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Introducing ドクサ サブ 200Tでドクサのクラシカルなデザインを小型化

39mmケースの新作がドクサのラインナップに新しいプロポーションとカラーをもたらし、お値打ち感も演出する。

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我々が知っていること

僕を含めたドクサ愛好家にとって、ビッグなニュースだ。ドクサはクラシックなサブ 300のデザインを新たにアレンジしたダイバーズウォッチ、サブ 200Tを発表した。39mm径のケース、豊富なカラーバリエーション(既存色と新色)、そしてサブ 300を大きく下回る価格帯を実現したサブ 200Tは、ドクサのカルト的なデザイン言語を受け継ぐ新たなエントリーモデルとしてファミリーに加わった。

doxa sub 200T

 さて、カラーについてはまた後ほど。まずはスペックから話そう。サブ 200Tは300と300Tのフォーマットを踏襲し、直径39mm、厚さ10.7mm、ラグからラグまでが41.5mmのケースで200mの防水性能を提供している。ラグ幅は18mmでケースバックはクローズド、リューズはねじ込み式、サファイアクリスタルには反射防止(AR)加工が施された。また、上記でほのめかしたように、ドクサは文字盤の色に関してこれまで以上のことをやってのけた。サブ 200Tは8色のカラーバリエーションでリリースされ、その大半にはふたつのバージョンが用意されている。

 ドクサのことを初めて知る人に説明すると、このブランドはカラーに非常にこだわっており、ダイヤルカラーにはそのものを連想させる個別の名前がついている。主要なカラーを挙げると、プロフェッショナル(オレンジ)、シャークハンター(ブラック)、シーランブラー(シルバー)などだ。数年前にはダイビングスター(イエロー)にカリビアン(ネイビーブルー)、アクアマリン(ターコイズ)が、そして2、3年前にはホワイトパール(ホワイト)がバリエーションに加わった。そして今日、ドクサは8色目となるシーエメラルド(濃厚なミッドダークグリーン)を仲間入りさせた。

doxa sub 200T

ブラックダイヤルのシャークハンター。アイコニック(左)とサンレイ(右)。

doxa sub 200T
doxa sub 200T

 まだ選択肢が足りないという人のために、ドクサはいくつかのカラーウェイ(特にシャークハンター、プロフェッショナル、カリビアン、ダイビングスター、アクアマリン)を“アイコニック”と“サンレイ”のふたつのバージョンでリリースする。アイコニックはこれまでのサブシリーズに見られるクラシックでフラットな仕上げで、サンレイはよりきらびやかな印象となっている。新作サブ 200Tは全13型で展開される(下記参照)。

Doxa Sub 200T

新作サブ 200Tの全ラインナップ(上段左から上段右、下段左から下段右へ)。プロフェッショナル、シャークハンター、シーランブラー、カリビアン、ダイビングスター、アクアマリン、ホワイトパール、そしてシーエメラルド。

 新しいサイズと豊富なカラーバリエーションはもちろんのこと、サブ 200Tはサブ 200とサブ 300に続き、セリタ製Cal.SW200-1によるシンプルで信頼性の高い計時機能を備えている。これは2万8800振動/時(4Hz)で時を刻み、38時間のパワーリザーブを提供する、誰もが知っている普遍的なムーブメントだ。派手さこそないものの、楽しくてアクティブなダイバーズウォッチであるサブ 200Tにセリタはふさわしい。

 最後にサブ200Tのカラーを決めたら、1550ドル(日本円で約23万7500円)のラバーストラップバージョンか、1590ドル(日本円で約24万3600円)のスティール製“ライスビーズ”ブレスレットバージョンのどちらかを選ぶことになる。鮮やかで新しいドクサを腕につけて、ひと足早く夏を迎えたい人のために、サブ 200Tはドクサのウェブサイトからすぐに購入することができるようになっている。


我々の考え

僕はどうしたらいいんだろう? これはサブ 300のような小型のドクサだが、価格は1000ドルも安く、カラーバリエーションは豊富だ。僕はサブ 300を愛していて(50周年記念のシーランブラーを所有している)、1000ドル以下で提供されているサブ 200のファンであり続けている(数年前にレビューしたことがある)。今回のサブ 200Tでドクサは差別化を図り、現行の42.5mm径サブ 300に代わる優れたモデルを作り出したようだ。

doxa sub 200T

 前にも言ったことがあるが、サブ 300は(特に300について、300Tについてはそうでもないのだが)手首に溶け込むような時計だ。42.5mm径の時計としてはもっともコンパクトかつ、腕なじみがいい。これは、そのプロポーションの四角さ(直径42.5mmに対し、ラグからラグまではわずか45mm)に負うところが大きい。同じ算式が新しい200Tにも当てはまり、39mmの幅に対してラグトゥラグは41.5mmと聞いている(11mm以下に抑えられた厚みについては言うまでもない!)。僕はまだ実機を見ていないが、この数字はサブ 200Tが実用的なダイバーズウォッチとして十分通用することを物語っている。

 そして価格についてだ。ブレスレットで1590ドル(日本円で約24万3600円)のサブ 200Tは、標準的なサブ 300より1000ドルも安い(300Tと比べると300ドル安い)。時計がますます高価になっているように感じられる現在、これは注目に値すると思う。1500ドル前後のスポーツウォッチの市場競争はかつてないほど熾烈になっているが、サブ 200Tの価格設定は、ドクサがこの戦いに参入しようとしていることを示唆している。

doxa sub 200T

 つまりドクサの世界(そしてブランドのもっともアイコニックなデザイン)への“エントリーモデル”としてはかなり安価で、限定モデルではなく、どんな手首にも似合う豊富なカラーバリエーションが用意されているということだ。言うまでもないことだが、僕は今週ジュネーブでサブ 200Tを目にするのをとても楽しみにしている。提供された写真から判断するに、このアイコニックダイヤルのダイビングスターは間違いなく僕にアピールしてくる。続報をお楽しみに。

 そうそう、コメントを先取りしておくと、確かにカーボンの200Tは素晴らしいと思うね......。


基本情報

ブランド: ドクサ(Doxa)
モデル名: サブ 200T(Sub 200T)

直径: 39mm
厚さ: 10.7mm
全長: 41.50mm
ケース素材: スティール
文字盤色: 複数
夜光: スーパールミノバ(マーカーと針)
防水性能: 200m
ストラップ/ブレスレット: スチール製“ライスビーズ”ブレス、またはフォールディングダイブクラスプ付きフッ素ラバーストラップ


ムーブメント情報

キャリバー: セリタ SW200-1
機能: 時・分・秒表示、デイト表示
パワーリザーブ: 38時間
巻き上げ方式: 自動巻き
振動数: 2万8800振動/時(4Hz)
石数: 25


価格 & 発売時期

価格: ブレスレット 1590ドル(日本円で約24万3600円)、ラバーストラップ 1550ドル(日本円で約23万7500円)
発売時期: ブランドのWebサイトにて販売中

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詳しくはドクサのWebサイトをご覧ください。