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November 30, 2020
November 30, 2020
Introducing シュワルツ・エチエンヌ ローマ・シナジーはカリ・ヴティライネンとのコラボレーションモデル

Introducing シュワルツ・エチエンヌ ローマ・シナジーはカリ・ヴティライネンとのコラボレーションモデル

シュワルツ・エティエンヌのムーブメントにカリ・ヴティライネンのタッチが加えられることで、何が起こるのだろうか?

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クイック解説

 ローマ・シナジーは、ハイウォッチメイキングの世界で重要な2人の名を冠したプロダクトだ。これは、時計業界の異なる側面で活躍する2人のリーダー―シュワルツ・エチエンヌ(Schwarz Etienne)とカリ・ヴティライネン(Kari Voutilainen)―のパートナーシップによるものである。カリ・ヴティライネンは、手仕上げ技術の巨匠として高い評価を得ており、ギヨシェやエナメルといった多彩な技法を駆使した文字盤を制作している。彼は、伝統的なスイスの高級時計にルーツをもちながらも、新たな色使いで話題を呼んでいる。シュワルツ・エチエンヌは、ヴティライネンほどの知名度はないかもしれないが、裏では業界の強豪として活躍している。100年以上の歴史をもつ同社は、自社製の時計だけでなく、新星のミン(Ming)のようなブランドのための最先端のキャリバーも製造している。

 シュワルツ・エチエンヌのラインナップの中でも特に人気の高いドレスウォッチ「ローマ」は、ヴティライネンのキャンバスとなるモデルだ。39mmという控えめなサイズのステンレススティール製ケースは、厚さ11mmとシャツの袖の下にすっぽりと収まる。ケース内部にはシュワルツ・エチエンヌのCal.ASE 200.00が内蔵されており、スモールセコンドとマイクロローターを搭載している。マイクロローターはムーブメントプレートと一体となっており、最大86時間のパワーリザーブと薄型サイズを実現している。

 このマイクロローターのもう1つの興味深い点は、基本的にはほぼフルプレートのムーブメントであるため、多くのスペースが確保されていること。マイクロローターにはレ・アトリエ・カリ・ヴティライネンの装飾が施され、ラチェットホイール(マイクロローターの横にある大きなホイール)にはスネイルとダイヤモンドが施されている。さらに、ブリッジの面取りは手作業で施され、ブラックポリッシュされたスティールパーツが、仕上げに統一感をもたせている。ブラックポリッシュは、ブリキ板にダイヤモンドペーストを塗布してから、手作業で仕上げる部品を取り出し、鏡面仕上げになるまで擦り付けることで行われる。

 文字盤側には、ヴティライネンのシグネチャーであるギヨシェが全面的に施されている。このデザインの魅力の1つは、バラのようなエンジンターン模様が、面白いコントラストと深みを生み出すように相互に作用している点にある。ローマ・シナジーには、オーシャンブルーとサンドグレーの2色の文字盤がある。文字盤は全て、ローズエンジンの機械で手作業で何度も対照的な仕上げが施されている。アワートラックのソレイユ(太陽)パターンは、スモールセコンド以外の文字盤のほとんどを構成するエカイユ・ド・ポワソン(魚の鱗)パターンを縁取るもので、ヴァーグ(波)パターンで処理されている。

 12時直下にはシュワルツ・エチエンヌの名が記され、6時位置のシルバーのプレートでは、ヴティライネンがこの作品の制作に携わったことが示されている。各色50本が製作される。

ファースト・インプレッション

 2019年GPHGアワードの授賞式で、カリ・ヴティライネンが受賞のためにステージに上がらなかった時間は、30分を超えなかったように思えた。そして、ローマ・シナジーはまさに、コミュニティが彼の作品をとても刺激的で爽やかなものとしている理由を示すタイプの時計だ。ヴティライネンの作品は、パルミジャーニ・フルリエに入社したときからのスタイルであり、それ以来、彼は独立時計師界の寵児となり、数々の授賞式を席巻している。数十年前にスイスに移住したフィンランド人の彼は、静かで謙虚、そして控えめな性格の人物だ。彼と娘のヴェンラ・ヴティライネンとのランチ会で、カリ氏は、顧客や他の時計メーカーとのコラボレーションによるデザインに大きな興奮と満足感を得ていると話してくれた。ローマ・シナジーの発表を見たとき、私はすぐにこのプロジェクトがどれほどエキサイティングなものであったかを想像した。ヴティライネンには、ある種のポジティブさがある。それが、彼の驚異的な作品だけでなく、カルト的なファンを生み出してきた魅力の一部なのではないだろうか。

 このような次元でのコラボレーションは特に稀なことであり、ヴティライネンがシュワルツ・エチエンヌのようなメーカーとペアを組むのを見られるのは、かなり特定のオーディエンスの間で大きな関心を集めることになるだろう。もしかしたら、GPHGのシーズンには、彼はこの時計で別の賞を受賞しているかもしれない。

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基本情報

ブランド: シュワルツ・エチエンヌ(Schwarz Etienne)
モデル名: ローマ・シナジー(Roma Synergy)
型番:  WROVMA03SSCUBCLTD-A

直径: 39mm
厚さ: 11mm
ケース素材: ステンレススティール
文字盤食: オーシャンブルーまたはサンドグレー
インデックス: アプライドのアラビア数字とバトン
夜光: なし
防水性能: 50m
ストラップ/ブレスレット: レザーストラップ


ムーブメント情報

キャリバー:  ASE 200.00
機能:  時、分、6時位置にスモールセコンド
パワーリザーブ: 86時間
巻き上げ方式: 自動巻き(マイクロローター)
振動数: 2万1600振動/時
石数: 33


価格&発売時期

価格: 2万9500スイスフラン(スイスVAT込み: 約340万円)、2万74000スイスフラン(スイスVAT抜き: 約317万円)
発売時期: 10月上旬
限定: 各文字盤50本限定

詳細はシュワルツ・エチエンヌ公式サイトへ。