスタイリングを呼び戻すようなテクスチャーである水平方向の溝が施されている。月、日、曜日は12、3、9時位置に配されたチタン製の枠を持つサブダイヤルで表示される。ムーンフェイズは6時位置だ。

 この時計はスティール製のブレスレット仕様で、グリーンのラバーストラップは簡単に追加することが可能だ。防水性は3気圧である。

 ムーブメントだが、同社のアイコンである超薄型ムーブメントをベースに、パーペチュアルカレンダーを組み込んだ自動巻き1255Pを搭載している。

 このグリーンのポロ パーペチュアルカレンダーは現状、価格未定で9月に発売予定だ。

我々の考え

 ピアジェの古い時計は本当に素晴らしい。私は午後中、それらを見たり、読んだりして過ごした。マイケル・B・ジョーダンが古いピアジェを所有しているのを知ったのだが、それは1979年のもので、1980年にパームビーチで行われたワールド・ポロ・カップでウルスラ・アンドレス(Ursula Andress)が着用したような時計であり、当時ピアジェのポロは世界で最もホットな時計となる最中にあった。

 私はこの新しい時計をもっと好きになりたいと思っている。私は今回の記事執筆にあたり、その母親に会った感覚があり、彼女は「私の息子に会ってみて」と言うものの、その後、彼はビデオゲームをしているだけで、私と話したがらずに友達より高いスコアを出すのに忙しそうだった。今までもよく言われてきたし、間違いなく最後でもないだろうが、この時計はヴァシュロン・コンスタンタンのオーヴァーシーズ・パーペチュアルカレンダー・エクストラフラットやノーチラス 永久カレンダー、ロイヤル オーク パーペチュアルカレンダー ウルトラ シンにとてもよく似ているのである。値段は大体半分くらいだと思うが、あのオリジナルのポロを華やかに作ったブランドが、サイズもこれらの高級な薄型ウォッチと大体同じながら防水性が低く、似たような時計出すのは、ちょっとだけ残念な気がしている。

 とはいえ、ピアジェの歴史にはかなり興味があるし、本当に素晴らしいいくつかの時計を作ってきたと考えている。この時計を間近で見ることができれば私の評価は大きく向上すると思うし、また、半初心者として、この時計が明らかに競合していくために作られた同じカテゴリーの他の時計と比較する機会があればじっくり触れてみたいと思っている。


基本情報

ブランド: ピアジェ(Piaget)
モデル名: ピアジェ ポロ パーペチュアルカレンダー ウルトラシン(Piaget Polo Perpetual Calendar Ultra-Thin)
型番: G0A48005

 42 mm
厚み: 8.65 mm
ケース素材: ステンレススティール
文字盤色: エメラルドグリーン
インデックス: スーパールミノバが塗布されたSS製
夜光: 針とインデックスにスーパールミノバ
防水製: 3気圧
ストラップ/ブレスレット: インターチェンジャブルSSブレスとラバーストラップ


ムーブメント情報

キャリバー: 1255P
機能: 永久カレンダー、ムーンフェイズ、時、分
厚み: 4mm
パワーリザーブ: 42時間
巻き上げ方式: 自動巻き
振動数: 2万1600振動/時
石数: 25


価格 & 発売情報

価格: 770万円(税込予価)
発売: 9月発売予定(現在プレオーダー受付中)
限定: 通常生産品

さらなる詳細は、ピアジェ公式サイトへ。

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