Introducing IWC　ビッグ・パイロット・ウォッチ・パーペチュアル・カレンダーがレギュラーモデルとして登場 2021年新作

　IWCの歴史の中で、37種類のビッグ・パイロット・ウォッチがパーペチュアルカレンダー機構を搭載している。言うまでもなく、これらはIWCの主力製品だ。また、同社が製造する時計の中で最も技術的に複雑なモデルの一つでもある。IWC初のパーペチュアルカレンダー・キャリバーは、80年代にクルト・クラウスが開発したもので、月の長さやうるう年の違いを考慮している。理論的には、時計が正しくセットされ、定期的にゼンマイが巻き上げられていれば、2100年まで調整する必要はない。

　ビッグ・パイロット・ウォッチ・パーペチュアル・カレンダーは、歴史的に見ると、2006年のプラチナ製25本限定モデルのように限定生産されてきたが、ついにIWCは、通常生産モデルをラインナップに加えることになった。ブルーのダイヤルにIWC製マニュファクチュールキャリバー52615を搭載している。

　ビッグ・パイロット・ウォッチは、パーペチュアルカレンダー・キャリバーを追加するのに最適なプラットフォームだ。自然にフィットしている。ダイヤルには大量の情報を収めることができるスペースがあり、そして46.2mmのケースにはIWCマニュファクチュール52615のようなキャリバーを収めることができるスペースが確保された。このモデルの主役であるキャリバーは、ケースバックから見ることができる。386個の部品で構成されており、非セラミック素材に比べてはるかにメンテナンスが少なくて済むセラミック製の部品が多数使用されている。もちろん、日付調整が必要となる2100年までゼンマイを巻き上げて作動させることは不可能だが、少なくともセラミック製部品を使用することで、メンテナンス間隔をより長くすることができる。

　この特別なブルーダイヤルは、IWCのファンの間で人気があるものだ。同様の色合いは、“プティ・プランス”リミテッドエディションによく用いられている。IWCは、アントワーヌ・ド・サンテグジュペリ青少年基金と緊密な関係を保ち、数々の限定モデルを製作して大きな成功を収めてきた。この新しいモデルは、人気の高い複雑機構であるパーペチュアルカレンダーに民主的なアプローチを採用し、ビッグ・パイロット・ウォッチプラットフォームの整然としたパッケージに収められている。

ブランド： IWC
モデル名： ビッグ・パイロット・ウォッチ・パーペチュアル・カレンダー（Big Pilot’s Watch Perpetual Calendar）
型番： Ref.IW503605

直径： 46.2mm
厚さ： 15.4mm
ケース素材： ステンレススティール
文字盤色： ブルー
インデックス： ルミノバ
夜光： 針とインデックスにスーパールミノバ
防水性能： 60気圧
ストラップ/ブレスレット： ブルーのカーフレザーストラップ

キャリバー： IWC 52615
機能： 時、分、秒、パーペチュアルカレンダー（日付、曜日、月、4桁年表示）、パーペチュアルムーンフェイズ（北半球と南半球の両方に対応）、パワーリザーブインジケーター、ハック機能
パワーリザーブ： 7日間
巻き上げ方式： 動巻き
振動数： 2万8800振動/時
石数： 54

価格： 356万4000円（税込）
販売時期： 2021年4月7日よりIWCブティック、正規取扱店、またはカスタマーセンター（0120-05-1868）、IWC.comでオンラインにて発売予定
限定： なし。通常ライン

詳細は、IWC公式サイトへ。