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リヴァプールファンにとって大きな一日がおとずれた。つかみどころのないプレミアリーグのタイトルを30年も待っていたリヴァプールは、先週木曜日にマンチェスター・シティがチェルシーに敗れた後、プレミアリーグの王者に戴冠したのだ。キャプテン・アメリカ似のクリスチャン・プリシッチ(Christian Mate Pulisic)の得点とウィリアン(Willian Borges da Silva)のペナルティキックのおかげで、チェルシーはディフェンディングチャンピオンであるマンチェスター・シティを沈めた。それによって全てのチームがリヴァプールに追いつくことが不可能となったため、優勝決定となったのだ。
スターディフェンダーのフィルジル・ファン・ダイク(Virgil van Dijk)は昨夜、チームと一緒に試合を観戦している間、スタイリッシュな装いで祝っていた。彼はカーキグリーンのアクアノート5168Gを着用している。また、キャプテンであるジョーダン・ヘンダーソン(Jordan Henderson)は、入手困難のアクアノート・クロノグラフ 5968Aを試合後のインタビューで着用していることが見かけられた。
念のためにここで補足すると、5168Gはバーゼルワールド2019で大々的に発表されたモデルだ。グリーン文字盤をもつ初のアクアノートであり、ほぼ入手不可能な5167Aと一致する文字盤とストラップを備えた40mmのSS製アクアノートが、カーキグリーンになったものだ。スティーブンが当時の紹介記事を書いたとき、グリーンの5167Aの唯一の手掛かりは2015年のオークション結果であり、サザビーズで5万2500スイスフラン(約595万円)で落札された。5168Gは、コンピュータの画面上では似ているように見えるが、全く異なる時計だ。ケースが42.2mmとかなり大きいうえホワイトゴールドを使用しており、重厚感を増している。スポーツウォッチであることに変わりはないが、そのフォルムをより贅沢で貴重なものにした。2017年には、アクアノートの20歳の誕生日を記念して、オールブルーのモデルも発表された。
注目すべきは、このカーキグリーンがパテックファンの間で、数年前からカルト的な定番となっていることだ。この時計はコレクターの痒いところを掻きむしることができる時計なのだ。カーキグリーンのラバーストラップは、元々は限定版の5167Aアクアノート用に作られたものであり、パテックがブラックダイヤルのアクアノートを持っている顧客に購入を禁止してからは、それ自体がとても入手困難になったのだ。 (Ref. 5164Aトラベルタイムと組み合わせた場合、どのような見た目か確認したい方は、ジョン・メイヤーの2回目のTalking Watchesをご覧ください--ネタバレ:すごく格好良かった)
パテックのメインラインナップの一部であるにも関わらず、この時計を手に入れることはほぼ不可能に近い(ほとんどのスポーツウォッチも同じように)ため、このような目立つ人物の手首に装着されているのは素直にカッコいい。リヴァプールの祝賀会やヨーロッパのサッカーリーグ再開の際に、他にも良い時計を発見した人はいるだろうか? もしあれば、下のコメントで教えて欲しい。
アクアノート 5168Gのさらなる詳細については、パテック フィリップ公式サイトへ。
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