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Happenings ヴァシュロン・コンスタンタン レ・キャビノティエ・エクストラフラット・ミニットリピーター -風神雷神-を日本初披露

ホモ・ファーベル展で発表された貴重なユニークピースが、11月22日(火)から12月1日(木)にかけて来日。

 ヴァシュロン・コンスタンタンがホモ・ファーベル展でお披露目したユニークピース、レ・キャビノティエ・エクストラフラット・ミニットリピーター -風神-、そしてレ・キャビノティエ・エクストラフラット・ミニットリピーター -雷神-を銀座本店で特別展示を行う。

 ホモ・ファーベル展は幅広い分野の芸術的な職人技を称える国際的な工芸展で、ヴァシュロン・コンスタンタンは今年4月にヴェネチアで開催されたこの展覧会に時計製造、エナメル、エングレービング、ジェムセッティングの分野における熟練職人たちとともに出展。そこで出品されたのが、前述の2本のユニークピースだ。

雷神のダイヤル製作の様子。

 そのモデル名から想像がつくかもしれれないが、これらのユニークピースは日本で国宝に指定されている17世紀に活躍した俵屋宗達による作品『風神雷神図屏風』に着想を得て創作された。『風神雷神図屏風』は金箔背景に彩色を施して風神と雷神を描写した二曲一双の屏風で、江戸時代初期に製作されたといわれており、現在は京都国立博物館が所蔵する。雷神は手に太鼓のバチを握って宙を舞い、風神は風袋を手にもった姿が描かれている。

ケースエングレービングの様子。

 マニュファクチュールのエナメルや、エングレービングの熟練職の専門的な手仕事で作り出されたダイヤルに加え、さらに宝石を留めるジェムセッティングの熟練技術がケースを引き立てる。ふたつの超薄型ミニッツリピーターウォッチを動かすのは、ヴァシュロン・コンスタンタン自社開発・製造による手巻きムーブメント、Cal.1731。創業者ジャン=マルク・ヴァシュロンの生誕年である“1731”を名前に冠したこのムーブメントの厚さは、わずか3.9mm(ケース厚は8.44mm)にとどまる。

 ともにエングレービングを施した18Kホワイトゴールド製のケースとフォールディングクラスプを持ち、レ・キャビノティエ・エクストラフラット・ミニットリピーター -雷神-はバーガンディのアリゲーターレザーストラップ、レ・キャビノティエ・エクストラフラット・ミニットリピーター -風神-はグリーンのアリゲーターレザーストラップを組み合わせる。

レ・キャビノティエ・エクストラフラット・ミニットリピーター -雷神-
レ・キャビノティエ・エクストラフラット・ミニットリピーター -風神-

 また、今回の特別展示では、ルーヴル美術館の職人が創作した四曲屏風も同時展示される。この四曲屏風は、ホモ・ファーベル展に参加したルーヴル美術館の額装工房が、このレ・キャビノティエのユニークピースに着想を得たもの。オーク材を巧みに加工し、タイムピースと同様のモチーフを彫り、金色仕上げで表現した。

 さらに今回の展示では、時計、そしてジュエリー製造で採用される装飾技術を称えたメティエ・ダールコレクションから、日本を代表する漆塗りを用いる蒔絵技法を駆使したタイムピース、メティエ・ダール 「ラ・サンボリック・デ・ラック」コレクションの鯉と滝(2011年)、春(2014年)の2本、及び1924年に製造された懐中時計、侍(1924年)の展示も予定されている。

鯉と滝(2011年)

春(2014年)

 ユニークピースとなるレ・キャビノティエ・エクストラフラット・ミニットリピーター -風神雷神-はもちろん、同時に展示される過去のメティエ・ダールコレクションも、まずお目にかかることのできない希少な逸品ばかり。こうした作品の素晴らしさは百聞は一見にしかず。ぜひともこの機会にその姿を目に焼きつけておきたい。なお、展示スケジュールは以下の通り。予約制ではないが、スムーズな観覧のためにも来店前に必ず電話にて空き状況の確認をして欲しいとのことだ。

レ・キャビノティエ特別来日展示 開催スケジュール

期間: 2022年11月22日(火)~12月1日(木)
場所: ヴァシュロン・コンスタンタン 銀座本店
住所: 東京都中央区銀座4-3-9 2F
TEL: 03-6862-1755
営業時間: 12:00~20:00

そのほかの詳細は、ヴァシュロン・コンスタンタン公式サイトへ。