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October 29, 2020
October 29, 2020
Introducing ヴァシュロン・コンスタンタン オーヴァーシーズ・デュアルタイムに待望の新色・ブラックが登場

Introducing ヴァシュロン・コンスタンタン オーヴァーシーズ・デュアルタイムに待望の新色・ブラックが登場

旅に誘うデュアルタイムと最上級のブラックラッカー文字盤が組み合わさった、究極のトラベラーズウォッチが登場した。

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クイック解説

オーヴァーシーズが絶好調らしい。このコレクションはいわゆる“ラグスポ”といわれている、昨今大ブームのカテゴリに分類されるモデルで、オーデマ ピゲ、パテック フィリップに続く形で第三のラグジュアリーステンレスとして前進モデルである「222」が1977年に誕生した。オーヴァーシーズは2016年にモデルチェンジが行われ、現行は第3世代にあたる。
今回紹介するデュアルタイムは、2018年にコレクションに追加されたモデルで、自社製自動巻きキャリバー5110 DTを採用してデュアルタイム表示はもとより、デイ&ナイト表示、ポインターデイト、ホームタイムのam/pm表示など複数の便利な機能を備えながら、ダブルバレルの恩恵による60時間パワーリザーブなど、基本性能もとても優秀である。旅の多い人を想定して作られていることがありありと分かる実用性の高いモデルだが、当初の青、白文字盤に加えてこのほど黒バージョンの追加が発表された。

デュアルタイム新色のブラックは、深い色味の文字盤があやしく誘うブラックラッカー仕上げだ。

ケースバックはシースルー仕様。22Kゴールドローターの迫力は満点で、その下にのぞくベースプレートにはジュネーブ・シールの刻印が輝く。

ファーストインプレッション

ヴァシュロンはこのところダイヤルカラーの表現に力を入れており、例えばブルーでもオーヴァーシーズにはサンレイ仕上げが施された明るいブルー、フィフティーシックスにはややグリーンがかったペトロールブルー、パトリモニーには深みのあるマジェスティックブルーなどと立て続けに発表している。いずれの発色も素晴らしく、時計メゾンがついに文字盤の色表現に本腰を入れたか、と僕は時代が動いたような印象を受けている。
さて、特にブルーの仕上げ分けが目立つ傾向にあるが、実はヴァシュロンが大切にしている色は今回発表されたブラックなのではないかと、僕は考えている。そもそも、3針とクロノグラフのオーヴァーシーズにも2016年のモデルチェンジ時に黒文字盤は設定されていなかった。2018年になってようやく黒が加わり、以来、店頭でなかなか見かける機会がない程の人気ぶりだという。製造に手間がかかるから遅れて発表されたのか、大本命だからこその“遅れの美学”なのかは想像のしどころだが、とにかく腕時計にとって超定番色の黒をヴァシュロンが特別扱いしているのは間違いないなさそうだ。

僕は、あまり万人が好きな時計(やバリエーション)は好まないのだが、今回に関しては全面的に賛成したい。ヴァシュロンのブラックラッカーはとにかく抜群の出来だからだ。これは、実際に生で見ないことには分からないのだが、何層にも重ねて塗られて研磨されたラッカーからは、透明感と重厚さの両方を感じる。一見矛盾する二つの要素だが、実際に存在するのだから仕方ない。皆さんはスキューバダイビングを経験したことはあるだろうか? 割合に浅いエリアでは鮮やかな青色をしている海が、急激に深いポイントに達したときには吸い込まれるような漆黒に変わる。ちょうど、あのような色の印象を、このオーヴァーシーズの黒ダイヤルからは感じ取ることができる。艶ややかで大人っぽく、とても洗練されていて、僕は大好きだ。

さて、この黒ダイヤルがもたらす効果はまだある。それは、あたりが暗くなってから真価を発揮する。本機は、インデックスと時分針に青白く発光する夜光が塗布されているのだが、これとダイヤルの漆黒とのコントラストがドラマチックだ。もちろん視認性も抜群であるが、時計に目をやったはいいけれど、美しさのあまりに時刻の確認を忘れてしまうこともある程、端正な雰囲気にまとまっている。
本稿の冒頭で、APとパテックに続くラグジュアリーステンレス、、、というような紹介の仕方をしたが、今、最もモダンでブランドとしての表現が進んでいるのはヴァシュロンかもしれない。製造技術の進化により、どのブランドも飛躍的に時計の質感を向上させているが、それをブランドを代表するようなアイコニックな仕上げにまで昇華しているところはまだ稀なのだ。

その他、使い勝手の面でも、デュアルタイムの2つの時刻調整をリューズを上下両方向に回すことで可能にしたり、日付表示は4時のリューズ先端のプッシャーで行えたりと非常にスマート。オーヴァーシーズシリーズ共通の魅力である、インターチェンジャブルストラップと合わせて(SSブレス、ラバー、アリゲーターの3本セット)、真に旅で実用性を発揮する時計だと思う(実は僕は、ヴァシュロンのチェンジャブルシステムが今、時計界で一番使いやすいと思っている)。
 

ただ、そうした付加機能がかすんでしまうくらい、手の込んだブラックラッカー文字盤はそれだけで手にする理由になりうる魅力に溢れている。日常的にももちろん毎日使いたくなる時計だが、見知らぬ土地でこの美しい黒色に惹かれた見知らぬ人との出会いを期待させるような、そんな素晴らしい一本なのである。

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基本情報

ブランド: Vacheron Constantin(ヴァシュロン・コンスタンタン)
モデル名: Overseas Dual Time(オーヴァーシーズ・デュアルタイム)
型番:7900V/110A-B546

直径: 41mm
厚さ: 12.8mm
ケース素材: ステンレススティール
文字盤色: ブラック(ラッカー仕上げ)
インデックス: バー(18KWG製)
夜光: あり(ホワイト夜光)
防水性能: 15気圧
ストラップ/ブレスレット:SSブレスレット、ミシシッピ・アリゲーターストラップ(黒いヌバックにパンチング模様を施したライナー付き、手縫いサドルステッチ)、ブラックラバーの3本が付属


ムーブメント情報

キャリバー: 5110 DT(シースルーバック、22Kゴールド製オーヴァーシーズ・ローター搭載)
機構: デュアルタイム、日付表示、デイ&ナイト表示
直径: 30.6mm
厚さ: 6mm
パワーリザーブ:約60時間
巻き上げ方式: 自動巻き
振動数: 4Hz(2万8800振動/時)
石数: 37
クロノメーター認定:なし
追加情報:ジュネーブ・シール取得済、ストラップのインターチェンジャブル機構、軟鉄製リング搭載による耐磁性


価格・発売時期

価格: 246万円(税抜)
販売時期: アナウンスがあり次第お知らせします。
詳細は、ヴァシュロン・コンスタンタン公式サイトへ。