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我々が知っていること
2023年はロンジンにとって地味にすごい年であった。ブランドがレジェンドダイバーを再リリースしたしただけなら、多くの時計愛好家にとってよろこばしいことだったろう。39mm径のスピリット Zulu Timeも、2023年における素晴らしいリリースのひとつである(HODINKEEオリジナルの限定モデルを出したという事実は別として)。さてロンジンは、イエローゴールドとローズゴールドのふたつのGMT限定モデルを発表して、2024年のスタートを切ろうとしている。
新しい2本のロンジンマスターコレクション GMTは、よりドレッシーになっている。しかしハイドロコンクエスト GMTからスピリット Zulu Timeまで、39mm径と41mm径の両方に、ロンジン独自のCal.L844.5(ETAベース)を搭載している。つまり時・分・センターセコンド、6時位置の日付、独立した24時間針を備えているということだ。
ただし今回の新作は、より洗練されたドレッシーなゴールド(18KYGかRG、どちらを選ぶかはあなた次第)かつ、フロステッドシルバーの文字盤にはローマ数字が配され、見返しリングには24時間目盛りが付いている。YGでもRGもそれぞれ500本のみの生産で、価格は各231万8800円(税込)である。
我々の考え
ロンジンのようなブランドの金無垢時計は不思議な存在だ。私はロンジンの、ヘリテージにインスパイアされた数々の作品(ヴィンテージウォッチも)の大ファンだ。しかしロンジンの価格を考えると金無垢モデルは難しいかもしれない。
個人的には“ドレスGMT”の出番はあまりないし、48万9500円(税込)の時計に搭載されているムーブメントと同じものを乗せた時計が231万8800円(税込)というのは高いと思う。しかし多くの人たちは、ロンジンが総売上高で世界最大級のブランドのひとつであることを忘れている。つまりブランドをよく知っていて、なかでもより高級なものを探している人々のために、このような選択肢をラインナップのいくつかに用意する必要があるのではないかと思うのだ。それ以外の人にとっても、このカテゴリーで選べるブランドの選択肢には事欠かない。
基本情報
ブランド: ロンジン(Longines)
モデル名: マスターコレクション GMT
型番: L2.844.6.71.2(YG)、L2.844.8.71.2(RG)
直径: 40mm
厚さ: 10.4mm
ケース素材: 2Nイエローゴールド(L2.844.6.71.2)、5Nローズゴールド(L2.844.8.71.2)
文字盤: フロストシルバー
インデックス: 11個のアプライド2NYGまたは5NRGのローマ数字
夜光: なし
防水性能: 30m
ストラップ/ブレスレット: ソフトタッチ仕上げのアンスラサイトグレーアリゲーターレザーストラップ、2NYGまたは5NRGのピンバックル
ムーブメント情報
キャリバー: ロンジン専用Cal.L844.5(ETAベース)
機能: 時・分・センターセコンド、日付表示、タイムゾーン(GMT)
直径: 25.6mm
パワーリザーブ: 約72時間
巻き上げ方式: 自動巻き
振動数: 2万5200振動/時
石数: 21
クロノメーター: なし
価格 & 発売時期
価格: YG、RGともに231万8800円(税込)
発売時期: すぐに
限定: 世界限定各500本、シリアルナンバーなし
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