trophy slideshow-left slideshow-right chevron-right chevron-light chevron-light play play-outline external-arrow pointer hodinkee-shop hodinkee-shop share-arrow share show-more-arrow watch101-hotspot instagram nav dropdown-arrow full-article-view read-more-arrow close close email facebook h image-centric-view newletter-icon pinterest search-light search thumbnail-view twitter view-image checkmark triangle-down chevron-right-circle chevron-right-circle-white lock shop live events conversation watch plus plus-circle camera comments download x heart comment default-watch-avatar overflow check-circle right-white right-black comment-bubble instagram speech-bubble shopping-bag

Photo Report 魅力的かつ華やかな(そして時計も)ピッティ・ウオモ 2024

有名な冬のショーイベントには、メンズウェアがフィレンツェの街に集まる。もちろんウォッチスポッティングもかかせない。

Photos by Robert Spangle

年に2回開催されるフィレンツェのファッションウィーク&トレードショー、ピッティ・ウオモ(Pitti Uomo)は毎シーズン、スタイリッシュな参加者が続々とやってくるため楽しみにしている。そして今年も例外ではなく、さまざまな意味で復権を意味するショーとなった。ネクタイも何もかも含めて、スーツに対するすべてのアプローチが戻ってきたのだ。これには私の大好きな人物のひとりでもある加賀健二(フィレンツェのネクタイブランド、タイ ユア タイの日本法人代表)も非常によろこんでいた。ヴィンテージは、どのファッションウィークでも常に重要な位置にいたが、今シーズンはより多くの参加者がジャンルにとらわれず、頭からつま先までヴィンテージに身を包み、それに見合った時計を身につけていた。

 時計に関連しては、フォーマルで複雑な装飾が施されたものに急激な変化があった。ツールウォッチは実用性を失っているようだ(あるいは単に夏を待っているだけかもしれない)。同様に、ゴールドトーンの時計が本領を発揮した季節でもあった。フィレンツェを代表する金細工職人、パオロ・ペンコもそれに関係しているのかもしれないだろうが、かつてフィレンツェファッションの中心だった彼の人気の指輪やブレスレットは、ミニマリズムと実用性から最大限の装飾へと、突然の転換を反映して勢いを取り戻している。

1940年代のエルジンのミリタリーモデル。

ケイン・クロージャー(Caine Clothiers)のヨナス(Jonas)とジョナタン(Joonatan)。

ヨナスがつけているのは1993年製の18KJLC レベルソ。多用途に使用でき、旅行中も目立たないので気に入っているという。

ジョナタンがフィンランドのオークションで購入し、レストアした1950年代初期のレマニア製パルスメーター付きクロノグラフ。

ADVERTISEMENT

エンジェル・ラモス(Angel Ramos)、ブライアン・サカワ(Brian Sacawa)、カレド・ナスル(Khaled Nasr)。

「私は自身のスタイルを、現代的な感性を持ったクラシックなものと定義しています。それがランゲ1の見方です」とブライアン・サカワ。「汎用性があり、派手さはまりません。ただよく言われるように、知る人ぞ知るです」

「私の好きな時計ブランドはランゲです。これまでも、そしてこれからもね」 とカレド・ナスルは言う。「私にとって、この時計はランゲの出発点です。これほどスポーティな時計をつくるのは非常にユニークであり、1度見ただけで気に入ってしまったため手に入れなければならなかったのです」

ニック・マッコイ(Nick McCoy)と、HODINKEE10周年記念のオメガ スピードマスター 限定モデル(写真上下)。

フィレンツェの伝説的な金細工職人、パウロ・ペンコは、父親のロンジンを身につけていた(写真上下)。

『A Man and His Watch』の著者、マット・フラネック(Matt Hranek)と、彼のヴィンテージロレックス オイスターデイト(写真上下)。

ブライスランズのケンジ・チュン(Kenji Cheung)。

チュンのロレックス デイトジャスト。

東京を拠点に活動するデザイナー、イーサン・ニュートン(Ethan Newton)とロレックス サブマリーナー。

ファッション・ジャーナリストでデザイナーのアンソニー・シルベスター(Anthony Sylvester)。

シルベスターのロレックス オイスターデイト プレシジョン。

加賀健二とオーデマ ピゲ ロイヤル オーク。

フィレンツェを拠点とするタイ ユア タイの加賀健二。

ADVERTISEMENT

ファッションデザイナー。

ファッション・エディターのクレイトン(Craughton)。

クレイトンがつけていたのはナオヤ ヒダ&コーのタイプ 1D。

ニコラ・リッチとオメガ スピードマスター(写真上下)。

ミラード・アベディ(Milad Abedi)と彼のカルティエ パシャ。

フォトグラファーのミラード・アベディ(右)。

デザイナーのニコラ・ラダーノ(Nicola Radano)。

ラダーノの手首にはロレックス エクスプローラーIIが。