私は、素敵なダイバーズウォッチに恋をしています。じゃあ、ダイビングを嗜むのかって? いいえ。泳げるかって? まあ、なんとか。でも、そんなことはどうでもいいんです。私がダイバーズウォッチを愛する理由は、カジュアルな服装(スウェットパンツなど)にも似合い、動画編集中に興奮して机を叩いてもへっちゃらで、皿洗い中に多少の水滴がついても大丈夫なところなのです。
もし、上記のどれかに共感するものがあるなら、ダイバーズウォッチはあなたにはオーバースペックな時計かもしれません。そこで今回は、非ダイバーズウォッチとして人気の高いステンレススティール製スポーツウォッチ、オメガ アクアテラ150mを1週間使ってみました。
この時計は、ダイバーズウォッチと同水準の(150mとかなりの)防水性を備えています(それでも私にとっては必要以上です)。汎用性の高いデザインであるため、私の小規模なスウェットパンツコレクションにはカジュアルになじみますし、スーツ(一張羅)姿にも十分ドレッシーに映ります。
私は、魅力的なブルーの“チーク”コンセプトダイヤルとSS製ブレスレットを持つ、38mmバージョンを身につけました。このバージョンが小さすぎると感じるなら、オメガはまったく同じ価格で販売されているほぼ同じ仕様の41mmバージョンも用意してくれています。もし、サイズ、ダイヤルカラー、またはブレスレットが気に入らないと思っても、オメガはちゃんと手を打っています。アクアテラには現在、実に260種類もの組み合わせがウェブサイトに用意されているのです。好みに合う組み合わせが、きっと見つかるはずです。
1週間ともにすごしてみて、アクアテラは意外にもとてもつけやすく、どんなスタイルにもしっくりとなじむ感じがしました。多くのダイバーズウォッチの問題点に、ドレススタイルとの相性があまりよくないことが挙げられます(ジェームズ・ボンドなら間違いなく同意しないでしょうが、私たちは現実世界に生きているのです!)。ここに、アクアテラのような時計が優位になるポイントがあると考えます。
ポリッシュ仕上げのベゼルとセンターリンクがセミフォーマルな印象を与え、ねじれた竪琴ラグを持つケースとダイヤルの装飾がカジュアルな印象を与えます。ジェームズ・ボンドも納得の仕上がりで、最近の映画でも何度か登場していましたね。
オメガ アクアテラについて語りたいことはもっとたくさんありますが、ロレックス オイスター パーペチュアルとの競合についてや、ほかの時計では経験したことのない興味深い欠点について説明している冒頭の動画をぜひご覧ください。また、海辺のコートでバスケットボールに興じている様子も必見です。そんなのダメだって? いやいや、この時計は本当に万能なんですよ。
HODINKEE Shopはオメガの正規販売店です。オメガの時計の詳細については、公式ウェブサイトをご覧ください。
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