trophy slideshow-left slideshow-right chevron-right chevron-light chevron-light play play-outline external-arrow pointer hodinkee-shop hodinkee-shop share-arrow share show-more-arrow watch101-hotspot instagram nav dropdown-arrow full-article-view read-more-arrow close close email facebook h image-centric-view newletter-icon pinterest search-light search thumbnail-view twitter view-image checkmark triangle-down chevron-right-circle chevron-right-circle-white lock shop live events conversation watch plus plus-circle camera comments download x heart comment default-watch-avatar overflow check-circle right-white right-black comment-bubble instagram speech-bubble shopping-bag

Introducing ブランパン フィフティ ファゾムス バチスカーフ デイ・デイト デザートエディション

世界で最もホットで歴史的なダイビングスポットを想起させる、新しいサンドカラー文字盤を有したバチスカーフ。

ADVERTISEMENT
クイック解説

 頭の中を1970年代に戻して、今の私たちが当時のデザインを連想して思い浮かぶ要素を考えてみよう。クッションケース、もちろん。フュメダイヤル、そうだね。それに箱型の大きなアプライドインデックスなんかも当時のものだが、こうした要素はあの時代を鮮明に思い出させてくれる。

 約2年前、私は70年代のレトロな文字盤が特徴的な「フィフティ ファゾムス バチスカーフ」のクールな当時の新作を取材。デザインの一部には、1970年代のバチスカーフの初期モデルを思い起こさせるものがあった。しかし、70年代のバチスカーフがクッションケースとインナーベゼルを備えていたのに対し、2年前のモデルでは、70年代のバチスカーフからインスピレーションを得た文字盤を備えた、より伝統的なラウンドケースのバチスカーフデザインが採用されていた。

 本日ご紹介するのは、2年前の「フィフティ ファソムズ バチスカーフ デイ・デイト'70s」の後継ともいえるモデル。サンドベージュカラーの文字盤に、お揃いのセイルキャンバスのストラップが付いた500本限定だ。シャープなルックスのダイバーズウォッチであることは間違いないが、それだけではない。

 このフィフティ ファソムズ バチスカーフ デイ・デイト デザートエディションは、水中写真家のアーネスト H. ブルックス IIが1962年にネバダ州モハーヴェ砂漠の北に位置するデスヴァレーのデビルズホールで行ったダイビングを想起させるモデルだ。ブルックス氏は、人里離れ、地熱水で満たされた120m以上も下に広がる水中洞窟で、絶滅危惧種の希少な魚「キプリノドン・ディアボリス」の撮影に成功。 水中写真のパイオニアである同氏は、ブランパン オーシャン コミットメントの書籍『Edition Fifty Fathoms』プロジェクトにも寄稿している。

ファースト・インプレッション

 初代バチスカーフは、1956年に当時ブランパンCEOだったジャン-ジャック・フィスターが、より小型で身に着けやすいダイバーズウォッチのニーズに着目し、初代フィフティ ファゾムスに続くモデルとして誕生。初代フィフティ ファゾムスは、海軍特殊潜水部隊の意見を取り入れて開発されたプロフェッショナルユースのものだった。バチスカーフのサイズとデザインを見ると、愛好家やレクリエーションダイバーたちが着用しているのを容易に想像することができる。バチスカーフはまた、そのデザインから、さまざまな色の文字盤とベゼルを組み込むのに適していることが証明されている。本格的なダイバーズウォッチではあるものの、初代フィフティ ファゾムスに比べて、バチスカーフにはもう少し実験的な要素があるような気がするのだ。フィフティ ファゾムスにはそういったモデルが無かったわけではない(例えば、X ファゾムス)けれど、バチスカーフの方がより自然な形でスタイリングの実験を行えたように思う。

 グラデーションが施されたサンドベージュの文字盤は、スモーキーな要素が加わり、周辺部は暗くなっていうように見えるが、同色のストラップとブラウンのセラミックインサートベゼルの組み合わせが、レトロヴィンテージな文字盤と抜群の相性を見せる。
 本機は、バチスカーフ デイ・デイト '70sとは異なり、文字盤からベゼル、そしてストラップに至るまで、全体的に軽やかに仕上げられている。針は同じバトン型、夜光塗料が塗布されたインデックスも同じだ。ベゼル上の分表示が文字盤の外周にもあることを不思議に思われるかもしれない。これは、この時計のインスピレーション源である70年代に見られた、インナーベゼルの構造に由来する。基本的に、本モデルの文字盤外周の5分刻みのマーカーは、過去の回転式インナーベゼルの一部だったのだろう。

 私はこの時計のオリジナルバージョンの外観をかなり気に入っていたが、この砂漠をテーマにしたニューカマーは、間違いなくさらに魅力的だと思う。

ADVERTISEMENT

基本情報

ブランド: ブランパン(Blancpain)
モデル名: フィフティ ファゾムス バチスカーフ デイ・デイト デザートエディション(Fifty Fathoms Bathyscaphe)
型番: Ref. 5052-1146-E52A

直径: 43mm
ケース素材: サテン仕上げのステンレススティール
文字盤色: サンバースト仕上げが施されたサンドベージュカラー
インデックス: アプライド
夜光: スーパールミノバ®
防水性能: 300m
ストラップ/ブレスレット: サンドベージュカラーのセイルキャンバスストラップ


ムーブメント情報

キャリバー: ブランパン 1315DD
機構: 時、分、秒、日付、曜日
パワーリザーブ: 5日間(120時間)
巻き上げ方式: 自動巻き
振動数: 2万8800振動/時
石数: 37


価格 & 発売時期

価格: 125万円(税抜)
発売時期: 発売中
限定: 500本

詳細はブランパン公式サイトへ。