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エントリーレベルでは、ハイエンドウォッチメーカーの最も安価な時計を検討します。それでも決して安くはありませんが、どんなブランドにもスタート地点があるのです。
ノモスのような会社は他にない。ヨーロッパの独立系時計メーカーで、本物の自社製時計を5o万円アンダーで提供できるところは他にあるだろうか? それは、ノモス グラスヒュッテにほかならない。ノモス グラスヒュッテに始まり、ノモス グラスヒュッテに終わるのだ。
つまり、ノモスの時計はすべて価値あるものであり、コレクションへの入り口ラドウィッグの時計が選ばれている。このコレクションは、ノモスのカタログでも最も古いコレクションのひとつである。1992年に発表されたこのコレクションは、ノモスの現行モデルで唯一、文字盤にアラビア数字やアプライドマーカーではなく、ローマ数字が採用されている。ノモスのドレスウォッチのなかで、最もフォーマルなモデルである。
ラドウィッグには様々なサイズや文字盤処理が施されたモデルがあるが、そのなかで最もリーズナブルなモデルが最小のモデルになる。33mm×6.5mmというスリムなサイズながら、自社製キャリバー「アルファ」を搭載し、ノモスウォッチの特徴である長くまっすぐなドリルラグが大きな存在感を示している。
あなたの手首には、スリムで華奢すぎるだろうか? それは、自分次第だ。私は大きな時計が好きな方なので、個人的にはこのような小さなサイズを受け入れるのはためらってしまう。しかし、最近Hodinkeeの2人の同僚が私の考えを変える手助けをしてくれた。
Hodinkeeのオフィスで最もクールでシャープなドレッサーであるマイルス・クサバ(Myles Kusaba)とジェフ・ヒラルド(Jeff Hilliard)と一緒に、ノモスの最新リリースに目を通したとき、発表されたばかりのブラックダイヤルのラドウィッグ 33 ノアールに出会った。私はこの時計をスキップして、新しいクラブスポーツ 37に集中するつもりだったが、マイルスとジェフはこの小さくてシンプルなドレスウォッチにこだわっていた。
そして、私が見落としていた魅力をズバリ指摘したのだ。"これは完璧なタキシードウォッチだ!"とね。
タキシードに時計は似合わないという時代遅れのアドバイスを無視すれば、ラドウィッグ 33 ノアールはタイドアップスタイルの超ドレッシーなお供として完璧に理に適っている。この時計はスリムで薄く、日付表示のない、手巻きのドレスウォッチなのだ。
ノモスはマーケティング資料のなかで、本機を完璧な女性用ドレスウォッチ、つまり時計界のLBD(リトルブラックドレス)と表現している。しかし、男性だって楽しみたい。直径33mmというサイズに躊躇する必要はないわけだ。
そして、ラドウィッグ 33最大の魅力は、22万5500円という価格だ。シルバー文字盤のデュオ・エディションのような過去モデルは、現在でも小売店で入手可能で、ノモスのなかで最も手頃な価格帯のモデルである。
ドイツ製の自社製ムーブメント、サファイアクリスタル、バウハウスに通じるデザイン、そのすべてが、ブラックタイの夜にもブラックドレスの夜にもふさわしい1本の時計として、この価格で手に入れることができるのわけだ。
ノモス抜きでどうする? そんなの、知りたくもない。
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Hodinkee Shopは、ノモス グラスヒュッテの時計の正規販売店です。
ノモス グラスヒュッテについての詳細は、ブランドの公式ウェブサイトをご覧ください。
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