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The Sports Section イエローゴールド製のロレックス 1908を身につけ、インディアンウェルズでの優勝を祝したイガ・シフィオンテク

ゼンデイヤも優勝後に勝利を祝い、女子テニス界の最高峰は、ロレックスコレクションの最高の1本を披露した。

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グランドスラム以外の大会で、今日のテニス界におけるスターたちの活躍を追うことはあまりない。ただし、あらゆるルールには例外がある。今日はその例外のひとつを、スポーツの絶対的スターのひとりであるイガ・シフィオンテク(Iga Świątek)選手を通じてお届けする。先週末、カリフォルニア州インディアンウェルズで開催されたBNPパリバ・オープンにて、シフィオンテク選手はギリシャ代表のマリア・サッカリ(Maria Sakkari)選手を6対4、6対0のストレートで破り、トロフィーを手にした。ロレックスのアンバサダーである彼女は、わずか22歳で全米オープンと全仏オープンの両方を制覇したことになる。

 彼女は古くから信頼のおける、伝統的なパープルカラーのダイヤルにダイヤモンドのローマ数字インデックスを持つロレックス デイトジャストを着用している(我々が勝手にシフィオンテク デイトジャストと呼んでいるもの)。

Iga Świątek

Image: Getty Images

 しかし最近では、これまでとはまったく異なる種類のロレックスがコート上で目撃されている。それはWatches & Wonders 2023で大きな注目を集めたロレックスだが、この1年間はやや目立たない存在だったものだ。ロレックス チェリーニの後継機である、まったく新しいロレックス パーペチュアル 1908である。

 この時計が昨年3月に発表されて以来、実際につけている人を見つけるのが難しいと報告されている。去年のショーでは“絵文字”デイデイトデイトナ ル・マンにばかり目を奪われ、1908はほとんど忘れていた。しかし1908は今年のW&Wで新風を巻き起こす予感がする(と我々は考えている)。

Rolex 1908

 確かにブラックダイヤル&イエローゴールド製の1908は、W&W 23で発表されたモデルのなかでも特にお気に入りで、私の欲しいものリストにしっかりと名を刻んでいる。シフィオンテク選手の話に戻ろう。彼女は今年、いくつかの大会でホワイトダイヤルのYG製1908を身につけている姿が目撃されている。特にインディアンウェルズはそれを披露できた、絶好の舞台であった。

 白とピンクを基調とした勝負服に身を包んだ彼女が抱えるクリスタルトロフィーの隣には、YGケースに白い文字盤、12・3・9のYG製インデックス(針もお揃いの素材)という、ドレッシーで凛々しい1908が映えていた。もちろんマットブラウンのレザーストラップと合わせてだ。試合を2セット終えたあとにレザーストラップの時計を身につけるのは奇妙に思うかもしれないが、まあそれは我々があまり目にすることのない1908だという理由だけであり、シフィオンテク選手は特別なのだ。

Iga Świątek

Image: Getty Images

 また、ブランドがレディスモデルとは考えていない、39mmの1908を選択したことも非常にクールだ。我々は時計はジェンダーにとらわれることなく、時計を時計として扱う必要性についてよく話してきた。シフィオンテク選手はその理想に基づいて行動し、ロレックスコレクションのなかで最もクールな新作を選んだのである。さらに予期していなかった勝利後のボーナスとして、ハリウッドスターのゼンデイヤ(Zendaya)氏が参加し、ふたりは少しのあいだ時間を(そして写真)共有し、祝勝会を締めくくった。

Iga Świątek and Zendaya

Image: Getty Images

 しかし、シフィオンテク選手はインディアンウェルズ唯一の勝者でも、またロレックスアンバサダー唯一の勝者でもなかった。20歳の天才、カルロス・アルカラス(Carlos Alcaraz)選手もまた、ダニール・メドベージェフ(Daniil Medvedev)選手を破り、勝利を手にしている。彼はオイスターフレックスのブレスレットにメテオライト文字盤が付いたロレックス デイトナをつけたままトロフィーを掲げていた。グランドスラムではなかったにもかかわらず、インディアンウェルズはめったに見られないふたつのロレックスで盛り上がりを見せたのだ。

Carlos Alcaraz

Image: Getty Images

Iga Świątek

Image: Getty Images

Lead image: Getty Images/Hodinkee composite