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August 04, 2020
Introducing チューダー ブラックベイ フィフティ-エイト "ネイビーブルー"2020年新作

Introducing チューダー ブラックベイ フィフティ-エイト "ネイビーブルー"2020年新作

"チューダーブルー"を採用して、ヒットモデルであるBB58がよりモダンな顔つきに。

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クイック解説

さてさてさて、チューダー ブラックベイ フィフティ-エイト・ファミリーに新たに加わったのは、ブラックベイ フィフティ-エイト"ネイビーブルー"と名付けられたオールブルーのバージョンだ。オンライン上で様々な情報に触れている熱心なチューダー愛好家にとっては、それほど驚きではなかったかもしれない。しかし、オリジナルのブラック/ギルトダイヤルのBB58は、今日の市場で最もホットな時計の1つに挙げられ(この40万円前後の価格帯ではなおさらだ)、新モデルの追加、とりわけヴィンテージのインスピレーションを増幅させるものは、大きなニュースになるのである(たとえ本機の登場を予測していたとしてもだ)。

チューダー ブラックベイ フィフティ-エイト 'ネイビーブルー'でもストラップ/ブレスレットを選択可能。ファブリックストラップ(左)、スティール製リベットブレスレット(中央)、シンセティック"ソフトタッチ"ストラップ(右)

チューダー ブラックベイ フィフティ-エイト "ネイビーブルー"。ストラップ/ブレスレットを選択可能。ファブリックストラップ(左)、スティール製リベットブレスレット(中央)、シンセティック"ソフトタッチ"ストラップ(右)。

 ということで、文字盤とベゼルの両方に採用された愛らしいリッチなブルーが特徴的なブラックベイ フィフティ-エイトである。バーゼルワールド2018で発表され、スティーブン・プルヴィレントの『A Week On The Wrist: チューダー ブラックベイ フィフティ-エイトを1週間レビュー(動画解説付き)』で詳細に見たオリジナルのフィフティ-エイト同様に、この新リファレンス79030Bは、直径39mm、厚さ11.9mmで、同じく日付表示なし、ムーブメントは同社の自社製MT5402を搭載している。MT5402は、耐衝撃性と安定性を高めるために、トラバーシングブリッジを採用し、シリコン製ヒゲゼンマイとロレックスのマイクロステラナット式フリースプラング、可変慣性をもつテンワを採用しており、まさにロレックスの技術が詰まったムーブメントといえる。2018年モデルのフィフティ-エイトから少し離れたこの新たなカラーリングは、ブレスレット、シルバーのストライプが付いた素敵なブルーのファブリックストラップ(生産スタートから10周年)、またはフランネルに似た触り心地のシンセティックストラップと組み合わされる。

ファースト・インプレッション

 では、なぜネイビーブルーなのか? というか、過去のブラックベイの多くがベゼルにだけ色を使っていたのに、なぜ文字盤にまでブルーを採用したのだろうか? その理由は、フランス海軍、別名「マリン ナショナーレ」にある。マリン ナショナーレは、同社の特徴的な"スノーフレーク"サブマリーナー(イカサブ)を軍に正式採用しており、そのため通称MNと呼ばれている。MNチューダーは、ブラックとブルーの両方で登場しているが、チューダーは2020年モデルのインスピレーションとしてブルーのバリエーション(Ref.7016, 1969年に遡る)を選んだのだ。そのため新作の79030Bには青い文字盤とベゼルが見られるというわけだ。

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 もっと多くの詳細を記載した我々の記事やいくつかのMNチューダーをフィーチャーしたコレクションもご覧いただくことが可能だ(NATOストラップがこれほど格好良く見える時計はほとんど無い)。

 MNチューダーは最終的に、モキ・マーティンのRef.7928のように戦場で活躍した初期のモデルから生まれた。60年代から70年代にかけて、チューダーがマリン ナショナーレと関わったことで、真の軍用ダイバーズウォッチとして発展したのだ。それだけでなく60年代後半のRef.7016/0や70年代半ばのRef.9041/0は非常に収集価値が高く、ブラックベイ フィフティ-エイトのようなヴィンテージスタイルの時計には理想的なリファレンスといえる。


歴史あるチューダーブルーを落ち着いた色味で表現
By Yu Sekiguchi

 本日、僕は発売を間近に控えた"ネイビーブルー"を見る機会を得た。本機は、1969年に登場したチューダー プリンス オイスターデイト サブマリーナー Ref.7021(Ref.7016と同時に登場した)をルーツとしているそうだ。Ref.7021は、チューダーとして初めて発表したブルーのスポーツウォッチであり、それ以来同社にとってブルーというのは、実は馴染み深い色であるわけだ(今日では各所で見かけるが)。確かに、チューダーの現行ラインナップでも、ペラゴスやスムースベゼルのブラックベイなど、幅広いコレクションで青ダイヤルを見ることができる。本機の色は、明るすぎずにスポーティさも程よく抑えられているネイビブルーであるため、既存のBB58よりもモダンに、ファッションに合わせて楽しむことができそうだ。

 BB58の質感の良さや自社ムーブメントも含めた完成度の高さは、弊誌でも繰り返し取り上げてきたので、ここで繰り返すことはしないが、僕が今回気になったのはストラップでの小技である。本機には、定番のブレスレットの他、2種類のストラップが用意されるが、一方はチューダーとして初採用したシンセティックレザー、もうひとつはNATOのようなファブリックストラップだ。シンセティックレザーのほうは、時代のサスティナブルな流れと呼応して登場した側面も大きいと思うが、素晴らしい仕上がりになっていた。表面はフランネルのような起毛した質感とても軽量、パッと見はレザーのようにも見える。裏面にはラバーが貼られており、その軽さを相まって夏場でも快適に着用できそうだ。

 また、ファブリックストラップについては、ジェイムズが既に述べたとおりフランス海軍に時計を納入していた歴史にデザインの由来がある。当時チューダーが軍に納めていたのは、時計本体のみでストラップは各個人にまかせていたようだ。海兵たちは、パラシュートを収納していた入れ物の持ち手のヒモを各々で時計のストラップに流用していたらしく、そのデザインがセンターラインの入ったこのストラップの起源となっている。

ブルーのシンセティックレザー

シンセティック"ソフトタッチ"ストラップ

ブルーのファブリックストラップ

ファブリックストラップ

By James Stacey

 これはチューダーにとって、予測可能なハットトリックなのだと思う。その理由は、
(1)非常に人気の高いブラックベイ フィフティ-エイトに特徴的な遊びを加えたこと
(2)軍需品サプライヤーとしてのブランドの歴史と記録、特にこの場合はマリン ナショナーレとの関係を結びつけたこと
(3)引き続き人気のブラックベイラインナップのコレクション性を活用するという点で、(1)と(2)の両方の橋渡しをしたことなどが挙げられる。

 このブルーの美しさを 実機で見る事が出来れば もっと多くの情報が得られる。それまでは、クレジットカードを用意してウェイティングリストに登録し、フィフティ-エイトの新しいネイビーブルーとオリジナルのブラックのどちらが好みかコメント欄で教えて欲しい。


基本情報

ブランド: チューダー(Tudor )
モデル名: ブラック ベイ フィフティ-エイト "ネイビーブルー"
型番: 79030B

直径: 39mm
厚さ: 11.9mm
ケース素材: ステンレススティール
文字盤色: ブルー
インデックス: アプライド
夜光: あり、インデックスと針
防水性能: 200m
ストラップ/ブレスレット: スティール製リベットブレスレット、ブルー"ソフトタッチ"ストラップ、またはジュリアンフォール社製ブルーファブリックストラップ


ムーブメント情報

キャリバー: MT5402
機能: 時、分、秒
直径: 26mm
厚さ: 4.99mm
パワーリザーブ: 70時間
巻き上げ方式: 自動巻き
振動数: 2万8800振動/時
石数: 27
クロノメーター認定: あり、COSC


価格&発売時期

価格: 33万2000円(ソフトタッチ、ファブリック)、36万3000円(スティールブレスレット)(全て税抜)
発売時期: 7月1日16時から

詳細はチューダー公式サイトへ。