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ロレックスがミニドキュメンタリー『ドント・ブリンク』を公開。レーシングドライバー、トム・クリステンセンに迫る

ル・マンで9回の優勝を誇るレーシングドライバーであり、長年ロレックスのテスティモニーを務めるトム・クリステンセンが、今年のル・マン24時間レースに先駆けて紹介されている。

今週末、フランスの伝説的なコースで開催される第93回ル・マン24時間レースを前に、ロレックスはブランドの公式YouTubeチャンネルで『ドント・ブリンク』を公開した。この9分間のドキュメンタリーでは、トム・クリステンセン(Tom Kristensen)のキャリアに迫る。彼はレーシングドライバーとして、ル・マンで通算9勝(うち6連覇)を挙げ、セブリング12時間レースでは6勝、さらに2013年にはFIA世界耐久選手権を制した。デンマーク出身のクリステンセンは2010年よりロレックスのテスティモニー(ロレックス独自の用語。アンバサダーという意)を務めており、本作では“ミスター・ル・マン”と呼ばれる彼の人物像により深く迫っている。

 カートレースからキャリアをスタートさせたクリステンセンは、ル・マンで勝利するために必要な要素や、24時間レースという国際舞台で戦うために求められる集中力のレベルについて、動画内で語っている。また本作では、彼のキャリアを脅かした大クラッシュやレースからの引退を迫られるなかで、彼がどのようにしてル・マンの舞台へと復帰したのかが描かれている。

 この映像を詳しく説明するのは避けたいが、テンポよく展開される本作は、モータースポーツ界のレジェンドが頂点で戦うとはどういうことかを語る絶好の機会となっている。ロレックス制作のドキュメンタリーらしく、アーカイブ映像やドラマチックな演出を交え、ブランドと耐久レースとの深いつながりが随所に感じられる、洗練された映像作品だ。興味深いのは、何度見返しても、ロレックスのモデルがはっきりと映し出されるシーンがほとんど存在しないことだ。クリステンセンは映像内で時計を着用しているものの(たとえその時計が彼の多くの勝利を象徴するデイトナであったとしても)、特にフォーカスされることはない。

 もしかすると、ロレックスにとっては時計そのものを見せる必要すらないのかもしれない。だって、もしあなたがル・マンの表彰台に立つとしたら、そのとき自分の腕に着けていたいのはどんな時計だろうか?


 ロレックスとトム・クリステンセンについてはこちらから。ル・マンについてはこちらから。そして耐久レース界のもうひとりのレジェンドで、ロレックスのテスティモニーでもあるハーレイ・ヘイウッド(Hurley Haywood)氏の腕時計に関する情報はこちらから。

Lead image via Getty Images from the World Endurance Championship in 2013, Manuel Blondeau.