Introducing ブライトリング　トップタイム 懐かしい車がテーマのシリーズ

　前回のトップタイムは、1960年代のブライトリング　トップタイム クロノグラフにインスパイアされた限定モデルで、当時のスタイリングを参考にしてミッドセンチュリーを象徴したモデルとなっていた。今回のカプセルコレクションでは、トップタイムがこの時代と直接関係していることは明らかだが、ブランドはさらに一歩進んでアイコニックなクラシックカーとの繋がりを表現した。

　コルベットはレッド、シェルビー コブラはブルー、マスタングはグリーンと、それぞれの車の徽章が刻印された個性的なダイヤルカラーを採用している。コルベット、マスタングともにケースサイズは42mmで、内部にはクロノメーター認定のムーブメント、ブライトリングCal.25を搭載している。8分の1秒クロノグラフのついた自動巻きムーブメントで、パワーリザーブは約42時間だ。

　シェルビー コブラは、40mmという小さめのケースサイズに、COSC認定のムーブメント、ブライトリングCal.41を搭載している。これは4分の1秒クロノグラフ搭載の自動巻きムーブメントで、パワーリザーブは約42時間だ。

　63万9100円（税込）でヴィンテージカーのフィーリング（そしてヴィンテージウォッチまで）が味わえるわけだ。

　まず第一に、これらの時計はカラフルだ。そしてもちろん、そのうちのひとつはグリーン（まだ2021年だからね）。

　トップタイムは、ブライトリングで最も優れたヴィンテージ喚起のラインのひとつだが、このカプセルコレクションは、まさにそのコンセプトを忠実に再現したものと言える。もしあなたが繊細さを求めているのなら、他を当たろう。しかし、決して軽蔑的な意味ではない。ミッドセンチュリーの車と時計をレトロに表現するという、まさにそのためにデザインされたものなのだ。

　ヴィンテージウォッチの愛好家が愛するものといえば、ダブルスタンプの文字盤だろう。ただ、昔のようなスタンプではない。この3つのモデルでは、ブライトリング　トップタイムというブランド名に加え、シェルビー コブラのコブラ、コルベットのレーシングフラッグ、マスタングのマスタングという、昔懐かしい車のブランド名が入っているのだ。コンセプトがちょっと強引だったとしても、それぞれが文字盤に映えている。

　時計のケースサイズによって車のブランドロゴの配置が異なることに注目して欲しい。42mmのマスタングとコルベットでは12時付近に、シェルビー コブラでは6時付近にスタンプが配置されている。しかし、違いはそれだけではない。

　機能面では、ダイヤルレイアウトの違いからもわかるように、40mmと42mmでは使用しているムーブメントが異なるため、機能も異なる。40mmのシェルビー コブラは、ランニングセコンドと30分積算計を表示する2つのサブレジスターのみだが、42mmは3レジスターのクロノグラフディスプレイになっている。

　鮮やかな色の文字盤に加えて外周のトラックにもコントラストの効いたカラーを採用し、クローズドケースバックには車のエンブレムが刻印されている。また、それぞれの時計にレーシングスタイルのレザーストラップも付属する。

ブランド: ブライトリング（Breitling ）
モデル名: トップタイム (シボレー コルベット、フォード マスタング、 シェルビー コブラ）
型番: A25310241K1X1, A253101A1L1X1, A41315A71C1X2

直径: 42mm (コルベットとマスタング)、 40mm (シェルビー コブラ)
厚さ: 13.65mm (コルベットとマスタング）、 13.30 mm (シェルビー コブラ)
ケース素材: ステンレススティール
文字盤色: レッド、グリーン、ブルー
インデックス: アプライド
夜光: あり
防水性能: 100m
ストラップ/ブレスレット: レーシングスタイルのレザーストラップ

キャリバー : ブライトリング Cal.25 (コルベットとマスタング)、ブライトリング Cal.41 (シェルビー コブラ)
機能: 8分の1秒クロノグラフ、 30秒・15分・6時間の積算計、時、分、秒 (Caliber 25) 、 4分の1秒クロノグラフ、 30分積算計、時、分、秒(Caliber 41)
直径: 29.3mm (Caliber 25)、 25.4mm (Caliber 41)
厚さ: 6.9mm (Caliber 25)、 6.8mm (Caliber 41)
パワーリザーブ: 42 時間
巻き上げ方式: 自動巻き
振動数: 2万8800振動/時
クロノメーター認定: あり

価格: 63万9100円（税込）
発売時期: 発売中
限定: なし

詳細はブライトリング公式サイトへ。