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Introducing ランゲ1・タイムゾーンにプラチナモデルが仲間入り

ステルス(静かな)プラチナのタイムゾーンこそ、ランゲにふさわしい。

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我々が知っていること

A.ランゲ&ゾーネは、2020年にカタログを更新したランゲ1・タイムゾーンコレクションに、プラチナモデルを追加した。同色のロジウムカラーダイヤルと組み合わされ、世界中を飛び回ることができるランゲ1に、モノクローム感をプラス。最も洗練されたタイムゾーンウォッチのひとつが誕生した。

lange 1 time zone platinum


 1994年に発表されたランゲ1は、現代における優れた時計デザインのひとつである。今日では、トゥールビヨン、永久カレンダー、ムーンフェイズなど、ランゲ1・タイムゾーンを含む多くの機能を備えた真の時計ファミリーを形成している。審美的に、これらはすべてオリジナルのランゲ1と同じデザインを採用しており、また技術面においても、4分の3プレート、エングレーブ入りテンプ受け、そして全体に施された精巧な仕上げなど、ドイツの古典的ムーブメント構造を備えている。既存のランゲ1・タイムゾーンと同様、プラチナ950製の新モデル(Ref.137.025)にもCal.L141.1を搭載。これは、ランゲが2020年にゴールド製タイムゾーンを発表した際に、初めて披露したものである。この新しいキャリバーにより24時間表示がアップデートされ、メインダイヤルとなる中央の回転ディスクが、24時間ごとに1回転して表示されるようになった。そして時針が青い部分にかかっているとき、そのタイムゾーンは午後となる。文字盤の外側に都市リングを配し、8時位置のプッシャーで調整ができる。このプッシャーで都市リングやタイムゾーンの時針、デイ&ナイトディスクを進める必要があるため、実際には67個のコンポーネントを持つ複雑なメカニズムが搭載されている。

lange 1 timezone platinum 137.025

 4時位置にある小さなポインター(上の写真ではニューヨークを指している)は、タイムゾーンの基準となる都市を示す機能だ。だが2020年のアップデートにより、その都市でサマータイムが実施されているかどうかを示す小さなウィンドウが追加され、該当する都市の場合は、上の写真のように赤く、そうでなければ白く、ポインターが切り替わる仕様となった。ただし、その時間にサマータイムが適用されているかどうかはわからない。それは技術的に不可能であり、基本的にはパーペチュアルカレンダーの仕組みが必要になるわけで、異なるタイムゾーンが半不規則的にサマータイム(または夏時間)に切り替わるという事実はい言うまでもない(この事実が、これまで私たちがエンバーゴを台無しにしたことがあるかどうかは聞かないでほしい)が、Cal.L141.1としては素晴らしく機能的な付加価値である。

 プラチナケースのサイズは41.9mm径×10.9mm厚(ラグからラグまでの長さは50mm)で、ロジウムカラーの文字盤とブラックアリゲーターストラップを組み合わせている。これは“ステルス(静かな)”なランゲ1のようにコレクターの好みを刺激する、ブランドの伝統的なコンビネーションである。またローカルタイムゾーン、セカンドタイムゾーン、パワーリザーブインジケーターに加え、サマータイムインジケーターと、ランゲ1の特徴であるアウトサイズデイトも装備する。

 プラチナ製のランゲ1・タイムゾーンは、ランゲブティックでのみ販売され、価格は要問い合わせだ。参考までに、現在価格が公表されているランゲ1・タイムゾーンはピンクゴールド製(Ref.136.032)のみで、こちらの価格は860万2000円(税込)で提供されている。


我々の考え
lange 1 time zone caliber l141.1

“もし誰かが“私”(ジャーナリストであり、時計学に焦点を当てたこのブログの編集者である私ことベン・クライマー)に合う時計をデザインするとしたら、A.ランゲ&ゾーネ ランゲ1・タイムゾーン ホワイトゴールド ルミナスのような時計になるかもしれない”。2012年、私たちのベン・クライマーが、現代版のランゲ1・タイムゾーンをレビューしたときに書いた一文だ。あれから10年以上経った今、私の感覚が変わったとは言い難い。それ以来、タイムゾーンは少しずつ改良・アップデートされてきた。プラチナケースにシルバー文字盤というのも、非常にランゲらしい。これがすでにカタログに存在していると言われたら、おそらく私は騙されただろう。

lange 1 time zone platinum

 ランゲのことを考えるたびに、いつか自分のコレクションに加えられたらいいなと思っている。また真面目でよくできたものが好きだと主張する熱狂的なファンにとっては、ほとんど必需品のようにも感じられる。今でもランゲは、年産数千本の時計を製造しているに過ぎず、それ以上を作ることにはあまり関心がないようだ(実際、様々な動機から生産量を減らしているようだがそれはまた別の話だ)。私がランゲのことを考えるとき、たいてい最初にクロノグラフを思い浮かべる。革新的なダトグラフや、より気軽に着用できる1815ではない。ランゲ1・タイムゾーンは、A.ランゲ&ゾーネがクロノグラフ以外にもいろんな時計を製造していることを、気取らずに教えてくれるコレクションなのだ。


基本情報

ブランド: A.ランゲ&ゾーネ(A. Lange & Söhne)
モデル名: ランゲ1・タイムゾーン(Lange 1 Time Zone)
型番: 137.025

直径: 41.9mm
厚さ: 10.9mm
ケース素材: プラチナ950
文字盤: ロジウム
防水性能: 30m
ストラップ/ブレスレット: ブラックアリゲーターレザーストラップ、プラチナバックル

lange 1 timezone caliber l141.1

ムーブメント情報

キャリバー: L141.1
機能: 時・分・スモールセコンド、アウトサイズデイト表示、デイ&ナイト表示、タイムゾーン、パワーリザーブインジケーター
直径: 34.1mm
パワーリザーブ: 約72時間
巻き上げ方式: 手巻き
振動数: 2万1600振動/時
石数: 38
追加情報: パーツ総数448点、4分の3プレート、エングレーブ入りテンプ受け


価格 & 発売時期

価格: 要問合せ
限定: あり、ブティック限定

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詳しくはA.ランゲ&ゾーネをご覧ください。