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Just Because ウォッチズ&ワンダーズ 2022 ロレックスがどんな新作を発表するかは本当に不明だが、我々が考えるいくつかの提案

絵を描くのが夢で、その夢(時計)を描く。

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本日からジュネーブで開催されるWatches & Wonders 2022でロレックスが何を発表するかは、皆さんのご想像にお任せするが、だからといって我々が挑戦しないわけではない。馬鹿の一つ覚えかもしれないが、ちょっと夢を見るのは楽しいことだし、Photoshopのスキルを10年生レベル(それはいいすぎか)に保つこともできる。以下は、我々が見たいと思いつつも、ほぼ間違いなく見ることのできない5本の夢のロレックスたちだ。でも、それでいい。多分。

現代版のターノグラフ - ジャック・フォースター
a mock up of a modern rolex turnograph

 ロレックスが今後発表する作品には、おそらく2種類のウィッシュリストがあると思う。一方は、いつか作られる可能性のあるものを望むことであり、もう一方は、おそらく作られることはないばかりか、王者が実際にあなたの心を読んで作ることを決めたとしても、おそらく買えないような絵空事のようなものだ。最初のカテゴリーではターノグラフの復活を心底望む。特にゴールドベゼルのツートンカラーは、ロレックスがこれまでに作った時計のなかで最もハンサムなもののひとつだと私はいつも思っている。このRef.116246は、私にとってクラシックロレックスの真髄を表す時計のひとつなのだ(カタログに復活することは期待できないが、これは希望的観測でいいと聞いている)。

 ふたつめは、ロレックスがチェリーニ プリンスを復活させてくれたら絶大な喜びを感じるだろう。ロレックスと聞いて99%の人が思い浮かべるものとは違うが、ロレックスの最も素晴らしいヴィンテージモデルのひとつに直結しているし、私はそれを身につけ、ディスプレイバックからムーブメントを鑑賞することをこの上ない喜びと感じるだろう。

ヨットマスターベゼルの赤サブ - ダニー・ミルトン
a mock up of a sub with a yachtmaster bezel

 私がこの時計ファンタジーデザインゲームに初めて挑戦したとき思い浮かべたのは、ロレックスが製造することができるであろう、オールゴールドの36mmエクスプローラーだった。今回は、ロレックスが決して製造しそうもない、純粋にわがままな、あえて言うなら突飛な選択をすることにした。見よ、これが私の妄想するモダンな赤のサブマリーナーだ。

 インスピレーションは、私の好きなロレックスのヴィンテージモデルと、好きな映画から得たものだ。赤のサブマリーナーRef.1680であること、1976年の『大統領の陰謀』で、ロバート・レッドフォードがボブ・ウッドワード役でこの時計を着用していたことで有名だ(しかもレッドフォードの個人所有の時計だった)。赤のサブマリーナーは短命に終わり、我々が知るようになったオールホワイトテキストのサブマリーナー デイトに道を譲った。しかし、日付なしの赤サブは存在しなかった......今までは。そして、それにひねりを加えた。私はマットなセラミック製のヨットマスターベゼルを高く評価していて、往年の最も象徴的なツールウォッチに、必要とされるツールらしいスタイリングをもたらせたと考えている。皆ジェームズ・ステイシーの素晴らしいデザインワークに目を奪われているはずだが、決して作られることのないダイバーズウォッチだ。しかし、私は夢を見ることができる。

10周年記念のプラチナ製スカイドゥエラー グリーンダイヤル - ローガン・ベーカー
a mock up of a green dial sky-dweller

 10年前の2012年、ロレックスとしてはここ数十年で最も複雑な時計であるスカイドゥエラーを発表した。その5年後の2017年、スカイドゥエラー初のステンレススティールバージョンが発表。そして2022年、10周年を迎えるこのモデルは、プラチナケースとグリーンダイヤルの装いで登場すると私は予想している。ロレックスはアニバーサリーが大好きで、スカイドゥエラーもアニバーサリーのプラチナとアイスブルースキンで登場する可能性があるが、今回はクリーンなグリーンルックを選ぶに違いない。

 ロレックスにはより複雑機構を期待してしまうところもあり、コンテンポラリーなRef.4113スプリットセコンド・クロノグラフの復刻を望む。偶然にも今年80周年を迎えるけれど、まあスカイドゥエラーにより焦点が当てられる可能性が高いとは思う。

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エアキングの復活 - コール・ペニントン
a grey dial air-king mockup

 ロレックスのパイロットウォッチといえばGMTマスター IIが有名で、エアキングはちょっと脇に追いやられているような感じだ。それは、エアキングの登場した戦後間もない航空時代よりも、GMTマスターが誕生したジェット時代の方が共感しやすいからではないだろうか。エアキングは1945年、GMTマスターは1954年に発売された。わずか9年の差とはいえ、そのあいだに求められるデザインは大きく変化していたのだ。では、どうすればエアキングの栄光を取り戻せるのか。その答えは、オイスター パーペチュアルシリーズのなかにある。

 ネオ・ヴィンテージであるエアキングRef.14000は、現行の36mmオイスター パーペチュアルシリーズをエアキングのリバイバルモデルとして生まれ変わらせるための格好のテンプレートとなる。必要なのは、過去に見られたようなエアキングのブランドマークを入れることと、文字盤にグレーなどのクラシックカラーを復活させることだ。1945年から2014年まで、エアキングはオイスター パーペチュアルと密接な関係にあったが、その後2016年に刷新されると、マニアはこのモデルに飽きたようだ。エアキングには、かつてのように、しかし現代に即した形で復活してもらいたい。

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チタン製デイトナ - ジェームス・ステイシー
a mockup of a titanium daytona

 夢って言ったよね? では、一緒に可能性の外側にある領域へ少しドライブしてみよう。チタン製のデイトナはいかが? 最高だろう? デイトナといえば、モータースポーツと密接な関係を保ってきたモデル。そのため、チタン製のモデルは、既存の貴金属製のモデルと比較すると非常に理にかなっていると思う。チタンはハイエンドの自動車部品によく使われているし、チタン製デイトナは、このブランドの長年のモータースポーツ・クロノグラフに特別なアレンジを加えたものと言えるかもしれない。カーボンファイバーについても同じようなことを主張したいところだが、Photoshopでカーボン製のデイトナを作れるほど上手くはない。これもまた素晴らしいものだと思うのだが、現実にはあまり実現しそうにない。

 デイトナは少し判読性が悪いので、インダイヤルを埋めて、針のコントラストを強調した。また、ベゼルにダークグレイのインサートがあれば、さらに見やすくなると思う。それ以外はノーマルのデイトナ(目をつぶって)だが、チタン製なのだ。

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これらのロレックスの時計はどれも本物ではありません。どれも買えません(ごめんなさい)。しかし、HODINKEE Shopのロレックス中古コレクションはこちらでご覧いただけます。