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クイック解説
ジュネーブ・ウォッチ・デイズが盛り上がる中、ジラール・ペルゴは、スポーツウォッチ、ロレアートのリミテッドエディションを含む、いくつかの新モデルを発表した。42mmサイズをベースにしたこのモデルは、ジラール・ペルゴとヴェンペの新たな独占販売契約を記念して製作された新しいロレアート インフィニティ エディション。ステンレススティール(SS)ケースとブレスレットを備えた本作は、ブラックオニキスダイヤルとピンクゴールド(PG)のマーカーを採用した特別仕様で、188本の限定生産である。
ファースト・インプレッション
ジラール・ペルゴは、ダイヤモンドベゼルを備えた38mmモデルも88本限定で製作しているが、ここでは42mmモデルに焦点を当たい(2つのバージョンが非常に似ていることは承知の上で)。ドイツ向けの独占販売契約ではあるが、ロレアート インフィニティ エディションは、ドイツだけでなく、ニューヨーク、ロンドンのヴェンぺでも販売される。
直径42mm、厚さ10.7mmのケースは、無反射サファイアクリスタルの風防とトランスパレントバックをもち、100mの防水性能を備えている。また、よりスポーティなロレアートのデザインに合わせて、両バージョンには、それぞれにマッチするSS製の一体型ブレスレットが装着された。
気になるムーブメントはジラール・ペルゴ自社製のGP01800-1404で、 PG製ローターを搭載した厚さ3.97mmの自動巻きだ。パワーリザーブは54時間、振動数は毎時2万8800振動である。ムーブメントはトランスパレントバックから見ることができ、さらに従来のロレアートよりも美しい仕上げで、ポリッシュ仕上げとサテン仕上げの両方を使用した全体のデザインにもマッチしている。
今回の限定モデルは、基本的に特別なニューダイヤルであること以外目新しくはないが、近年あまりブラックオニキスダイヤルを見かけないため、手首に装着したときに特別感を感じる。さらに、ロレアートの繊細な形と緩やかなカーブは、このような文字盤に適した素材で、ピンクゴールドのアクセントとの相性も良さそうである。
ロレアートの最近の傾向として、アブソルート ロックやアブソルート ライトのような複雑でハイエンドな時計製造を追求する動きが増えていることを考えると、まさにこの1万3200ドルの時計のように、ジラール・ペルゴが手堅く中心的な価格帯のロレアートを作り続けていることを心強く思う。また、最近、オニキスを過小評価する動きがあるように感じるのは僕だけだろうか?
基本情報
ブランド: ジラール・ペルゴ(Girard-Perregaux)
モデル名: ロレアート インフィニティ エディション(Laureato Infinity Edition 42mm)
型番: 81010-11-635-11A
直径: 42mm
厚さ: 10.7mm
ケース素材: ステンレススティール(SS)
文字盤色: ブラックオニキス
インデックス: ピンクゴールド(PG)アプライドバー
防水性能: 100m
ストラップ/ブレスレット: ケースと一体型のSSブレスレット
ムーブメント情報
キャリバー: GP01800-1404
機能: 時・分表示、センターセコンド、3時位置にデイト表示
直径: 30mm
厚さ: 3.97mm
パワーリザーブ: 54時間
巻き上げ方式: 自動巻き
振動数: 2万8800振動/時
石数: 28
追加情報: PGの自動巻き回転ローター
価格・発売時期
価格: 146万円(税抜予価)
販売時期: 2020年9月より2ヵ月限定で、ドイツのヴェンぺ正規販売店、ニューヨーク及びロンドンにあるヴェンぺのフラッグシップストアで独占販売。その後、世界各国のジラール・ペルゴ正規販売店で販売開始予定。
限定: 188本の限定生産
詳細は、ジラール・ペルゴ公式サイトをクリック。
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