trophy slideshow-left slideshow-right chevron-right chevron-light chevron-light play play-outline external-arrow pointer hodinkee-shop hodinkee-shop share-arrow share show-more-arrow watch101-hotspot instagram nav dropdown-arrow full-article-view read-more-arrow close close email facebook h image-centric-view newletter-icon pinterest search-light search thumbnail-view twitter view-image checkmark triangle-down chevron-right-circle chevron-right-circle-white lock shop live events conversation watch plus plus-circle camera comments download x heart comment default-watch-avatar overflow check-circle right-white right-black comment-bubble instagram speech-bubble shopping-bag

Introducing G-SHOCKのフルメタルラインナップにレインボーに輝くマルチカラーモデルが登場

G-SHOCKのなかでも特にアイコニックなふたつのモデルに、新世代の感性が加わった。


クイック解説

G-SHOCKの新作ラッシュは止まらない。先日、ブランドの新作発表会でひと足先にこの秋冬のラインナップをチェックさせてもらったが、MR-GにMT-G、マッドマスターをはじめとしたMASTER OF Gにいたるまで趣向を凝らしたモデルが毎月リリースされる予定だ。HODINKEEでも随時紹介していくので、チェックしてもらえるとうれしい。

 もちろん、依然として高い人気を得ているSS製のフルメタルG-SHOCKからもこの秋、新作が登場する。今回紹介するGMW-B5000PC-1JF、GMW-B5000BPC-1JF、GM-B2100PC-1AJF、GM-B2100BPC-1AJFの4モデルは、発表会の会場で特に鮮烈な輝きを放っていた。

 これらはそれぞれ、GMW-B5000PC-1JFとGMW-B5000BPC-1JFがG-SHOCKのオリジンである5000系を、GM-B2100PC-1AJFとGM-B2100BPC-1AJFがDW-5000とAW-500のコンセプトを受け継いだ八角系モデルの2100系をベースとしている。レインボーカラーをデザインコンセプトとしており、1本ずつの色調は異なるものの、4本並べるとその試みは視覚的に伝わってくるはずだ。液晶の外周のガラスや、インデックス、針に蒸着によって施されたこれらのカラーは、眩しいほどにギラギラと光を反射する(とりわけ、GM-B2100PC-1AJFとGM-B2100BPC-1AJFのインデックスの輝きは顕著だ)。また、GMW-B5000BPC-1JFとGM-B2100BPC-1AJFは無垢のSS素材の上からブラックIP処理がかけられたことで、より鮮やかなコントラストを描いている。

GMW-B5000PC-1JF(左)とGMW-B5000BPC-1JF(右)。

GM-B2100PC-1AJF(左)とGM-B2100BPC-1AJF(右)。

 もちろん、タフソーラー、Bluetooth接続によるスマートフォンと連携しての時刻修正など、昨今のG-SHOCKに見られる実用的な機能はしっかり押さえられている。価格は5000系も2100系もブラックIPなしのシルバーモデルが8万300円(税込)、ブラックIPモデルは8万9100円(税込)となっており、2023年10月13日(金)の発売を予定している。


ファースト・インプレッション

昨今、カシオの発表会において“若い商品企画者が手がけた”という説明をよく耳にするようになった。それは言葉通りの意味で、ブランドとして40周年を迎えた今、G-SHOCKチームのなかでも世代交代が起こっているのだと思う。同タイミングで情報解禁となった“ニンジャ”モチーフのモデルもあったが、そちらはなんと26歳の商品企画者によるものらしい(火遁の煙を模したスモーキーカラーや頭巾を思わせるブラックモデルなど、遊び心が利いていてとにかくユニークだった!)。

 今回のレインボーカラーモデルもまた、若い商品企画者が手がけたものだ。5000系に2100系というすでに一定の評価を得ているプラットフォームを用いながら、G-SHOCKが培ってきたCMF(カラー・マテリアル・フィニッシュ)の技術を生かして独創的なルックスを作り出した。これまでもG-SHOCKではIP加工によるレインボーの表現は行ってきたが(火山雷ブルーフェニックスを覚えているだろうか?)、ひとつひとつカラーの異なる4本でひとつの虹を描いた今シリーズは、より人の個性と多様性を尊重する現代のあり方を象徴しているように僕は思う。

 熟練の商品企画者が手がけるMR-GやMT-Gの新作群に関するインタビューを行うたびに、素材や技術へのアプローチの深さにただひたすらに驚かされる。だがその一方で、今作のようにシンプルながら鋭い表現にもまた、頭を殴られたような衝撃を受ける。日本が誇るハイエンドなテクノロジーを用いたモデルは昨今のG-SHOCKの強みではあるが、同時にファッション的に尖った若々しいデザインもまたブランドのDNAであることは間違いない。間もなくアラフォーに差し掛かり、保守的になりがちな僕は5000系ベースのシルバーモデルであるGMW-B5000PC-1JFが気になって仕方ないのだが……、みなさんはどのモデルを手に取るのだろう。


基本情報

ブランド: G-SHOCK
型番: GMW-B5000PC-1JF、GMW-B5000BPC-1JF、GM-B2100PC-1AJF、GM-B2100BPC-1AJF

直径: 43.2mm(GMW-B5000PC-1JF、GMW-B5000BPC-1JF)、44.4mm(GM-B2100PC-1AJF、GM-B2100BPC-1AJF)
厚さ: 13mm
ケース素材: SS
文字盤色: 液晶ディスプレイ(GMW-B5000PC-1JF、GMW-B5000BPC-1JF)、ブラック(GM-B2100PC-1AJF、GM-B2100BPC-1AJF)
夜光: LEDバックライト(GMW-B5000PC-1JF、GMW-B5000BPC-1JF)、ダブルLEDライト(GM-B2100PC-1AJF、GM-B2100BPC-1AJF)
防水性能: 20気圧防水
ストラップ/ブレスレット: ワンプッシュ三つ折れ式バックル付きSS製メタルバンド
追加情報: タフソーラー、ワールドタイム、フルオートカレンダー、パワーセービング機能、ストップウォッチ、時計アラーム、スマートフォン連動


価格 & 発売時期

価格: シルバーのSSモデルは8万300円(税込)、ブラックIPモデルは8万9100円(税込)
発売時期: 2023年10月13日(金)予定
限定: なし

詳しくはこちらをご覧ください。