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Hero Image: © Cartier © MAUD REMY LONVIS
我々が知っていること
カルティエが新たなバングルカフウォッチのハイブリッドモデルを発表した。新しい「リフレクション ドゥ カルティエ」のスタイルは、「ベニュワール」のバングルよりも伝統的なハイジュエリーウォッチのデザインに近い。しかしその全体的な本質は、同様のメッセージに従っている。女性はモダンかつ彫刻的、そして重厚なゴールドジュエリーに対して強い欲求を持ち、それに時計というひねりを加えているのだ。
イエローゴールド、ピンクゴールド、そしてホワイトゴールドに宝石をセットした、3種類のオプションが用意され、クォーツウォッチはオープンバングルの開口部の内側に、隠れるようにセットされている。開口部の反対側をポリッシュ仕上げのゴールドに仕上げることで時計が“反射”し、まるで時間がさかのぼるかのような錯視を生み出す。脊椎のようなブレスレットを持つ「クラッシュ [アン]リミテッド」や、専門的なことを言うなら、呼吸をする、あるいはしぼんでいくような「クッサン ドゥ カルティエ」など、ここ数年、カルティエは明らかに魔法のようなトリックに傾倒している。
「リフレクション」コレクションには、伝統を重んじる人に向けたダイヤモンドセットのオールホワイトモデルなど、たくさんの宝飾品が揃っている。なかでもクリソプレーズ、オブシディアン、エメラルド、パライバトルマリンに虹色のブルーグリーンラッカーを施した、クジャクのカラーをイメージしたものと、オパール、アメジスト、スペサルタイトガーネット、タイガーアイをセットしたカフスは、さらに大胆な人向けにつくられている。
我々の考え
これらの5型の時計のうち3本は、ハイジュエリーウォッチのカテゴリーにきちんと収まっているにもかかわらず、残りのPGとYGモデルは、より現代的で洗練された女性向けのウォッチデザインに属している。「リフレクション ドゥ カルティエ」は、「ベニュワール」と対をなすやや大胆なバングルであり、ブルガリ セルペンティやヴィンテージピアジェのカフに匹敵する、より重厚で幾何学的なデザインを持つ。
カルティエが「ベニュワール」バングルの成功に浮かれているのは間違いない。女性をターゲットに時計を直接マーケティングする能力は、今のところどの大手ブランドよりも優れている。「リフレクション」は前作のバングルよりも商業的な魅力が少ないのは確かだが、私はそこに引かれている。とても実験的で、ブレスレットのスタックに溶け込むようなものではなく、際立つ逸品だ。まさに洗練された魅力そのものである。ラ・メゾン・カルティエにそれを求めない人はいないだろう?
基本情報
ブランド: カルティエ(Cartier)
モデル名: 「リフレクション ドゥ カルティエ」(Reflection De Cartier)
型番: CRWJMC0003(アメジスト)、CRWJMC0002(エメラルド)、CRWJMC0004(WG)、CRWGMC0002(PG)、CRWGMC0003(YG)
直径: 18.4×17.5 mm
厚さ: 8.9 mm
ケース素材: オパール、アメジスト、スペサルタイトガーネット、タイガーアイ、ブリリアントカットダイヤモンドを配したホワイトゴールド(アメジスト)、クリソプレーズ、オブシディアン、エメラルド、パライバトルマリン、ブリリアントカットダイヤモンドを配したホワイトゴールド(エメラルド)、ホワイトゴールド(WG)、ピンクゴールド(PG)、イエローゴールド(YG)
文字盤: ホワイトまたはダイヤモンドパヴェセット
インデックス: ローマ数字またはなし
夜光: なし
防水性能: 日常生活防水
ムーブメント情報
機能: 時・分
巻き上げ方式: クォーツ
価格 & 発売時期
価格: アメジストは2719万2000円、エメラルドは2719万2000円、WGは1148万4000円、PGとYGは各590万400円(すべて税込予価)
発売時期: すべて2024年9月発売予定
詳しくはこちらをご覧ください。
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