Introducing: オメガ トレゾアに加わった3本の新作

クイック解説

　オメガは春にぴったりなモデルとして、（正直なところ、いま世の中の状況で、今日は何月なのかすらわからなくなってきた）トレゾアコレクションに鮮やかな新色をリリースした。オメガのレディスコレクションの定番となっているトレゾアは、36mmと39mmのケースサイズで、豊富な素材とカラーバリエーションを誇っている。

　最新カラーには、18Kムーンシャインゴールドと呼ばれる独自の合金を採用したモデルが登場し、これは淡いイエローゴールド（「スピードマスターアポロ11号記念限定版」で搭載）で、シルクパターンとマザーオブパールの文字盤を採用した39mmモデルがある。また、ダイヤモンドは配されたMOP文字盤の39mmSSモデルと、ローズゴールドの針と数字を備えたマザーオブパール文字盤の36mmSSモデルも用意されている。価格は53万円（税抜）からだ。

SSの新トレゾア、39mm。

ファースト・インプレッション

　トレゾアコレクションは長い間、レディスの中でも特に目を引くコレクションの一つであった。クォーツムーブメントやダイヤモンドとは裏腹に、私はトレゾアの時計に弱いのだ。着け心地がよく、ガーリーさを感じさせないフェミニンなデザインで、しかもオメガ。実際、オメガの売上の大部分（最新の情報では、40％以上）が女性用時計だ。それゆえ、オメガが（スピーディ以外にも）同社の主力製品に注力し続けていることは、特に驚くことはないだろう。今回のムーンシャインゴールドの登場は、そのラインナップに新たに加わった新鮮な時計だ。

　私にとって、オメガのセドナゴールドは、今まで見た中で最も美しいローズゴールドの一つである。ムーンシャインゴールドの自体はまだ見たことがないが、セドナのようなものであれば、非常に美しいことは想像できる。新しいストラップの追加（36mmのSSバージョンのヌードカラーなど）も、トレゾアの今後にとても期待がもてる（オンラインで自分で組み合わせることもできるらしい）。総じて言うと、私はトレゾアの新色全てがオススメできるし、次の一手をさらに楽しみにしている。

新しいムーンシャイン™ゴールド

基本情報

ブランド：オメガ（Omega）
モデル名：トレゾア（Trésor）

直径：39mmと36mm
ケース素材：ステンレススティール、ムーンシャイン™ゴールド
文字盤色：シルバーとMOPダイヤル
インデックス：ローマ数字
夜光：なし
防水性能：3気圧
ストラップ/ブレスレット：型押しレザーストラップ

トレゾアのケースバック

ムーブメント情報

キャリバー：オメガ 4061 クォーツ
機構：時間表示
駆動期間：48ヵ月駆動
巻き上げ方式：クォーツ

価格・発売時期

価格：53万円（SSの36mm）、60万円（SSの39mm）、122万円（ムーンシャイン™ゴールド）全て税抜
発売時期：発売中
限定：なし

詳細についてはオメガ公式サイトへ

Omega

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