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Happenings フィリップス・パーペチュアル 初期のA.ランゲ&ゾーネ展覧会を3月9日から開催

すべてのランゲ愛好家募集中。

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今週初め(2月21日週)、フィリップスのチームから、数週間後に開催される非常にエキサイティングな展覧会について連絡があった。2022年3月9日から14日まで、ロンドンのオークションハウスによるプライベートセールプラットフォームであるフィリップス・パーペチュアルは、A.ランゲ&ゾーネ初期の腕時計のオンリーワンセレクションを展示する、「Made in Germany, A Tribute To The Early Lange 1 And Datograph」 を開催する予定である。

An early A Lange & Sohne Datograph in yellow gold

A. ランゲ&ゾーネ ダトグラフ Ref. 403.032(2010年発売)。

 タイトルにあるように、この展示会ではランゲ1とダトグラフという、現在ドイツを代表する超レアな腕時計に特化して、20本以上の腕時計がキュレーションされる。このアナウンスは、いくつかの理由で非常にエキサイティングである。ランゲの初期の時計に関する研究はまだ比較的初期段階にあり、非常に長いあいだ、同社の時計はオークションでも二次流通市場でもよい成績とは言い難かった。フィリップスが企画した展示会は、コレクターが入手できる知識とオークションでのランゲウォッチへの関心が徐々に高まり始めていることを意味する。

A close-up on the dial of a Lange 1

A. ランゲ&ゾーネ ランゲ1 Ref. 111.025、初期MIG(Made In Germany)文字盤とケースに刻印入り。

 昨年11月のジュネーブ・オークション・ウィークでは、ランゲの希少な作品がかなりの高値で取引された。同時期に、英国在住のコレクターでライターのパース・オファスウォンセ(Perth Ophaswongse)が、文字盤の "Made In Germany"(MIG)サインから初期のランゲ1を見分ける方法を、非常に詳細かつ印象的にリサーチした記事を発表している。

 A. ランゲ&ゾーネの現代における復活劇は1990年代初頭に成り、その当時はこの時計やブランド自体に興味がなかったとしても、現在のハイエンドな時計コレクターの大多数がまだ元気だったころであり、まだ十分に新しいと言える。自分がよく知っていると信じている、あるいは自分よりあとに生まれた特定の時計群について、新しい世界を発見することができるのは、特別な快感があると思うのだ。

A close-up on the dial of a rare Lange Datograph

A. ランゲ&ゾーネ ダトグラフ Ref. 403.035、「メーター」文字盤、プラチナ・ブレスレット。

 フィリップスは、"フォント、文字盤、限定生産された時計の進化における、比類なき物理的探求 "を約束している。そのすべてをもう少し深く掘り下げるのが待ち遠しい。展示される作品の全容はまだ発表されていないが、フィリップスのチームはすでにふたつの爆弾を予告している。ステンレススティールのランゲ1(詳しくはこちら)とプラチナのダトグラフ(Ref.403.025X)だ。403.025Xは2004年にミラノのピサ・オロロジェリアの顧客のために10本が限定生産されたものである。

A close-up on the Pisa engraving on the caseback of a rare Lange Datograph

A. ランゲ&ゾーネ ダトグラフ Ref. 403.025X ミラノの小売店ピサ・オロロジェリアのために製作、10本限定生産。

 フィリップスは、この展示会に集まる時計は「学問用」であり、つまりは何も手に入れることはできないと述べている。しかし、もしあなたがロンドンにいて、その週にたまたま財布に穴が開くようなら、フィリップスのチームは、すぐに個人売買が可能な、あるいは来る2022年春のシーズンにオークションに出される予定のさまざまなA.ランゲ&ゾーネの時計をさらに用意するつもりだということだ。

 私自身もロンドンまで足を運び、展示されている時計の詳細をお伝えしたいと思っている。ご期待あれ。

【展覧会の詳細】
日程: 2022年3月9日(水)~3月14日(月・祝)まで
視聴可能時間:午前10時~午後5時(GMT)
住所:30 Berkeley Square, London, W1J 6EX, 3階
招待状不要

Images courtesy Phillips

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A.ランゲ&ゾーネ展の詳細は、フィリップス公式サイトでご確認を。