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Weekend Edition 時計の世界、そしてその先へのフォトレポート

百聞は一見にしかずということもある。

1枚の写真が1000の言葉に値するとしたら、フォトレポートという形式は広い時計界の具体的でしばしば希少なものを見せてくれながら、僕たちを膨大な活字を読む手間から救ってくれている。僕自身、写真撮影が趣味のようなものなので、このような投稿はとても楽しい。僕の情熱が時計と時計愛好家のための視覚的背景を提供するひとつの(できれば美しい)コレクションにまとめられるからだ。

a JLC reverso

 今回の画像を満載したWeekend Editionでは、広くさまざまなスペシャルフォトレポートを集めた。写真というフォーマットの、そして時計愛好そのものの幅広さを伝えるものだ。時計はアート、デザイン、ファッション、クルマ、カメラ、スポーツ、アドベンチャーなど(まだほんの一部)、さまざまなジャンルと密接に関わり合っているのだ。

 時計がさまざまなものの一部となりうるようにフォトレポートもまた、さまざまなものの一部となりうる。これまで、虹のようなポルシェの個性的なカラーや、ミッレ ミリアの素晴らしいクルマコンコルソ・デレガンツァのファッションと時計など、さまざまな例を取り上げてきた。

cartier santos

 そして、それは僕だけではない! 才能ある同僚たちは、SIHH(覚えてる?)のファッションと時計HODINKEEのミートアップリープデイグッドウッド・リバイバルHBCUホームカミング、そしてムーンスウォッチ発表の騒動などで同じように行動してきた。僕たちはクールなシーンに時計があったら、カメラ片手に登場するだろう。

 僕が撮影したものであろうとなかろうと、モデムを焼き切るような古きよきフォトレポートが大好きだ。このフォーマットによって、未知のもの、あるいはスノーポロやティフ(Tiffany Wade)が素晴らしい舞台裏取材をしたWatches & Wondersのように、暗黙の参入障壁や地理的距離に阻まれたものを、僕たちの共通の時計愛という身近なものと一緒に見ることができるからだ。

 ここでは、定番のミートアップからファッショナブルな時計、有名ディーラーのコレクション、さらには砂漠でのスキューバダイビングまで、時計界の特別なシーンを切り取った、僕のお気に入りのフォトレポートを5本紹介したい。

a vintage GMT-Master

特集記事

ピッティ・ウオモで見たヴィンテージウォッチとモダンウォッチの融合

 ロバート・スパングル(Robert Spangle)がピッティ・ウオモやそのほかの場所で撮影した、いつもファッショナブルで素敵なフォトレポートからひとつを選ぶのは難しいが、今年1月の最新作が僕のいちばんのお気に入りだ。スタイルと時計のセレクションが融合し、特に“最高の服装”をした人々の様子はとても楽しい。レベルソやヴィンテージのGMTマスターもいいし、特にスピードマスター(下)は、柔らかいブラウンのレザーストラップとジャケットの柄がとてもよく合って完璧だ。ファッションを見に来て、時計のために滞在するのだ。

a speedmaster

ロサンゼルスでブルネロ クチネリとともに過ごす、時計とファッションの夜

 これは以前に撮影したものだ。2019年の10月に、LAでHODINKEEがファッションブランドのブルネロ クチネリ(Brunello Cucinelli)と開催したこの夜のイベントを思い出して、コミュニティのウォッチイベントがどれだけ懐かしくなったかを実感した。もちろん食事は最高で服も本当に素敵だったが、このようなイベントを作るのは人だ。そしてリストショットをスナップして、話題の時計を身につけている人について知るのは、いつもとても楽しい。珍しいセイコーからロレックス、オメガ、そしてAP、VC、ゼニスの珍しいものまで(もちろんA+級のカメラも)、素晴らしいイベントとともに懐かしく思い出す。

海、砂、そしてサーチナ:ユタ砂漠でのダイビング

 フォトレポートはファッションや集いだけではない。コールによるこの記事は、写真家が時計の大きな背景を捉えたときに、この形式の強さが発揮されることを示している。この場合、コールはハンサムで高性能なサーチナ DS PH200Mをユタ州の砂漠の真んなかでダイビングに使った。このようなストーリーは実際に見てみないとわからないものだが、特異な環境にもかかわらず、サーチナはとてもよく映えている。

a certina dive watch in the water

マイアミで時計を買う(再訪)

 これは僕が撮影し、制作がとても楽しかったので、特にわがままなチョイスだ。2019年、Watches & Wondersのためにマイアミに滞在していたとき、僕はこの街の注目すべき時計ディーラー、マシュー・ベイン(Matthew Bain)氏のオフィスに立ち寄った。計画では何本かの特別な時計を見て、目の保養となる写真を多用したストーリーを作る予定だった。ところが、マシューと彼のチームは唖然とするような時計の数々を次々と見せてくれた。ロレックス、パテック、カルティエ、UG、AP、ヴァシュロン・コンスタンタン、そしてブランパン、ホイヤー、オメガ、ロンジン、ブライトリングからの大物も登場した。すごい午後だった。100枚以上になる画像をクリックすれば、その理由はすぐにわかるだろう。

A patek nautilus

ニューヨークのヴィンテージ・ロレックスの密会に潜入

 ニューヨークで開催されたロレックスミーティングは、前の記事同様、まさに最高級のビジュアルエンターテインメントだ。このフォトレポートで特に楽しいのは、このミーティングの閉ざされたドアの裏側とヴィンテージロレックスに賛同して持ちこまれた多くの時計(とそれ以上)を見ることができる点だ。レインボーデイトナから、ヴィンテージサブ、GMT、オメガ300、そして派手なパテックまで、写真をたくさん撮らないと伝えきれないほどだ。

a handful of vintage dive watches
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