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LVMH時計部門は、ゼニス、タグ・ホイヤー、ウブロ、ブルガリの新作時計をオンライン展示会「LVMHウォッチウィーク 2022」でリリース。
我々が知っていること
ウブロは、スイスの時計産業の基準からすると若いブランドである。20世紀初頭、ステンレススティール製の一体型ブレスレットのスポーツウォッチが登場したとき、ウブロはその波に乗り遅れるほど、まだあどけないブランドだったのだ。ウブロは80年代初期に、ラバーストラップを高級時計に組み合わせるという独自の方法で状況を一変させたが、オーデマ ピゲのロイヤル オーク(1972年)、パテック フィリップのノーチラス(1976年)、そしてヴァシュロン・コンスタンタン 222(1977年)はそれよりもずっと前に登場している。
ノーチラスやロイヤル オーク、そして222の後継モデルであるオーヴァーシーズなどの人気上昇に伴って、スイスのあらゆるブランドが一体型ブレスレットを備えた時計を発表しているように感じられる。そのなかにはウブロもあり、このカテゴリーにクロノグラフ搭載ウォッチという、いかにもな形で参入してきた。その名もビッグ・バン インテグラルである。今日、ウブロは3針、日付表示つきのビッグ・バン インテグラル タイムオンリーをチタン、イエローゴールド、ブラックセラミックの3種類で発表した。いずれも直径40mm、厚さ9.25mm、100m防水というクラシックなサイズだ。オリジナルのクロノグラフバージョンは、より大きな 42mm だった。ブラックセラミック製は250本の限定生産である。
我々が思うこと
この時計は極めて直接的なネーミングではあるが、デザイン面だけでなく、文字通りのネーミングで時代のトレンドを取り入れた時計を市場に送り出したウブロに脱帽する。インテグラルは明らかにトレンドに乗っかってはいるが、同時に独自の道を切り開いているように見える。この3モデルは、いずれもステンレススティール製ではないため、半分だけトレンドに乗っているといえるかもしれない。
直径40mm、厚さ9.25mmは私がよくつけている現行モデルのGMTマスター IIと同じ直径で、実際には少し薄いサイズ感だ。オープンワークの文字盤はテクニカルでスポーティな印象を与え、3種類の素材はウブロファンの心をくすぐることだろう。ひとつはストレートなラグジュアリー、もうふたつはテクニカルな時計だ。
価格の面では、インテグラルが競合すると思われるいくつかの時計よりも少し安く、セラミック製の一体型ブレスレットの存在は、これらの比較を少し面白くしている。
基本情報
ブランド: ウブロ(Hublot)
モデル名: ビッグ・バン インテグラル タイムオンリー(Big Bang Integral Time Only)
型番: 456.NX.0170.NX (チタン)、456.VX.0130.VX (イエローゴールド)、456.CX.0140.CX (フルブラック)
直径: 40mm
厚さ: 9.25mm
ケース素材: イエローゴールド、チタン、またはセラミック
文字盤色: オープンワーク
夜光: あり
防水性能: 100m
ストラップ/ブレスレット: 記事を読み、写真をご覧いただけただろうか?
ムーブメント情報
キャリバー: HUB1710
機構: 時、分、秒、日付
パワーリザーブ: 50時間
巻き上げ方式: 自動巻き
振動数: 2万8800振動/時
石数: 27
価格 & 発売時期
価格: チタン 207万9000円、イエローゴールド 575万3000円、フルブラックセラミック 232万1000円(すべて税込)
限定: セラミックモデルは250本限定
All photos, Tiffany Wade
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