trophy slideshow-left slideshow-right chevron-right chevron-light chevron-light play play-outline external-arrow pointer hodinkee-shop hodinkee-shop share-arrow share show-more-arrow watch101-hotspot instagram nav dropdown-arrow full-article-view read-more-arrow close close email facebook h image-centric-view newletter-icon pinterest search-light search thumbnail-view twitter view-image checkmark triangle-down chevron-right-circle chevron-right-circle-white lock shop live events conversation watch plus plus-circle camera comments download x heart comment default-watch-avatar overflow check-circle right-white right-black comment-bubble instagram speech-bubble shopping-bag

Introducing セイコー プロスペックス 1968 ヘリテージ ダイバーズ GMT SBEJ029が登場

真っ白なセイコーのダイバーズGMT、夏にぴったりの1本だ。

ADVERTISEMENT

我々が知っていること

2023年、ジェームズ・ステイシーはA Week On The Wristでダイバーズ 1968 ヘリテージ GMTのグリーンダイヤルバージョン、SBEJ009(北米ではSPB381)を取り上げて彼らしい独自の視点でレビューを行った。そして数ヵ月前にはブランドの60周年を記念し、300m防水仕様にアップグレードされ、ブルーのウェーブダイヤルを備えた限定版が登場した。そして今回、このモデルがレギュラーモデルとしてSBEJ029(北米ではSPB519)というリファレンスでリリースされることとなった。新たなモデルは2023年版よりもやや厚みが増しており、42mm径、13.3mm厚となっているが、これは300mの防水性を確保するための変更である。しかし、搭載するムーブメントは変わらずキCal.6R54を採用している。このムーブメントは時・分・秒表示の基本機能に加えて、24時間独立設定が可能な“Caller”スタイルのGMT表示と、4時30分位置の日付窓を備えている。

SPB519

 最大の変更点は文字盤のデザインだ。サンレイ仕上げのシルバー/ホワイトダイヤルには立体的なインデックスが配されており、これらには針と同様にルミブライトを塗布。また逆回転防止ベゼルにはブルーのセラミック製インサートが用いられ、視認性と高級感を引き立てる。この時計はステンレススティール製のブレスレットを採用しており、高硬度のダイヤシールドが施されている。クラスプは三つ折れ式で、プッシュボタンによる開閉機構とダブルロックも装備。また、ダイビング時の使用を考慮し、6段階で15mmの調整が可能なワンプッシュダイバーアジャスター機構も搭載された。パワーリザーブは3日間。これだけのスペックを持ちながら、価格は24万7500円(税込)と発表されている。発売は2025年6月6日(金)を予定しており、夏のダイビングシーズンにぴったりの一本となるだろう。


我々の考え

セイコーを購入するインターバルには、理想的な期間があると仮定しよう(そしてこれは実際にあると思う。優れた手ごろな時計を所有する欲求を絶えず満たすための、ちょうどいいサイクルだ)。もしそうだとしたら、私はその適切な期間とやらをとうに超えてしまっているようだ。要するに長らくセイコーの時計を買っていないということであり、事実そろそろ欲しくなってきている。今回発表されたSBEJ029はセイコーの時計の素晴らしさと、その提供する価値を思い出させてくれるちょうどいいモデルだ。

SPB519

 ただ私のスタイルには、“Caller”(単独調整可能な24時間針を持つ)GMTはあまりマッチしていないようだ。すでにいくつか持っているが、その他のGMT機能を持つモデルに比べて使用頻度がどうしても少なくなってしまう。さらにこのムーブメントは、+25〜-15秒/日と特に精度が高いわけではない。普段、時計の精度を逐一確認することはないが、この誤差の範囲ではさすがに気になってくるレベルだと思う。もちろんこれは誰かにとっては十分満足できるものだろうが、少なくとも私にとっては違ったようだ。それでもこのモデルが発表されたことで、セイコーのカタログを改めて見返すきっかけになったし、ここ数年ずっと欲しいと思っていたSBDC111(北米ではSPB153)をまだ手に入れていなかったことにも気がついた。そしてどんな形であれ購入につながれば、セイコーの業績においてプラスになることは間違いない。


基本情報

ブランド: セイコー プロスペックス
モデル名: ダイバーズ 1968 ヘリテージ GMT
型番: SPB519

直径: 42mm
厚さ: 13.3mm
全長: 48.6mm
ケース素材: ダイヤシールドを施したステンレススティール
文字盤色: ブルーベゼル付きホワイトダイヤル
インデックス: エンボス(一体成型)
夜光: 針とマーカーにルミブライト
防水性能: 300m
ストラップ/ブレスレット: SS製

SPB519

ムーブメント情報

キャリバー: セイコー自社製 6R54
機能: 時・分・秒表示、GMT機構(GMT針を単独調整可能な“Caller”タイプ)、デイト表示
直径: 27.4mm
厚さ: 5.3mm
パワーリザーブ: 72時間
巻き上げ方式: 自動巻き
振動数: 2万1600振動/時
石数: 24


価格 & 発売時期

価格: 24万7500円(税込)
発売時期: 2025年6月6日(金)
限定: なし

詳細はこちらをチェック