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Introducing オーデマ ピゲ ロイヤル オーク 34mm 自動巻き 2020年新作

みんな大好きな、ちょっと小さいモデル。

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クイック解説

 一部の時計メーカーは、新作時計をリリースする際にその重要性の大小に関わらず、大々的な打ち出しを行うことがあります。一方で、ここ数年のオーデマ ピゲは、リリースの大小に関わらず、事前の告知など無しにWebサイトに投下することで有名です。先日目を覚ましてから、新作のロイヤル オークが新たにコレクションに追加されたことを知りました。ロイヤル オーク初の34mmの機械式時計です。

 これまで、小さな33mmサイズのロイヤル オークは、クォーツムーブメントを搭載していました。クォーツのロイヤル オークには、いくつかのバリエーションがあり、引き続きAPのコレクションにラインナップされていますが、今回自動巻きムーブメントを搭載し少し大きくなったモデルが加えられたのです。
 新作の34mm自動巻きロイヤル オークには、4つのバリエーションがあります。シルバーダイヤルを備えた、ピンクゴールドとSSのコンビ、ブルーダイヤルにダイヤモンドベゼルを備えたSSモデル、そしてシルバーダイヤルとダイヤモンドベゼルを備えたピンクゴールドモデルです。これらは全て他のRO同様に、センターセコンドで3時位置に日付表示機能を備えており、内部には4Hzの自社製自動巻きムーブメントであるAPキャリバー5800を搭載しています。

 これらが追加されたということは、ロイヤル オークには34mm、37mm、39mm(通称「ジャンボ」)、41mmが自動巻きで選択できるということを意味します。選択肢は幅広く、様々な色とオプションがあり、中には限定版もあります。最終的に34mmのロイヤル オークが、33mmのクォーツモデルに完全に取って代わるのか、非常に興味深いところです。比較すると、SSで機械式、34mmのロイヤル オークは190万円で、クォーツ式33mmのロイヤル オークは、140万円です(全て税抜価格)。

ファースト・インプレッション

 今回の発表で、僕の目にまず飛び込んできたのは、4つのカラー展開です。ちょっと奇妙な気もしますが、実に理にかなっています。ブルーダイヤルのSSを(ダイヤモンドなしで)展開しないことで、ブルーのSSロイヤル オークが多く市場に出回るのを防いでいます。また、クラシックなコンビモデルには、ダイヤモンドというインセンティブが付くのです。個人的には、ダイヤモンドベゼル付きのローズゴールドモデルが気に入っています。全体にダイヤモンドを配していないため、少し控えめなのです。

 しかし、僕が最も興味があるのは、実際に着けたときにどうなのかという点です。APはこれらをレディスウォッチとして打ち出してはいません。僕のように手首の細い男性なら、十分に着けられると思います。ロイヤル オークは、サイズの実数値よりも常に着け心地が少し大きめに感じる時計です。これはロイヤル オークの持つ、平面と角度のあるデザインのためです。
 本機は、模索の新たな選択肢になりえるのか興味が湧くところです。ただ、15202の見た目とは異なるため、長いウェイティングリストの解決策になったとは捉えないでください。しかし確かに楽しい時計ではあるでしょう。

 一方で、この時計は基本的には女性向けで、購入する人の多くは女性である可能性が高いでしょう。APが女性向けに機械式時計をラインナップするのはとても素晴らしいことです。今、ますます多くの女性たちが時計の世界に参入しています。今後も多くのブランドが、ダイヤモンドで覆われたクォーツ時計を投げ入れ、それでお終いとしてしまわないことを願っています。

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基本情報

ブランド: オーデマ ピゲ(Audemars Piguet)
モデル名: ロイヤル オーク 34mm(Royal Oak Selfwinding 34mm)
型番: 77350ST.OO.1261ST.01 (ステンレス), 77350SR.OO.1261SR.01 (コンビ), 77351ST.ZZ.1261ST.01 (ダイヤモンド付きステンレス), 77351OR.ZZ.1261OR.01 (ダイヤモンド付きピンクゴールド)

直径: 34mm
厚さ: 8.8mm
ケース素材: SS、SSとピンクゴールドのコンビ、ピンクゴールド
文字盤色: シルバートーンのグランドタペストリー(SS、コンビ、ダイヤ付きピンクゴールド)、ブルーグレーのグランドタペストリー(ダイヤ付きSS)
インデックス: アプライドのバトン
夜光: あり、針とインデックス
防水性能: 50m
ストラップ/ブレスレット: 一体型ブレスレットとフォールディングクラスプ
追加情報: ダイヤ付きモデルは、40個のブリリアントカットダイヤモンドがベゼルにセットされる。合計で〜0.71ct。


ムーブメント情報

キャリバー: 5800
機能: 時、分、秒、日付
直径: 23.3mm
パワーリザーブ: 50時間
巻き上げ方式: 自動巻き
振動数: 2万8800振動/時(4 Hz)
石数: 28
総部品数: 189


価格&発売時期

価格: 190万円(SS)、225万円(コンビ)、240万円(ダイヤモンド付きステンレス)、465万円(ダイヤモンド付きピンクゴールド)(全て税抜。
発売時期: 発売中

詳細は、オーデマ ピゲの公式サイトをご覧ください。