Business News G-SHOCK STORE SHIBUYAがMIYASHITA PARKに新オープン！　内覧会にHODINKEEが潜入

MIYASHITA PARKは、かつての宮下公園跡地にこの夏オープンする注目の施設である（7月28日グランドオープン。飲食店は8月4日オープン予定）。同施設は、公園としての渋谷区立宮下公園、商業施設であるRAYARD MIYASHITA PARK、さらに、sequence MIYASHITA PARKという名のホテルが一体となっており、これまでにない体験が期待できる場所となっている。

　このたび、G-SHOCKのオンリーストアがRAYARD MIYASHITA PARKの2Fにオープン。G-SHOCKやBABY-Gの主要なラインナップを網羅した品揃えとなっており、同店でしか見られない展示なども予定されるという。代表的なものとしては、G-SHOCK35周年の記念ロゴをデザインして話題になったエリック・ヘイズ氏が手掛けたアートを見ることができ、一緒に写真を取ることも可能だ。今回、HODINKEE編集部は貴重な事前内覧会に招待を受けたため、本邦初公開となるG-SHOCK STORE SHIBUYAの詳細をお伝えする。

　僕は本誌でも何度かG-SHOCKの記事を執筆しているが、それなりのG-SHOCK愛好家であり、仕事柄全国にある“EDGE”などのG-SHOCKのコンセプトストアを見てきた。それを踏まえてもこの渋谷の店舗は何かが違う。単にモノを売るだけでなく文化的なものを発信しようという意図が強く感じられたのだ。カシオ計算機の方ともよく話すことだが、G-SHOCKは渋谷や原宿といった街が織りなす文化に支えられて大きなブームになってきた経緯がある。ブランドとして円熟を迎えた今、その渋谷の地で新たな文化を発信したいのだという（ちなみに、カシオ計算機本社も渋谷区に所在がある）。これには僕も大きく賛同したい。

　ここには現在、これまで滅多に公開されてこなかった、初代G-SHOCKの衝撃構造研究で用いられたサンプルや、現代のアイコンであるNBAの八村 塁選手のユニフォームなどが展示されている。ブランドの“壊れない”というコアバリューを形成するものから、今一番輝いている若きアスリートまで、G-SHOCKの魅力がいかに多岐にわたっているかがこの店内から感じ取れるだろう。

　さて、開かれたエントランスをもつ同店は、大きく分けて左側にユースカルチャー向けのモデルが並ぶ。中央には、G-STEELなど割と新しい世代のモデルが、右側にはフロッグマンなど最新モデルを見ることができた。奥側には、MR-GやMT-Gなどの高級ラインが並べられており、最新のG-SHOCK主要ラインナップが網羅されている。正直ユースにはおいそれと手の出ないものも多いが、“いつかはMR-G”と、時計の世界に足を踏み入れてくれる若者が増えることはとても喜ばしいので、この品揃えはぜひ維持して欲しいと思う。

　ユース向け、というような切り口で書いてきてしまったが、このG-SHOCK STORE SHIBUYAはかつてG-SHOCKに熱狂した大人が帰ってくる場所としても適していると思う。RAYARD MIYASHITA PARK自体には、ハイブランドの出店もあれば、G-SHOCKとのコラボ実績もあるKITHもUSから初上陸を果たすなど話題豊富。高感度なオトナの方がむしろ楽しめる場所でもあり、何より懐かしの宮下公園の変貌ぶりに驚きながら縁のある品をショッピングできるのは素晴らしい体験だと思う（ちなみに、時計ブランドの出店はG-SHOCKだけだ）。

●G-SHOCK STORE SHIBUYAのオープンを記念したキャンペーンが7月28日より開催される。同店でG-SHOCKまたはBABY-Gを購入し公式ニュースレターに登録することで、オリジナルサコッシュが応募者全員にプレゼントされる。これは、オリジナルのカラータグが付けられた渋谷区公認スーベニアとのことで、全国で展開されるG-SHOCK STOREでも渋谷店でのみ手に入るアイテムとなる。
※8月16日まで実施予定

G-SHOCK STORE SHIBUYA
開店日：   　2020年7月28日(火)
サービス：   G-SHOCK/BABY-G等の展示・販売、電池交換等のメンテナンスサービス
場    所：   　東京都渋谷区神宮前6丁目20番10号 MIYASHITA PARK South 2階
営業時間：  ＜店舗＞11:00～21:00
                         ＜メンテナンスブース＞11:00～19:00（最終受付18:00）
店舗面積：   約82.83㎡（メンテナンスブーススペース含む）
店舗連絡先： 03-6712-5270
※当初は事前予約による入場制限を予定。詳細はMIYASHITA PARK公式サイトへ。