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Introducing ミン 27.02 サファイアブルーのギヨシェダイヤルで登場

27.02は、ミンの27シリーズの中で最後のモデルとなる。

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 通常、ミンの時計は発表されるとすぐに完売してしまうが、これは創業者であるミン・ティエンのデザインが世界的な人気をもつという証であると同時に、その友人たちからは時折不満の声が上がるという現象も引き起こす。発表されたばかりの27.02の最終生産に関して - これは27シリーズの最終モデルで、高度に改良されたプゾー製キャリバー7001を採用している - 同社は、日付ごとに売り出す数を決めた、順次発表方式を選択した。27.02は、27.01と同じベーシックなデザインとムーブメントをもつが、27.01で使用されていた真鍮のダイヤルとは対照的な、サファイアブルーのギヨシェダイヤルを採用している。

 HODINKEEを長く読んでいる人なら、ミンの時計を見たことがあるかもしれない。2017年に発表された最初の時計、Ming 17.01は、ミン・ティエンの細部へのこだわりだけでなく、価格に対する前例のない価値を提供しようという会社の姿勢を体現したもので、わずか900ドルで販売された。以来、ミンはそれより高価で複雑な時計を製造してきたが、価格を問わず価値を提供することが全ての時計の主要な特徴であり続けた。これが人々を惹きつけ、ミンのモデルは全て、通常では数時間以内に、しばしば数分以内に完売している

ミン  27.02

 27.01 はミン初の極薄時計で、サイズはわずか38 x 6.9mmだった。キャリバーはETA/プゾー7001がベースとなっていたが、ムーブメントはミンのムーブメントパートナーであるシュワルツ・エティエンヌによって、ほとんど原型を留めないほど改造された。ミン 7001 MI用に当初のムーブメントから残ったパーツは、輪列と脱進機だけだった。改造後、このムーブメントは、まるでオープンワークキャリバーのように内部の構造を見渡せるような印象となった。

 27.01と27.02の際立った違いは文字盤を見れば分かるだろう。27.02の文字盤はかなり凝ったものだ。ムーブメント部分の外側に沿ってブルーのクル・ド・パリが施されたアウターリングがあり、その上にグラデーションのサファイアブルー文字盤が重なる。この組み合わせは写真で見ても非常に素晴らしく、時計の薄さと文字盤の奥行き感のコントラストがとても興味深い印象を与えるに違いない。

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 ミン・ウォッチのサイトにいくと、27.02は「現在、品切れ中」と表示されているはずだ。当初の生産数は、既にミンの時計を直接購入して所有しているコレクター(つまり、セカンダリーマーケット以外)のために割り当てられた。ただし、今後も随時生産が予定されている。第2弾(一般向け)は、1月15日午後 1 時 GMT で発売され、内容は27.01モデルが50本、27.02モデルが75本だ。

 第3弾は1月22日に発売予定で、27.01モデル50本と最後の27.02モデル75本となっている。 

 時間管理が苦手な人にとって(私もその一人)、これは船に乗り遅れたことに気づくチャンスが1回だけでなく3回もあることを意味するかもしれない。しかし、もしミンが大好きで時計をよく見る人なら、そのコレクションの中に1つ、いや、2つを加えられる確率が上がったということだ。用意周到でいきたい。

ミン 27.02 : サテン仕上げとポリッシュ仕上げの316L SSケース。 両面無反射コーティングを施した 表と裏のサファイアクリスタル、グラデーションのサファイアダイヤルにはレーザーエッチングを施したホワイトのインデックス、ブルーのクル・ド・パリ模様のギヨシェ彫り。スペーサーリングなしの堅牢なケース、50m防水、ラグ幅20mm。ムーブメントはETA/プゾー7001を改良した、シュワルツ・エティエンヌによる、ブラッククロームメッキのカスタムブリッジと地板をもつCal.Ming 7001 M1。42時間パワーリザーブ、ムーブメントは5つのポジションで調整済み。2年間のメカニカル保証。ジャン・ルソー・パリのスムースなブルーグレーのレザーを使用したストラップ。レザー製トラベルポーチはクアラルンプールのスタジオ コージ・サトーによるハンドメイド。世界限定200本。価格は4950スイスフラン(約57万6000円)。詳細はMing.watchで。