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Watch Spotting 2025年第82回ゴールデングローブ賞の授賞式で見かけた腕時計

真田広之からダニエル・クレイグ、エルトン・ジョンまでゴールデングローブ賞のレッドカーペットで見かけた時計をご紹介。

現地時間の1月5日、第82回ゴールデングローブ賞が華やかに開催されました。この栄誉ある授賞式では、日本人俳優たちの快挙が大きな注目を集めました。ドラマ『SHOGUN 将軍』(ディズニープラス)の主演を務めた真田広之が、ドラマシリーズ部門で日本人初となる主演男優賞を受賞。同じ作品に出演した浅野忠信も助演男優賞を獲得し、これまた日本人俳優としては初の快挙となりました。

 授賞式は日本でも大きな話題となり、一流スターたちが華麗なドレスやタキシードでレッドカーペットを彩るなか、僕たちが目を奪われたのは、彼らの手首で輝きを放つ数々の腕時計でした。ハリウッド最大の舞台に立つスターたちを照らす無数のライトの中で、時計たちはその存在感を存分に発揮し、装いを一層引き立てていました。この記事では特に僕たちの目に留まった時計をご紹介します。

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ダニエル・クレイグ: オメガ スピードマスター ムーンウォッチ プロフェッショナル、セドナゴールド

映画『クィア/Queer』での演技により最優秀男優賞にノミネートされたダニエル・クレイグ。

オメガ スピードマスター ムーンウォッチ プロフェッショナル、セドナゴールド

 ダニエル・クレイグといえば、未発表のスピードマスターやシーマスターを着用して登場し、時計愛好家たちを騒がせてきた存在ですが、今回はすでにリリースされている18Kセドナゴールド製ケースのスピードマスター ムーンウォッチ プロフェッショナルがその手に。このモデルには、ブレスレットまでゴールドで統一されたバリエーションもありますが、彼が選んだブラックレザーストラップは、ジョルジオ アルマーニのスーツと完璧にマッチし、エレガントでドレッシーな印象をさらに際立たせました。

 本モデルについては、記事「オメガ スピードマスター プロフェッショナル ムーンウォッチ Cal.3861」をご覧ください。その他の詳細は公式サイトへ。


真田広之: IWC ポルトギーゼ・オートマティック 42 Ref.IW501701

真田広之

IWC ポルトギーゼ・オートマティック 42 Ref.IW501701

 2025年のゴールデングローブ賞授賞式で真田広之の手首を飾ったのは、IWC ポルトギーゼ・オートマティック 42のホワイトダイヤルモデルでした。ポルトギーゼ・オートマティック 42は、3時位置にパワーリザーブ表示と9時位置にスモールセコンドを配したモデルです。

 実は一部の時計愛好家のあいだでは、彼がIWCを愛用する俳優であることは知られています。実際、2024年のエミー賞の授賞式では、同じポルトギーゼ・オートマティック 42のバリエーションである、ブラックダイヤルとローズゴールドケースのモデルを着用していました。また、同年にドジャー・スタジアムで行われた始球式では、ダ・ヴィンチ・パーペチュアルカレンダー・クロノグラフを着用していました。今後も彼の手首にIWCが巻かれているか、要チェックですね。

 本モデルについては、記事「Colors in the Dials: シャフハウゼンの空と光を閉じ込めた、IWC ポルトギーゼ」(PR)をご覧ください。その他の詳細は公式サイトへ。


ジェイク・ギレンホール: カルティエ プリヴェ トーチュ

右からジェイク・ギレンホールと恋人のジャンヌ・カデュー。

カルティエ プリヴェ トーチュ

 Apple TV+のシリーズ『推定無罪』(原題:Presumed Innocent)での演技が評価され、ノミネートされたジェイク・ギレンホール。実は彼は2018年にカルティエ初の腕時計アンバサダーに就任した人物です。レッドカーペットの上で着用していたのは、カルティエ プリヴェ トーチュという18Kイエローゴールドケースを備えた2針のドレスウォッチでした。トーチュはカルティエのシェイプウォッチのなかでも最も歴史のあるデザインのひとつで、初登場は1912年に遡ります。モデル名はフランス語で「亀」を意味し、特徴的なケースは、滑らかでエレガントな曲線を描くクラシカルなシェイプが魅力です。実を言うと、この時計を見分けるのに少々手間取りました。2024年に2針モデルと同じタイミングで発表されたモノプッシャークロノグラフも、同じトーチュのケースを採用しているためです。シャツの袖におさまっていて、時計が鮮明に見えない写真が多かったのですが、上に掲載されている写真にサブダイヤルがないことが、今回のモデルが2針のトーチュであると確信する決定打となりました。

 本モデルについては、記事「カルティエ プリヴェ「トーチュ」がモノプッシャークロノグラフとして復活」をご覧ください。その他の詳細は公式サイトへ。


ドウェイン・ジョンソン: IWC ポルトギーゼ・エターナル・カレンダー Ref.IW505701

ドウェイン・ジョンソン

IWC ポルトギーゼ・エターナル・カレンダー Ref.IW505701

 ドルチェ&ガッバーナのライラック色のスーツに身を包んで登場したザ・ロックことドウェイン・ジョンソンの手首を飾ったのは、IWCのポルトギーゼ・エターナル・カレンダーでした。このモデルは、400年周期のカレンダーをプログラムしたセキュラーカレンダーを搭載し、ムーンフェイズは驚異的な4500万年の精度を誇ります。また、ゴールデングローブ賞の数ヵ月前に開催された「時計業界のオスカー」とも呼ばれるジュネーブウォッチグランプリ(GPHG)2024で最高位の金の針賞を獲得した話題のタイムピースでもあります。

 直径44.4mmというマッシブなケースサイズながら、ハリウッド屈指の大柄な体格を持つザ・ロックは、見事にこの時計をつけこなしています。エレガントなスーツと存在感のあるタイムピースの組み合わせは、彼ならではのスタイルですね。

 本モデルについては、記事「IWC ポルトギーゼ・エターナル・カレンダーは史上最も正確なムーンフェイズを備えた、初のセキュラーパーペチュアルカレンダーだ」をご覧ください。その他の詳細は公式サイトへ。


アンドリュー・ガーフィールド: ジャガー・ルクルト レベルソ・トリビュートスモールセコンド、ピンクゴールド

アンドリュー・ガーフィールド

ジャガー・ルクルト レベルソ・トリビュートスモールセコンド

 ジャガー・ルクルトのレベルソといえば、過去のゴールデングローブ賞でも度々見かける常連のような存在です。プレゼンターとして出席した俳優のアンドリュー・ガーフィールドは、70年代風の深いグリーンのグッチのタキシードにピンクゴールドケースのレベルソ・トリビュートスモールセコンドを合わせていました。光沢のあるリッチなブラックラッカーダイヤルは、1931年誕生の初代レベルソのブラックダイヤルへのオマージュで、ピンクゴールドのケースとのコントラストが美しいモデルです。

 本モデルについては、記事「ジャガー・ルクルト レベルソ・トリビュート・スモールセコンドがカラフルに生まれ変わった」をご覧ください。その他の詳細は公式サイトへ。

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エディ・レッドメイン: オメガ シーマスター アクアテラ 41

エディ・レッドメイン

オメガ シーマスター アクアテラ 41

 テレビシリーズ『ジャッカルの日』(原題:The Day of the Jackal)での演技が評価され、最優秀男優賞にノミネートされたエディ・レッドメインは、ステンレススティール製ケースにブラックラッカー仕上げのダイヤルを備えた41mmのシーマスター アクアテラを着用して登場しました。ヴァレンティノの格子柄スーツが際立つ存在感を放つ中、シックなブラックダイヤルのシーマスター アクアテラ 41は、その洗練されたデザインで全体のバランスを絶妙に整えています。

 本モデルについては、記事「オメガ シーマスター アクアテラにラッカー仕上げのブラックダイヤルモデルが登場」をご覧ください。その他の詳細は公式サイトへ。


ミシェル・ヨー: リシャール・ミル RM07-01 インターギャラクティック ミスティーナイト

ミシェル・ヨー

リシャール・ミル RM07-01 インターギャラクティック ミスティーナイト

 バレンシアガのブラックドレスにリシャール・ミル RM 07-01 インターギャラクティック ミスティーナイトを合わせて登場したミシェル・ヨー。彼女はカンヌ映画祭、メットガラ、アカデミー賞の授賞式など、レッドカーペットのたびにリシャール・ミルを愛用する姿が目撃されています。その関係の始まりは、彼女の夫であり、国際自動車連盟(FIA)の9代目会長を務めるジャン・トッドを通じてスタートしました。2011年には、彼女とリシャール・ミルのコラボレーションによるRM 051 トゥールビヨン ミシェル・ヨーが発表され、それ以来、彼女が選ぶ時計は常にリシャール・ミルとなっています。

 今回のRM 07-01 インターギャラクティック ミスティーナイトは、カーボンTPT製のベゼルとダイヤルに、ダイヤモンドとレッドゴールドスタッズをあしらったゴージャスなモデルで、まるで夜空に輝く星々を表現したかのようなデザインが特徴です。

 本作の詳細は公式サイトへ。


ジェフ・ゴールドブラム: ヴァシュロン・コンスタンタン トラディショナルムーンフェイズ、ホワイトゴールド

ジェフ・ゴールドブラム

ヴァシュロン・コンスタンタン トラディショナルムーンフェイズ、ホワイトゴールド

 プレゼンターを務めた俳優ジェフ・ゴールドブラムは、この特別な場でヴァシュロン・コンスタンタン トラディショナル ムーンフェイズを着用して登場しました。直径37.5mmという程よいサイズ感のホワイトゴールド製ケースに、548個のラウンドカットダイヤモンド(約2.26ct)がスノーセッティングされた、非常にゴージャスな一本です。この時計の最大の特徴は、122年に一度しか調整を必要としないムーンフェイズです。また、ケースバックはトランスパレント仕様で、繊細な仕上げが施された手巻きムーブメント、Cal.1410 ASを鑑賞することができます。華やかなレッドカーペットでひときわ輝いていた1本でした。

 本作の詳細は公式サイトへ。


ニコール・キッドマン: オメガ 1920年のアール・ヌーヴォーのタイムピース

ニコール・キッドマン

オメガ 1920年のアール・ヌーヴォーのタイムピース

 映画『ベイビーガール』での演技により最優秀女優賞にノミネートされたニコール・キッドマンは、1920年代の希少なアール・ヌーヴォースタイルの腕時計を着用して登場しました。2005年からブランドアンバサダーを務める彼女が選んだこのタイムピースは、当時の特徴的な曲線美とアラベスク模様が見事に施されており、プラチナ製ケースには24個のブリリアントカットダイヤモンドがセットされています。歴史的価値の高い貴重なアーカイブピースを見事につけこなしていました。

 詳細は公式サイトへ。


ロビー・ウィリアムズ: ショパール L.U.C XPS ツイスト QF

左からロビー・ウィリアムズと妻のアイダ・フィールド。

ショパール L.U.C XPS ツイスト QF

 映画『BETTER MAN/ベター・マン』で主題歌賞にノミネートされたロビー・ウィリアムズは、結婚13年目を迎える女優アイダ・フィールドとともにレッドカーペットに登場しました。キラキラと輝く大胆なシルバーのスーツにクリアフレームのサングラスを合わせたスタイルは、ひときわ目を引きます。そんな彼の手首を飾っていたのは、ショパール L.U.C XPS ツイスト QFでした。このモデルは、直径40mm、厚さわずか7.2mmというエレガントなプロポーションを持つ18Kホワイトゴールド製ケースに、ブルーグレーのダイヤルを組み合わせた限定モデルです。ツイストシリーズの象徴である7時位置にオフセットされたスモールセコンドが特徴的で、独自のデザイン性が際立ちます。

 本作の詳細は公式サイトへ。


グレン・パウエル: ヴァシュロン・コンスタンタン オーヴァーシーズ デュアルタイム、ピンクゴールド

グレン・パウエル

ヴァシュロン・コンスタンタン オーヴァーシーズ デュアルタイム

 映画『ヒットマン』でコメディ・ミュージカル部門の主演男優賞にノミネートされたグレン・パウエルは、ヴァシュロン・コンスタンタン オーヴァーシーズ デュアルタイムを着用して登場しました。このモデルは、2024年のWatches & Wondersで発表され、オーヴァーシーズコレクションに新たに加わった一品で、グリーンダイヤルとピンクゴールドケースの組み合わせが特徴です。デュアルタイムゾーン機能に加えて、デイ/ナイト表示とポインターデイトを備えたこのモデルは、実用性とエレガンスが両立されており、多彩な役柄をこなすグレン・パウエルのキャラクターを象徴するかのような1本です。

 本モデルについては、記事「ヴァシュロン・コンスタンタン オーヴァーシーズコレクションに新たなグリーンダイヤルモデルを追加」をご覧ください。その他の詳細は公式サイトへ。


ジェレミー・ストロング: リシャール・ミル RM 72-01 オートマティック フライバック クロノグラフ ル・マン クラシック

ジェレミー・ストロング

リシャール・ミル RM 72-01 オートマティック フライバック クロノグラフ ル・マン クラシック

 HBOのドラマシリーズ『メディア王 〜華麗なる一族』(原題: Succession)に出演する俳優ジェレミー・ストロングは、ロロ・ピアーナがカスタムメイドした翡翠色の豪華なベルベットスーツに同系色の眼鏡やバケットハットをコーディネートして注目を集めました。彼がそんなスタイルに合わせた時計は、グリーンのラバーストラップを装着したリシャール・ミル RM 72-01。本作はリシャール・ミル初の自社製フライバッククロノグラフムーブメントであるCal. CRMC1が搭載が搭載されたモデルです。

 本モデルについては、記事「リシャール・ミル RM 72-01 ル・マン クラシックが登場」をご覧ください。その他の詳細は公式サイトへ。


エルトン・ジョン: ロレックス コスモグラフ デイトナ Ref. 126589RBR

エルトン・ジョン

ロレックス コスモグラフ デイトナ Ref. 126589RBR

 音楽界のレジェンドであるエルトン・ジョンは、昨年、クリスティーズオークションで自身のコレクションからカルティエのクラッシュやロレックスのレオパード デイトナを含む30本以上の時計を販売しました。希少で華やかな貴金属製の時計を好む彼らしく、ゴールデングローブ賞で作曲賞のプレゼンターを務めた際には、MOP(マザーオブパール)ダイヤルとダイヤモンドベゼルを備えた豪華なロレックス コスモグラフ デイトナを着用して登場しました。

 詳細は公式サイトへ。

All celebrity photos courtesy of Getty Images.

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