Introducing 金無垢で登場したタグ・ホイヤー　アクアレーサー プロフェッショナル200 40mm（COSC認定の新ムーブメントも搭載）

　近年、最も人気のある40mmサイズのアクアレーサーに金無垢ケースが仲間入りし、より一層華やかなコレクションとなった。ひとつは18K 5N ローズゴールド無垢、もうひとつは18K 3N イエローゴールド無垢だ。どちらの時計もラバーストラップを採用しているのが特徴である。金無垢のアクアレーサーはとてもかっこよく、特に既知のケースデザイン、グラデーションダイヤルも同時に手に入れられると考えると…より贅沢なタイムピースになった。しかし単に新しいケースを取り入れたわけではなく、それ以上のものがそこにはある。

　DLCコーティングを施したスティール製のねじ込み式リューズ、ブラックDLCコーティングを施したグレード2チタン製の裏蓋、そしてサファイアクリスタル製のシースルーバックを備え、そこからは新型キャリバーを鑑賞することができる。

　それがCOSC認定の新マニュファクチュールムーブメント、Cal.TH31-00である。これはタグ・ホイヤーと、ラ・ショー・ド・フォンを拠点とするスイスの高級ムーブメント製造会社、AMTの2社で共同開発した新機軸である。ブランドによると、AMTはタグ・ホイヤーのためだけにこのムーブメントを生産して組み立てているとのことだ。

　このムーブメントは、約80時間のパワーリザーブを実現している。またブリッジには伝統的なコート・ド・ジュネーブ仕上げを施し、ローターはタグ・ホイヤーを象徴する盾のシェイプに肉抜きされている。さらに興味深いことにタグ・ホイヤーは、このムーブメントが非常に信頼できるものであると結果を出しており、このムーブメントを搭載した時計には、5年間の延長保証という付加価値をつけることにしたのだ。

　でもゴールド？　私はそれをクレイジーと呼んでいただろうが、今はかなりホットなアイテムだと思う。

　特に価格が上がったぶん、新しいムーブメント（クロノメーター認定ムーブメント）によってケースの中身がグレードアップしていることを考えると、この上ない充足感がある。まあ、マニュファクチュールキャリバーの定義について疑い深くなった人はコメントで反論するかもしれないが、要するに、タグはムーブメントに投資しており（この新しいムーブメントはタグ・ホイヤー専用）、それは誰にとってもいいことだということだ。

　金無垢のタグ・ホイヤー　アクアレーサーを身につけることは、ある種それを見せびらかしているかのように思うが、この2モデルに関しては見せびらかしていてもむしろ格好いいくらいに思う。ゴールドの見た目、手触り、重厚さなど、大量の質問を用意しているため、ジュネーブのW&Wのタグ・ホイヤーブースからあなた方の質問にお答えしようと思う。それではまた近いうちに。

ブランド: タグ・ホイヤー（TAG Heuer）
モデル名: アクアレーサー プロフェッショナル200（Aquaracer Professional 200）
型番: WBP5150.FT6199（18K 5N ローズゴールド）、WBP5152.FT6210（18K 3N イエローゴールド）

直径: 40mm
ケース素材: 18K 5N ローズゴールドまたは18K 3N イエローゴールド
文字盤: ブラックまたはブルー
インデックス: アプライド
夜光: あり
防水性能: 200m
ストラップ/ブレスレット: ブラックまたはブルーのラバーストラップ、ダブルセキュリティフォールディングバックル

キャリバー: TH31-00
機能: 時・分・秒表示、日付表示
パワーリザーブ: 約80時間
巻き上げ方式: 自動巻き
振動数: 2万8800振動/時
石数: 30
クロノメーター: あり

価格: どちらも231万円（税込）
発売時期: 2023年9月
限定: なし