trophy slideshow-left slideshow-right chevron-right chevron-light chevron-light play play-outline external-arrow pointer hodinkee-shop hodinkee-shop share-arrow share show-more-arrow watch101-hotspot instagram nav dropdown-arrow full-article-view read-more-arrow close close email facebook h image-centric-view newletter-icon pinterest search-light search thumbnail-view twitter view-image checkmark triangle-down chevron-right-circle chevron-right-circle-white lock shop live events conversation watch plus plus-circle camera comments download x heart comment default-watch-avatar overflow check-circle right-white right-black comment-bubble instagram speech-bubble shopping-bag

Introducing ディープグリーンのパネライ ラジオミール カリフォルニア

文字盤こそすべてだ。

ADVERTISEMENT

我々が知っていること

新しいラジオミール カリフォルニア PAM01349は、ヴィンテージパネライ愛好家の夢であり、ふたつの重要な特徴を備えている。ひとつはスリム化された、よりユーザーを喜ばせる45mmサイズであること。そしてもうひとつは、パネライがブルニート(イタリア語で焼けたという意味)と呼ぶ、手作業で施されたパティーナ仕上げの新しいケースだ(イタリア語だと、何でもセクシーに聞こえない?)

 背景を説明しよう。カリフォルニアダイヤルとは、文字盤の半分がローマ数字、残りの半分がアラビア数字で、3・6・9はダッシュ、12は逆三角形で表現されているのが特徴だ。1930年代に使用され、1941年にロレックスが特許を取得したカリフォルニアダイヤルは、低照度の戦闘状況下でも読みやすいことから“エラープルーフ”ダイヤルとも呼ばれるようになった。

 パネライおいては特にこのダイヤルは、1930年代にロレックスと共同開発した時代を代表するRef.3646にさかのぼり、現在最も人気のあるヴィンテージパネライのひとつであることは言うまでもない。カリフォルニアダイヤルは、パネライコレクターにとって本当にカルト的な存在で、現在のラインナップにカリフォルニアダイヤルは存在していない。この新しいモデルは、グリーンのグラデーションと、ビネットのような色合いで、昨年発売されたラジオミール ブロンズ PAM00760と同様の色と質感を持つ。そしてこの時計は、カリフォルニアダイヤルでは初めての45mm(47mmから縮小)サイズとなる。

crown of panerai radiomir

 一方、ブルニートとは、パネライが外部のパートナーと共同開発した新しい仕上げのことを指す。eスティール™のケース、ベゼル、ケースバックを、まずは非常に薄いブラックPVD層でコーティング。その後、ポリッシングブラシでブラックPVDを削り取り、徐々にeスティール™を浮かび上がらせ、風化したような表情を作り出している。この工程はデリケートで、研磨をしすぎると単なるスティールウォッチになり、少なすぎるとブラックウォッチになってしまう。作業時間は研磨職人やその職人の技術によって異なるが、この45mmケースと部品の場合、手作業で仕上げるのに30~60分かかると言われている。

 手巻きCal.P.5000は、8日間のパワーリザーブを備えており、力強いヴィンテージの雰囲気をさらに高めている。サファイアクリスタルもまた、過ぎ去った時代を彷彿とさせる。モダンなカーブ風防ではなく、より鈍く、より幾何学的で、垂直に立ち上がり、横に伸びるデザインは、パネライがイタリア軍のために開発した初期のラジオミールに使用されていたプレキシグラス風防に由来したものだ。ダークブラウンのローカットカーフレザーストラップには、パネライが世紀末のフィレンツェに店を構えていた時計メーカー初期の頃の名前である“G. Panerai e Figlio”の刻印が施されている。


我々の考え

ラジオミール カリフォルニアは、内側も外観もともにヴィンテージの雰囲気を漂わせ、衰えを知らないレトロな時計づくりの雰囲気を表現しています。

 ブルニートeスティール™は、パネライのポートフォリオに新たに加わった興味深いモデルであり、伝統的に男性的でスポーティなブランドであったものに、より工芸的で職人的な提案を加えている。また、より身につけやすい45mmというサイズも、ニッチな人々だけでなく、その魅力を広げてくれるはずだ。ブルニートは今年、ほかの45mmサイズのラジオミールにも採用されており、その仕上げは本当に素晴らしい光の戯れを醸し出している。

 さらに傷や濃淡などのヴィンテージ感あふれる時計を、エイジングを待つことなくすぐに手に入れることができるのだ。また、手仕上げのため、ひとつひとつの時計が唯一無二のユニークなものであり、コレクターにはたまらない。さらにグリーンダイヤルの魅力も倍増させている。

panerai radiomir watch

 手巻きムーブメントのP.5000は、レトロなスタイルの時計でありながら1週間以上駆動するという、このモデルには最適な選択だ。今日のヴィンテージの流行では、機能だけでなくフォルムも重要視されており、今年は手巻きムーブメントをもっと見られるようになるのではないだろうか。ラジオミールの特徴である円錐形のリューズは、特にグリップ感があり心地よくフィットし、巻き上げに満足感を与えてくれる。そして本当に優しくエモーショナルな触感こそが、このラジオミール カリフォルニアのすべてなのだ。


基本情報

ブランド: パネライ(Panerai)
モデル名: ラジオミール カリフォルニア(Radiomir California)
型番: PAM01349

直径: 45mm
ケース素材: ブルニート仕上げのeスティール™
文字盤: シェイデッドグリーン
防水性能: 10気圧/1o0m
ストラップ/ブレスレット: ダークブラウンのエクリュステッチ入りポンテヴェキオカーフレザーストラップ、台形のブルニートeスティール™クラスプ

panerai radiomir watch

ムーブメント情報

キャリバー: P.5000
厚さ: 4.5mm
パワーリザーブ: 8日間
巻き上げ方式: 手巻き
振動数: 2万1600振動/時
石数: 21


価格 & 発売時期

価格: 163万4600円(税込)
発売: パネライ ブティックのみの展開
限定: なし。ただし、年間生産600本

Shop This Story

詳しくはパネライのウェブサイトをご覧ください。