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Introducing ゼニス クロノマスター リバイバル A385 2021年新作

1969年のエル・プリメロ・リバイバルシリーズ最後の1本が登場し、初代スティールモデル3部作が完成。

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クイック解説

 今日、我々は新作をご紹介する。しかし、見覚えがあると思うが、これはゼニス リバイバル A385だ。ゼニス エル・プリメロの第一世代にオマージュを捧げたモデルの着実な流れにある時計だ。

 これらのリバイバルピースは、ゼニスが象徴的なムーブメントを発表するために使用した時計とほぼ同じものだ。このムーブメントは、52年後の今も最も有名な資産であり続けている。これらのリバイバルモデルを見て、私の中で何かを確信したとすれば、非常に特殊な自動巻きクロノグラフムーブメントで知られるエル・プリメロを発表した当時、ゼニスは本当に素晴らしい時計のデザインをしていたということだ。

 A385のケース、2019年に登場したエル・プリメロ リバイバル A384と同じ角張ったトノーの形状をしています。A384はブラックのサブダイヤルを備えたより落ち着いたシルバーダイヤルだったが、A385はスモークダイヤルが特徴だ。このようなフュメの文字盤は、スイス時計業界で多くの注目を集め、1970年代には多くの時計で見られた意匠だ。

 新しいクロノマスター リバイバル A385では、2年前のリバイバル A384と同じく美しいラダーブレスレットが復活。ラダーと名付けられているのは、中央のリンク部分が空いており文字通りはしごのようになっているから。1969年のオリジナルのラダーブレスレットは、もちろんゼニスのためにゲイ・フレアー社が製作したもので、この時代の有名なブレスレットサプライヤーが行っていた多くのことと同様に、カルト的な支持を得ている。ブレスレットが必須ではない場合は、少し節約して、代わりにカーフスキンストラップ仕様もある。こうしたオプションがあるのは素晴らしいことだが、この時計を購入するのであれば、キラーブレスレットを手に入れてはどうだろう?

ファースト・インプレッション

 過去2年の間にゼニスは、1969年に発表されたエル・プリメロに関連した時計を復活させてきた。忘れてはならないのは、エル・プリメロの発売当初、アイコニックなA386の形をした従来の丸型ケースと、ここにあるような角張ったトノーシェイプのケースの2種類、そして数種類の文字盤デザインが用意されていたということだ。その後、巨大な「TVスタイル」のスクエア型や、A781、A782、A783など、私にとって1970年代の究極のエル・プリメロともいえるモデルたちが登場。それらは巨大な「ロブスタースタイル」と呼ばれるブレスレットを付けていた。

スティール製エル・プリメロのオリジナルラインナップを示すゼニスの資料。

 しかし、初代A384とA385の角張ったトノー型は、デファイとその後の10年を予感させるものだった。A385には、1970年代のスイス時計製造を代表するスモークダイヤルも搭載されていた。私にとって、オリジナルのA385は、次の10年を見据えた60年代後半の時計だったといえる。同じく1969年に開発されたセイコーのクオーツ アストロンは、1970年代をスイスの機械式時計製造にとって非常に困難な10年となる一連の出来事を引き起こしたが、デザインの観点から見ると、多くのクールなものが生まれていた。

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 リバイバル A385は、私が生まれる前の時計製造の時代にタイムスリップしてしまうような代物だが、それを目の当たりにするのは信じられないことだったに違いない。エル・プリメロは、1969年にCal.11とセイコーの6139と共に発売された3つの自動巻きクロノグラフの1つだったが、統合されたクロノグラフメカニズムと3万6000振動/時のハイビートだったのはゼニスだけだった。

 我々がここで目にしている時計は、それが称賛するものと実質的に同じなのだ。確かに、ムーブメントには技術的な改良が加えられているし、トランスパレントバックとサファイア風防、そして現代の非放射性物質を用いた夜光が採用されている。しかし、目を細めれば、60年代後半のオリジナルの姿を目の当たりにすることができるのだ。


基本情報

ブランド: ゼニス(Zenith)
モデル名: クロノマスター A385 Revival
型番: Ref.03.A384.400/385.C855(ストラップ)、Ref.03.A384.400/385.M385(ブレスレット)

直径: 37mm
厚さ: 12.6mm
ケース素材: ステンレススティール
文字盤色: スモークブラウンのフュメ
インデックス: アプライド
夜光: あり、スーパールミノバ
防水性能: 50m
ストラップ/ブレスレット: ラダーブレスレット、またはラバーステッチ入りカーフスキンのラバーストラップ


ムーブメント情報

キャリバー: エル・プリメロ 400 オートマティック(El Primero 400 Automatic)
機能: 時、分、秒、クロノグラフ、日付
直径: 30mm
パワーリザーブ: 50時間
巻き上げ方式: 自動巻き
振動数: 3万6000振動/時
石数: 31


価格 & 発売時期

価格: ストラップ仕様は85万円、ラダーブレスレット仕様は、88万円(全て税抜)
限定: なし

詳細は、ゼニス公式サイトへ。